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日本文学課外研究部隊 寸劇「司令官安達太良まゆみ」

  

作:大和(やまと) ふみか


 暗幕の中、白いスーツの婦人が、同様に白い手帳を右手に持って語る。婦人だけに照明を当てること。しゃべり始めたら、「安達太良まゆみのテーマ」を小さい音量で流す。


安達太良まゆみ「あー、ご無沙汰しております。安達太良まゆみですわ。鍵付きの日記帳をお持ちの方に、ひとつ助言をいたします。鍵は、誰にも見つけられない場所に隠しておいてくださいませ。自分だけが知っている所へ。どこにしまっておいたか、決して忘れてはなりませんことよ。鍵の在処(ありか)が思い出せなくては、日記を書けませんし、読むこともできません。そうなれば、日記帳はただの重しです。そう、日記帳といいましたら…………」


 舞台を真っ暗にし、「安達太良まゆみのテーマ」の音量を大きくする。







  【出演】

   安達太良まゆみ:安達太良まゆみ


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