英雄達が集う
どうも西森です
今回はクロスオーバーといった感じで西森キャラが大勢出ます。
このキャラだれ?と思う読者はそれぞれの作品をご覧ください
この世には様々な世界が存在する。
それぞれが同じ様な時間を過ごしているが、その世界同士は決して交わることがないとされている
だが時と場合により、何かが切っ掛けとなり、他の世界同士が交わることがごくたまにあるのだった。
これはそんな話である
ブォンブォンッ…
宇宙の果ての果てにあるとされる何もない空間
この場所に唯一繭のようなものが存在していたのだが、ある日
ピキィッ…!!
ピキピキィッ!!
突然繭に罅が入り
ぬばぁっ!!
繭の中から何かが生まれた。
?「んーーっ!!久し振りに目が覚めてしまった。
確か前に目覚めたのは五千年くらい前だったかな 」
生まれた何かは辺りをキョロキョロ見ると
?「この私を目覚めさせるとは、この世になかなか強い奴がいるらしいな。
はっきりわかるだけでも三つ、そいつらはそれぞれ住む世界が違うようだがそんなの私には関係ない。
退屈しのぎにそいつらと戦ってみるとするか 」
これが後に大きな戦いの切っ掛けになることをこの時は誰一人として気づいていなかった。
一方その頃
東京・フランチェスカ学園3年S組
一刀「えぇと…、次の略した言葉を答えなさい。
『ガラケー』 」
北郷一刀
フランチェスカ学園3年S組所属
スケベだが龍の鎧を纏い、数多くの強敵と戦ってきた強者
一刀「わかった!すぐ後にスマホが出てきて使えなくなったから『ガラクタケータイ』略して『ガラケー』だ! 」
※違います
ただし、体は強いが頭は超絶悪い
そんな一刀と共に補習を受けていたのは
桃香「う〜ん。わかった!制作者はきっと蛇が好きで初期はガラガラ蛇に似ていたから『ガラガラヘビケータイ』略して『ガラケー』だよ 」
※違います
劉備桃香
フランチェスカ学園3年S組所属
胸が大きいのと天然な性格が特徴の優しい女の子だが一刀と同様に頭が悪く、戦闘力が低い
そしてそんな二人の見張り役として
愛紗「お二人とも、その問題を終えるまで帰れませんからね 」
愛紗が見張っていた。
関羽愛紗
フランチェスカ学園3年S組所属
桃香とは義姉妹。胸が大きく、戦闘力も高いが少々厳しい性格なのだが
一刀「はぁ〜、みんなはとっくに帰ったってのに補習だなんて地獄だぁ!?
せめて何かご褒美が欲しいぜ 」
そんなことを愚痴る一刀に愛紗が近づくと
愛紗「でしたら終わりましたら私の体を好きにして構いません♪ 」
と一刀の耳に囁いた(ささやいた)
この世界の愛紗は原作と違い、一刀に対してのみエロい行為をしようとする性格になっていた。
愛紗の言葉を聞いた一刀は
一刀「うっほおぉーーっ!!頑張るぜーっ!! 」
おっぱいを好きにしまくるため張り切りまくった。
桃香「あーっ!!愛紗ちゃん、一刀くんに何か言ったでしょ!! 」
愛紗「あ…姉上、私は何も言っていませんよ 」
桃香「怪しすぎる〜!ずるい〜!! 」
一方同時刻にて
大江戸学園・八雲堂
八雲「毎度ありがとうございました 」
秋月八雲
八雲堂の店主
鬼の刀に選ばれた男であり、一刀同様多くの戦いを経験してきた強者。常に八雲堂が赤字なため経営に苦しんでいる。
吉音「八雲〜、お団子もう一皿ちょうだい♪ 」
徳河吉音
八雲堂の用心棒
将軍になるのが嫌で辞退し、八雲堂の用心棒として雇われるも自身が作り出す食事代が八雲堂の経営を圧迫している。胸が大きく、戦闘力も高いが頭が悪い
八雲「お前も少しは働け! 」
吉音「あたしは先に食べてから働くタイプなんだよ。ほら言うじゃん、『お腹が空いては戦はできぬ』ってさ 」
普段頭が悪い吉音だが、こういうことに関しては頭脳が優れたりする
詠美「吉音さんの場合、食べ終わったらすぐにお昼寝するでしょ 」
吉音「詠美ちゃん!? 」
徳河詠美
次期将軍候補。真面目にクールで頭も良いが吉音と比べると胸が貧乳の分類に当たるのが悩み。また趣味はメタル系の音楽鑑賞
たまたま八雲堂に詠美が現れたのだが、店が苦しいのを見て手伝ってくれているのだ。
八雲「確かにそうだな、吉音なら食べたすぐ後に昼寝をしかねん 」
吉音「八雲までひっどーい!! 」
事実である。
更に一方同時刻にて
岐阜城
剣丞「ハァッ!!ハァッ!! 」
城の庭にて剣丞が素振りをしていた。
新田剣丞
別世界の一刀の甥。愛紗達率いる義姉さん達によって鍛えられた男。一刀同様にスケベだが鬼と戦ってきた強者
久遠「おっ、張り切っておるではないか剣丞 」
剣丞「久遠 」
そこへ久遠が現れた。
織田久遠信長
尾張(現在の愛知県)の当主。剣丞の正妻。少々嫉妬深い性格
剣丞「怠けると体がなまるからこうして日頃から体を鍛えないとな 」
久遠「デアルカ 」
デアルカ…そうである。大義である
すると
金柑仮面「剣丞殿、久遠様 」
そこへ金柑仮面が現れた。
金柑仮面
仮面をつけた謎の戦士。その正体は鬼との戦いで亡くなったエーリカ本人だが自分はエーリカとは別人と言い張り、追求すると怒る
剣丞「エーリ…金柑仮面 」
金柑仮面「鍛練で流した汗は気持ちいいですね 」
と、金柑仮面が胸元を開いて汗を拭き
剣丞「おほぉっ♪ 」
剣丞がスケベな顔をして金柑仮面を見た瞬間
久遠「このたわけ者ーっ!! 」
ドカァッ!!☆ミ
剣丞「がはぁっ!? 」
久遠からお仕置きを受ける剣丞であった。
一方
?「ほぉ、私がちょっと休んでいる間に続々と強者が誕生したみたいじゃないか 」
一刀、八雲、剣丞を見ていた謎の人物は
?「こいつら以外にも強者の気配を感じるがとりあえずこいつらにしておくか、案外面白くなりそうだぞ♪ 」
一刀達を利用し、何かを企むのだった。
一方
一刀「ちょっとトイレに行ってくる 」
八雲「おっと、奥から茶を用意しなきゃ 」
剣丞「手拭い取ってくるぜ 」
スッ!
ガチャァッ…
三人が同時に扉を開けるような行動をしたその瞬間
パァッ!!
一刀「へっ? 」
八雲「えっ? 」
剣丞「んっ? 」
バァンッ!!
決して出会うことがないとされる三人が同時に出会ったのだった。