仲間
なんか投稿をサボっていたら200PVを超えていました
これからも頑張ります
「グフッ、グゴゴ!」
奴が吠えた、戦いの火蓋が切られた
と思ったが、奴は突然目の前から姿を消した
全く跡形もなく消えていた
何者の仕業かは分からない
そもそも誰かが故意的にやったのかさえもわからないが、いなくなったのなら仕方がない
「皆、帰るか」
―――
帰っている途中、助けた女性に声をかけられた
「あの、、!」
何だろうか、レダやキースがセクハラでもしたのか?
もしそうであるのならば、あいつらは魔法でどつこう。
「先ほどは助けていただきありがとうこざいました!」
なんと、とても礼儀正しい人だ。
最近の若い人はこういう心を忘れてはいけないんじゃよ
「わたし、その、さっきので仲間を失っちゃって
、よければパーティに入れてもらえませんでしょうか!」
とても意外だった
こんな老いぼれしかいないパーティでよいのだろうか
「全然そんなことないです!私はあなたたちのパーティがいいんです!」
「!」
こっちこそ願ったり叶ったりだ
今現在儂らのパーティには回復術師はいない
だからこそ彼女の存在はとても有り難いものになるだろう
「あぁ、こっちこそよろしく頼む」
キースらの許可を、とも思ったが面倒だったのでやめた、別にいいじゃろ
「して、お主名前は何というんじゃ?」
「ノアです!ファミリーネームはなく、ノアだけです!」
そうして、ノアが仲間になった
ノアは明るい茶髪の可愛らしい女性である
それに若い。これでこのジジイばかりのパーティにも華が増えた
さぁ、ギルドに戻るか
――――
「では、失敗のペナルティとして、銀貨1枚をいただきます」
「………」
完全に忘れていた、当分は野宿になりそうだ
その後、奇跡的にキースがギャンブルに勝ち、野宿は免れた