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あとがき(めいたもの)― スーパーヒロインズ! ものぐるほしきことども第三部 ―

 改めまして、八十島そらです。ものぐるほしきことども、略してものぐる第三部、読んでくださった方はお疲れ様です。まだですという方はようこそお帰りなさいませ。恒例のあとがき(めいたもの)のお時間です。


第十一段:國見祭(くにみさい)に行こう!

 第一部で学祭にふれていたため、日文(にちぶん)生三人組(ふみか、夕陽(ゆうひ)萌子(もえこ))の後をついていきました。國見祭ですよ、國見祭。名前を聞いただけで、うきうきしてきます。世界の料理を食べ尽くしたいですね。この話を表す色は、玉虫色、でいかがでしょう。来た人、迎える人によって見える色が違いますからね。あ、ギターのピックはおにぎり形だったかな?


第十二段:咳をしても二人

 浅葱色、ですね。青と緑が混ざった、きりっと引き締まる色。八十島は、よく胃を痛めますが、風邪はあまり引いたことがないのですよ。そうですよ、馬鹿とデブですよ。文句がありますか? 喧嘩腰はいけませんね。冬の朝はみかんを食べると良いですよ。牛乳寒天が恋しくなってきました。祖母がタッパーいっぱいに缶詰のみかんを入れて作ってくれたのです。良く甘えさせてもらいました。


第十三段:文学部安達太良(あだたら)准教授

 いかに吐く場面、戻した物を上品に、美しく表現できるか挑んだ結果が、バス、ケット、ボール、です。筒井康隆先生の『文学部唯野教授』を意識したのですが、バス、ケット、ボール、に持っていかれました。教員が主役のハチャメチャ話です、よろしくお願い致します。アニメ化しましたら、この回のエンディング曲は土御門(つちみかど)先生による「宿酔(しゅくすい)」に何卒。室内で、ハンガーとストッキングでこしらえたレコーディングセットに、揺れながら先生が歌います。色は灰白(かいはく)しかないです。


第十四段:少年誠文(よしふみ)の祖父

 未来について考える時間が、年々減ってきていて悲しいです。私は十年後、二十年後、何をして、どのような生き方を選ぶのか。物語は楽です、過程を飛ばして「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」にできますからね。(とき)色の日記が出ますし、ここは鴇色にしましょう。八十島そらでした。


第十五段:五十鈴(いすず)鳴る (きよ)きこの夜

 柘榴(ざくろ)・胡粉・千歳緑の、和風聖夜色(クリスマスカラー)ですよ。私はヒロインズの年中行事が見たかったのです。拙作は戦隊物です。聖夜には鶏肉ではなく、アレです。()盗と警察ですよ、対位法のオープニング曲に、朝食をひっくり返してしまいましたよ。二曲とも、八十島のお気に入りリストにしっかり加えています。不可能の意味を教えてください!



 第三部は、霜月篇と師走篇(一部、未来)の番外篇でした。次回、第四部で完結です。舞台が大学なのに、始まりが春から、ではありません。ひねくれ者の八十島、初々しさとうららかな陽気を放り投げました。秋、冬を乗り越えて、平和な春をつかみ取ってください「スーパーヒロインズ!」の皆様。

 

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