04 探索へ行こう!(図書館編)
全員:「おはよー」
ということで、今日は地図探しと武器探しな訳だが、どう探そうかなー。異世界転生もので言えば、図書館に行くのが相場かな?
上田:「基本地図探しっていうと、図書館に行くのがいいかな?」
田村:「それなら、私の使える魔法で解決するかも。」
ということで、一度外へきました。どんな魔法を使ってくれるんだ?
田村:「偵察」
田村さんの目の前から光が上に上っていってる?
何故かいろんな方向見てる...なに?これ
田村:「あ!私が見てる方向に図書館あったよ!しかもかなりでかい!」
大空:「すご!それで分かるんだな。どうやってるんだ?」
そしたら、田村さんの目の前の光が上から少しずつ消えていった。
田村:「この魔法は、屈折やらなんやらで自分の目の前に見える景色を上から見えるようにして、何かを探すって魔法なのだよ。」
えー、なんかすご。
上田:「つまり、目だけ上に行くみたいな感じ?展望台に登るみたいな。」
田村:「多分...そう?」
聞き方悪かったかな?ま、別今知る必要ないか。
よっし、切り替えてこー!
えー、図書館あったのはいいんだけど...でかすぎない!?ここ!
及川:「ヤバイね、この大きさは...手分けして探すか?」
大空:「それがいいだろうな。」
及川:「じゃぁ...この方向に田村、こっちは上田、んでこっち大空の、俺はこっちで...良い?」
全員:「了ー解!」
ということで、私が任された方に行きますか。
いやー、近づく度にでかさを感じるなー。これ地図あったとして見つけられる?不安なんだけど。
いや、門もでか!って、門というよりドアなのか、これ...
全員が頑張れー的な言葉を掛け合い、一同はそれぞれ我が向かう道へ向かった。
とはいっても、さっきも思ったけど流石にでかすぎやしないかい?無理なんだけど。
十人バラバラな話をして聞き分ける事くらい無理。
~10分経過~
いや、これは流石に無理だなぁ。ずっと探してるのに見つからん。体感5時間は過ぎてるぞ?
~30分経過~
絶対ここないやつやんかー。流石に20時間合計で探してるのに見つからんもん。(体感時間)
諦めた。チートだと言われても、私はやる!やるんだ!
そう...店員さんに聞く!
上田:「すみません。」
店員さん:「はい、何でしょうか。」
上田:「地図を探してるんですけど、どこにあるんですか?」
店員さん:「地図でしたら、フロントに訪ねたらあるかと思います。」
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ...今までの20時間(体感時間)は何だったんだよ...。
まぁ、そういう日もあるな。とりあえずフロントに行こー!
着いた!こここそ、地図の眠る場所、フロント!
上田&田村:「すみません。 えっ! 凄いシンクロしてる! これまで!? え凄い! これならいつまでもできるかも!」
上田:「って、お遊びはここまでだ。それはそうと、すみません。」
フロントの人:「は、はい。何ですか?」
上田:「地図を探しに来たんですが、地図ってありますか?」
フロントの人:「承りました。少々お待ちください。」
ということで、
田村:「凄かったね、さっき。いつまでもシンクロできるかと思ったよ。一周回って凄い越えて怖かったけど。」
上田:「いやほんと、無駄な奇跡の使い方だったわ。」
フロントの人:「すみません、お待たせしました。地図でございます。」
上田&田村:「おー!」
田村:「いくらですか?」
フロントの人:「銅貨3枚になります。」
田村:「それでは、これで。」
フロントの人:いや、いかつっ!銅貨3枚に対して金貨1枚出すって...
フロントの人:「お、お釣りは銀貨49枚と...銅貨47枚になります。」
お釣りがめっちゃでかかったら、損した気分になるよね、店員側からしたら。
...知らんけど。




