05 成果を見せつけあおうの会
大空:「一旦集合をかけたわけだが、成果はどう?」
上田:「はい!」
大空:「はい、上田さん!」
上田:「なんかフロントの人に聞いたら簡単に地図もらえました!」
大空:「おぉ、それは大きなお手柄だな。」
上田:「えーそう?もっと褒めてもいいんだよ?」
ま、本当に簡単だったんだけどね。
及川:「あ、俺も地図もらえたよ。」
まさか...よもやそういう人もいると思ってたけどこんなあっさり...
田村:「まぁ、地図失くした時の予備ってことで片方取っとこうか。」
おぉナイス!田村のキャリーうめぇな!あんな自然に...自分も伸びしろあるな。コミュニケーションの。
大空:「それじゃあ地図の片方はそういうことで、ほかに何かあった人は?」
田村:「はい!」
あ、田村さんもなんか収穫あったんだな。
田村:「これ!なんか初代から先代までの、全勇者の伝記っていうの?そんな本見つけたよ!」
上田:「え、何それすごい!後で宿で読ませてもらっていい?」
もしかしたら何か学べるかも!
例えば、例の最近ブイブイ言わせてるやつとか。
それと、私たちの立ち回り方っていうか、そんな感じの。あ、立ち位置か。
田村:「別にいいよ。上田さん以外も全員読みたかったら言ってもらったら貸すからね!」
全員:〖おお、ありがたい〗〖ありがとう、田村さん!〗〖それ、俺も見つけ...ありがとう!田村!〗
ん?なんか最後ちょっと怪しい声が聞こえた気が...まぁいっか。勘違い。
大空:「ごめん、最後に俺からもいいかな?」
お、今回の成果を見せつけあおうの会の会長から最後は何かな?
大空:「地図がどうしても見つからなかったから、ちょっと脱線して探したんだ。今足りないものとしては情報があまりにもないかなって思ったから、現在の世界情勢的なのとかいろいろ情報系を5冊も。」
全員:〖〖〖おー!〗〗〗
さすが今回の成果を見せつけあおうの会、会長といったところ。最後にすごいのをぶっこんでくる。
ということで、最後は会長のぶっこみということで、この今回の成果を見せつけあおうの会は終わった。
田村:「ふぅ、今日はたくさん頑張ったし、速く宿屋に行ってベッドで寝たいー...」
上田:「確かに、今日も特に冒険に行ったわけでもないのに、地図やらなんやらを探したからどっと疲れた...田村さんの本まで生命を維持してられるかな?」
田村:「生命って...フフ。」
えー、その生命に反応するのか。ちょっと笑いのツボが広すぎないかい?
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いやー、この伝記、超長ぇっつーんだよ。長い。
初代から先代までっていう欲張りセットだからなんだろうけど、長いんだよ。しかもそれまでも超長いし...
もう読む気失せてきた...寝よ。
田村:「あら、もう読まんの?」
急に京都の方に早変わりですなぁ田村はん。
上田:「うん...大切なことは書いてあるんだけど、長いからね...一日一世代が丁度良いよ、多分。」
田村:「そんなに一世代分も長かったのかぁ。」
まぁ、一世代でも長かったっていうのも確かに理由の一つにはある。あるが、それじゃない。
なんで一世代で終わらせたかというと、小説...というか日記を書かないといけないからだ。
上田:「そういえばだけど、田村さんの固有スキル、楽器って、どういうのか確認した?」
田村:「そうだ!そうだったわ!今度確認しとくわ。逆に?」
上田:「あぁ、私は小説家になろうって固有スキルだったんだけど、小説家になろうに作品投稿して、それの閲覧数でステータスを上げれるってスキルだったよ。直接戦闘じゃないみたい。」
そんなこと言ったら、ほぇーって感じのこと言ってから田村さんは速攻で寝落ちしましたとさ。
ま、そんなことはさておき、今日の日記の内容としては、図書館と勇者の伝記のこと書いとくか。
よし!それじゃ、これで投稿!




