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うちのパーティーの筋肉僧侶  作者: すごい一般人
第一章
3/8

3.少女の名は

ミーシャはエメラルドグリーンのポニテと翡翠色の瞳で、顔立ちはあどけない感じの美少女。

アレンは短めの金髪と綺麗な碧眼で年齢よりちょっと幼く見える顔立ち。

「つ、強いんだね・・・」


「全然ですよ。あ、喋り方直りましたね。」


「ああ、うん。その、あれは印象を残したくて・・・」


「絶対今の方がいいので、あの喋り方はやめてくださいね?」


「うん、それで、パーティーだけど・・・・」


「そうですね、ランクも上がったことだし、もう一人くらい捕まえてから組みましょうか。Bランク僧侶のミーシャです。よろしくお願いします」

「Dランク改め、Cランク剣士のアレン=リリエル。よろしくね」


☆☆☆


残りの必要なメンバーは遠距離担当、中距離担当という結論に至った二人が募集をかけてから一週間が経った。ミーシャは普通に強いが遠距離攻撃は持っていないのだ。石投げるくらいはできるが。

そんなわけでアーチャー、魔法使いを中心に募集していたのだが、ついにメンバー3人目が見つかった。

3人目は流れるような紺色の髪に吸い込まれそうになる紫の目の美しい女だった。背中にロングボウ、手甲のようなショートボウをつけた独特な格好であり、体のあちこちに小さめの矢筒がついていた。


「ここ、Cランクのパーティーで、あってる?」

「合ってるよ」

「・・・ん。私、サラ。Bランクのアーチャー、よろしく」

「よろしく」


ミーシャは寝ていた。


☆☆☆


「新しいメンバー見つかったんだ、よかったね」

「うん。ところで、連携とか確かめたいし軽めのダンジョンにでも行く?」

「じゃあ──」


ー冥王孔入り口付近ー


「何この量!軽めって言ったじゃん!」

「・・・・・おお、い!」

(このくらい全然軽いでしょ!)


冥王孔はアンデッドが無尽蔵に湧き出てくる洞窟型のダンジョンで、リッチーの上位互換であるネクロマンサーがいるのでは、と言われていて、幸いにも神官により結界が張られていて外に出ることはなく、定期的に攻略部隊が送られてはいるものの一向に踏破者が現れないダンジョンの一つでもある。

ミーシャはよくここにきて修行と称してアンデッドを虐めている。現に戦棍で十数体を粉砕したところだ。


☆☆☆


「ゼェ、ゼェ・・・・」

「サラすごいじゃん。あんな遠くから正確にリッチーとか撃ち抜いてさ」

「あり、がと・・・」


ミーシャ以外の二人はばてており、水をがぶ飲みしている。


「とにかく、これで連携は組み立てれたし次の街に行こうか」

「え?」←ミーシャ

「「え?」」←サラ、アレン

・・・

「次の街ってSランクにならないと入れないんじゃないの?」

「え?」

「え?」


「・・・・ランク、関係ない。難しさ、違うだけ」

「えー」

名前は適当に決めたりする時もあるのでご注意を。伏線とかないからね?ちょっとしか

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