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異世界ライター毎日放浪日記  作者: 冬の夕暮れ
シュウギース編
3/22

03 ドキドキ初投稿

さぁ、おやすみって言ったけど、時間無さそうだし今確認するしかないっしょ。スキル、小説家になろう!


鑑定さん、小説家になろうを鑑定してくれる?


鑑定:「鑑定結果出ました。

この、小説家になろうというスキルは、上田町南様の固有スキルである。能力としては、閲覧数に応じてステータスを変更することができ―」


いや、長いよ。要約していただける?


鑑定:「鑑定結果出ました。

閲覧数に応じてステータスを変更することができる。投稿方法は現世と同じである。また、現世で使っていたアカウントとは別のアカウントで登録されます。以上です。」


ほーん、ありがとう、鑑定さん。


じゃ、ログインするか。念じればいいかな?


出でよ、小説家になろう!


まぁ、期待はしてなかった。鑑定さん、どうやったらログインできる?


鑑定:「鑑定結果出ました。

念じれば出る。以上です。」


いやいや、嘘でしょそれ。さっきでなかったんだけど?


鑑定:「鑑定結果出ました。

ステータスを出し、そこにある小説家になろうをタップするとログイン出来ます。以上です。」


なんだよ、最初からそうと言ってくれよ。じゃあ、ステータスを出そう。


出でよ、ステータス


おっ、出てきた


名前:上田町南

平均攻撃力:5

平均体力(H(ヒット)P):30

平均体力(S(スタミナ)P):5

魔力貯蔵量:5

全体平均:11.25

所持スキル:小説家になろう


これの小説家になろうってところタップしたら良いのか?

ポチっ

うわっ、まぶしっ。

おぉ、これが、異世界版なろう...いや、普通と変わらんわ。


で、なんだっけ。『小説の閲覧数に応じてステータスを変更すること』ができるんだっけ?

じゃあ、なんかを一旦投稿したいけど、そんな、今急に初めても思い付かないけど...そうだ!今の私の日記とか毎日投稿してみる?

これいいじゃん!けってー!


だとして、じゃあ日記だから今日の内容は...一旦異世界召喚された話を書くかー。



ということで、完成したものがこちらです。

うんうん、良い感じ!じゃ、このアカウント初投稿、やっちゃおー!

よし、今日はこのアカウントの初投稿をしたということで、まぁ、寝ようかな。起きたら閲覧数いくらになってるかなー。ってことで、淡い期待を抱きながら、おやすみなさーい。



上田:「おはよー。ふゎー」


あくび混じりのおはようをしたところで、閲覧数の確認をと。

え、初投稿が...一夜で30閲覧!?しかも、このアカウントが凄いわけでもない、まっさらなアカウント。そんなアカウントで、初投稿30!?ものすごいな。やっぱスキルになるだけあって、私才能ある?


鑑定さん鑑定さん、いくつ閲覧数があったらいくらステータスをいじれる?


鑑定:「鑑定結果出ました。

2閲覧数につき1つステータスを変更することが可能です。以上です。」


今回は30だから、÷2の、15変更可能?いや、全体の平均が結果15になるの、低いのかな?どうなんだろ。


鑑定さん鑑定さん、普通の全体平均ステータスはいくつ?


鑑定:「鑑定結果出ました。

全体平均ステータスは、全人類の平均は83.25です。以上です。」


いや、想像以上にめっちゃ私低いじゃねーか!

一応言っとくよ?

上田は初回を投稿して30PV来たら、嬉しむくらいの人です。

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