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リアルとバーチャルの狭間で  作者: 疾月
第一章 はじまりの日
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Episode01

誤字、脱字などがあるかもしれません

できればコメント下さい












「さってと、今日はなんのゲームをやろうかな~♪」

と、葉山 蓮は高校からの帰り道を歩いていた。

葉山 蓮(16歳)ゲーム中毒者で日夜ゲームのことしか考えていないが勉強と、スポーツはそこそこできる。

「また、ゲーム?頭の中ゲームで溢れかえってるんじゃない?」

と、峰原 桜が声をかけてきた。

峰原 桜(16歳)蓮の幼なじみで成績優秀、スポーツ万能で身長が170センチほどあり、可愛い系の顔立ちをしているが胸が小さ・・・

「むっ、」

という声とともに彼女の手が握りしめられて、蓮に向かって振り抜かれた。

「あっ、危ねえじゃねえか!」

「なにか失礼なこと考えたでしょ。」

「・・・・そんなわけねえだろ」

なんでバレたんだと、思いながらも蓮はなるべく平静を装って言った。

なおもジト目で睨んでくる桜を見て身に危険を感じた蓮は話題転換を試みる。

「そういえば明日からだったな、VWS(virtual world system)の稼動日って。」

VWS(virtual world system)は現実の世界にバーチャルなものを存在させて、触ったり操作したりできるようにするものだ。

「ああ、あれでしょ。あの生活が便利になりますってやつでしょ。あれって具体的にどういうこと?」

「ケータイとかパソコンとか持ち歩かなくてもネットにつないだり、メールしたりすることができるんだってさ。」

「・・・なんで知ってるの!?」

「前βテストやるって言ってただろ、俺それに参加していたんだ。」

「ズルい!なんで蓮だけ!?」

「抽選だったから、お前応募していないんじゃないか。」

「あっ、そうだった。」

「まあ、そういうことでじゃーな。」

「ああ、ちょっと待て~!」


そして、二人はそれぞれの家に向かう。

これから災厄に巻き込まれるとも知らずに・・・


(第1部 完)

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