11 演説って...好き...?
大空:「ふぅ、やっとたどりついた...」
田村:「なーんか、最近ずっと歩いてる気ぃする...」
大空:「よし、部屋とりいこう。部屋入ったら布団にでも横になって、今度こそちゃんと休もう。」
もう私きつい...歩くことがもう今日はできないですわー...
正直ここで寝ろって言われたら、ここみたいに受付の前でも寝れるくらい本当きついし、疲れた...
まじでちゃんと休もう...
大空:「すみません、2部屋頼めますか。」
受付:「少々お待ちください。」
もうめっちゃ静かになっちゃったじゃん、みんな疲れてるんだなぁ、やっぱり。
朝起きたら急にあんなことあったんだもん。
そらぁ疲れるよ。
受付:「2部屋ですね。鍵はこちらです。それではどうぞ、ごゆっくりお過ごしください。」
...今さらだけど、めっちゃ高そうな宿屋だなぁ。
なんか...その...高そうだもん!
語彙力なくなっちゃった...どうしよう。
こんなんで日記と題した小説は書けないよぉ。
大空:「それじゃ、この鍵渡しとくよ。」
田村:「ほい。」
大空:「それじゃあ行くか。」
そして私はここで思った。
上田:『私大空さんから信頼されてない...ってことかよ!?』
ということを私は今思った。
あたかも普通のように鍵を田村さんに渡してたけどさぁ、別に女子は二人いるわけで、それであたかも普通が如く田村さんに渡したってことは、もう深層心理で私のことを信頼してないんだよ。確かに、別に二人だからそこで比べたらっていうのはあるかもしれないけど、さっきも言ったとおり、もう深層心理で私のことを信頼していない。または、深層心理で田村さんと私を比べたら、田村さんの方が信頼できる、というもう表れですよね。つまり...
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いや、だからつまりさぁ...
ナレーション:すみません、時間飛ばしたんですけど、まだ速かったです。
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もうそろそろ終わる気だけど...
ナレーション:まだやってたんですね。流石に次で終わらせます。
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だからね?新しい反論だけど...
ナレーション:すみません、なんか永遠にやってそうですねー。実力行使で終わらせときますね。
うわぁ、え...え?な、え、何?これ
うわぁぁ...なんか腹痛くなってきた...かと思ったら頭も痛ぇ。
上田を除く全員:「「「バイバーイ」」」
上田:「バイバ...バイバ...イ...」 バタンっ
田村:「やばい!上田さんが倒れた!うわうわうわぁぁー!」
大空:「とりあえず応急処置を...」
なん...か...声が小さくなってってる...?
だい...だいじょう...大丈夫...だよ...
そして、私の意識と記憶はここで終わった。




