原爆が落とされた日
81年目の8月9日長崎は、81年目の8月9日を迎えました。
昭和20年の午前11時2分一瞬にして色を失くしてしまった街。
その惨状は、「75年は草木も生えぬ」と言われたほどでした。
それでも、驚くような生命力で小さな緑の芽を吹き返した、木の姿に励まされて瓦礫の中から立ち上がった人もいたそうです。
戦後の復興から高度経済成長期を経て、原爆のことをよく知らない人たちも増えた昭和50年代。
6日に原爆が落とされた広島で胎内被爆をした主人公が、山陰の温泉町でひたむきに生きる姿を描いたドラマ、『夢千代日記』が放送もされました。
被爆した人たちが、どんな思いで生きてきたのか。
そのことを知ろうとするきっかけになった・・・という声も、多く寄せられた作品です。
ドラマのロケ地になった湯村温泉には、吉永小百合さんが演じた主人公、夢千代の銅像があり、台座には被爆した広島市役所の敷石が使われています。
また、「夢千代の祈り」と名付けられたモニュメントは、広島平和記念公園にある「平和の灯火」から分けられた火が、希望の光を灯し続けています。
人のぬくもりと平和を求めた夢千代の祈りは、これからもきっと、湯村温泉を訪れる人に伝わることでしょう。
被爆81年の今日、私たちになにができるのか、考えてみる日になってほしいです。




