Episode07 ダクスバーンの丘
現在の各キャラクターのステータス
Ren
LEVEL 13
ATTACK 51
STR 25
AGI 16
LUK 14
Sakura
LEVEL 10
ATTACK 83
STR 22
AGI 10
LUK 11
Misut
LEVEL 9
ATTACK 47
STR 8
AGI 21
LUK 10
Haito
LEVEL 11
ATTACK 49
STR 18
AGI 17
LUK 12
青年「ほう、予測よりも早くアルティムの森が攻略されたな。」
と、言いながら青年が眺めているのは大きな地図だ。
その地図のほとんどが赤い色で占められている。が、青い場所がある。
そこは、東京とその他の一部の都市とアルティムの森があるところだ。
青年「ここからが面白いところですよ、プレイヤー Ren。」
青年はそれからしばらく笑っていた。
◆
蓮達はアルティムの森を抜けた先にあるダクスバーンの丘で
〈クエイプチョッパー〉を葬り続けている。
クエイプチョッパーは原始人の顔が猿になったようなやつで、
皮の鎧と盾と棍棒を装備している。
普通の皮装備をしているやつはSTRが高いだけであまり苦労はしないが、
黄色い皮の装備をしているやつは極稀に麻痺効果があるし、
紫の皮の装備をしているやつは極稀にマイナスのシステムアシストがある。
(リアルの身体なのになんでシステムアシストがかかるんだ?)と蓮は思っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一時間後・・・・・・・・・・・・・・・・・・
蓮「あー、今日も倒した倒した。」
桜「だねー、でも少し飽きてきちゃった。早く次のフィールドに行きたいな~。」
咲「‥‥‥‥もうすぐフィールド踏破率8割‥‥‥‥」
優「ボス部屋まではあと少しってところだねー。」
全く、慣れというのは恐ろしい。
俺達は敵モンスターの攻撃を恐ろしいと思わなくなっている。
むしろ楽しんでいる。なにせこのゲームは一度だけしかやらないだろう。
つまり、今回かぎりのゲームなのだ。楽しまなくてどうする。
蓮「んっ?」
ウィンドウを開いていた蓮があることに気付く。
アイテム欄に¥のマークがあり、その後ろに数字の列が・・・
蓮「電子マネーだと!?」
桜「えっ、電子マネー?」
と疑問符を本当に浮かべながら自分のウィンドウを操作する。
桜「¥15027!?なんで・・・」
咲「‥‥‥‥おそらく、Mobからわずかですがリアルマネーがドロップするようですね。
ちなみにあたしは¥13952です。‥‥‥‥」
優「僕は30kくらいかな。Mobに相手に闇討ちしてたからね。」
桜「Mobって何?」
優「モンスターのことだよ。」
桜「へぇ~、で、蓮は¥いくら?」
蓮「・・・言わなきゃダメか?」
蓮以外「当然!!」
蓮「・・・¥80k・・・
お前らの寝ているうちに変な宝箱のMob呼びトラップわざと開けて戦っていたからな。」
桜「はぁ!?何やってんの!」
咲「‥‥‥‥はあ、やることが派手ですね。‥‥‥‥」
優「はぁ、やっぱり変わらないね~。高効率で経験値を得るために何でもするところも。」
蓮「‥‥スマン。‥‥」
その時、俺の感知アビリティに一体のモンスターが引っかかった。
蓮「敵だ!」
それぞれが自分の武器を構える。
それは、顔が2つあるクエイプチョッパーだった。体長は5メートルはあるだろう。
そして、そいつが手にしているのは・・・1メートルほどの剣だった。
前回はご迷惑をおかけしました。m(_ _)m by 作者
作者「ふー、やっぱり一人が落ち着くな~。」
コンコン(作者の部屋のドアがノックされる音)
作者「はいどうぞ~」
蓮 「おじゃましまーす。」
作者「なんだ、蓮か。」
蓮 「反応薄っ!せっかくみんなも呼んだのに・・・」
作者「(ガバッ)本当に。さあ、入って入って~。」
桜「おじゃましまーす、っと」
咲「‥‥‥‥おじゃまします‥‥‥‥」
優「ヤッホー」
作者「本当に来てくれたんだ。嬉しいな~。」
蓮 「さてと、全員揃ったところで、例のやりますか。」
作者「せ~のっ」
全員「第一回 ぶっちゃけた話~。」
蓮 「ずいぶんとテキトーだな。」
作者「司会はmeがやるYo。」
優「じゃあ、僕は書記をやろうかな。」
桜「私、聞く係~。」
咲「‥‥‥‥あたし、すみっこで本読んでる。‥‥‥‥」
蓮「オイ!誰話すんだよ!」
蓮以外「えっ、蓮じゃないの。」
蓮「えっ、俺?・・・えーっと、うーんと、・・・・・」
作者「はぁ、もういいや。蓮は人前で話すことが苦手っと
次回でたぶん一章完結するはず。」
蓮「えっ、ちょっ、まっ・・・・・」
桜、咲、優「えーっ!」