破けたドレスと公爵子息
カイル様の登場ですね( ^ω^ )
「うそーー⁉ 」
私は、叫んでしまった。
マリーナお姉様が、折角作ってくれたドレスは、ボロボロになってしまった……。
「行くって、約束したのに……」
どうしよう……泣きそう……
私は目に涙を溜め、シャルを睨みつけた。
「シャルのバカッ‼ なんでよ〜!」
シャルに文句を言っていると、隣の公爵家のカイル様が訪ねてきた。
「すみませんーー。うちのシャルが、お邪魔していませんか〜?」
「カイル様 ⁉ 」
彼はカイル・クランツ様は我が家の隣に領地を持つ公爵家長男だ。
泣いている私をみたカイル様は、少し慌てていた。
小さい頃から、よく遊んでくれた幼なじみだ。マリーナお姉様ととても仲が良い。
「どうかした⁉ もしかして、うちのシャルが何かしたのか ⁈ 」
カイル様は、心配そうに尋ねる。
「はい……。シャルが飛びついてきて、持っていたドレスが破けてしまったんです」
「それは……すまない。シャルが迷惑をかけてしまって」
「いえ。持っていた私も悪いんです。でも、お母様達と約束したので……それが……」
カイル様は、ドレスを見ながら
「もしかして……そのドレスは、マリーナが?」
「はい。お姉様が今回の舞踏会のために作ってくれたんです」
「そうか。大事な物なのにな。責めて、お詫びをさせてくれ」
カイル様は、私に頼みこんだ。
読んでいただきありがとうございます(*^^*)
でも、長くお話を書くのができませんが……(汗)努力したいと思います!