シフォンと川底の紅茶
何処か非日常を好む女の子。 茶畑茜は巨乳ゴスロリのヲタクボッチ。 日常が非日常の中にいる金髪ギャル。 川井詩穂は女の子好きな女の子。 似ているようで似ていない二人。 そんな女子高生のお話。 一学期の終わりに出会い、何故か夏休みから一緒に住むようになった。 その場所は売れない作家と言われる中年男性と男の娘(オカマ)がお店をやっている。 それは麻雀荘だった。 「これって麻雀? 」 興味を持った茶畑茜は毎日好きな事だけを繰り返して生きるヲタクボッチ。 「茜ちゃ、何でも出来るね! 」 派手なメイクに金髪ギャルの非日常生活女子。 麻雀というテーブルゲームを通して、ギャルとゴスロリ娘の友情を描く。 人間って何だろう? そんな事を突きつけられては毎日が過ぎていく。 そこはオカマもいて、大人もいるということ。