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第44巻 我がいく道は帝王なり

短編小説

我がいく道は帝王なり

第44巻

つまらない小説、楽しい時間、面白い関係、嬉しい事、全部捨てろ、そして全部手に入れろ、それはわたしによって全て手に入れられ、他人によって手に入れてはいけない。全て自分によって完結しろ、他人によって完結してはいけない。それで世界がわたしの認めないならわたしはその世界をわたしが認めない、こちらからその世界を破壊しよう、わたしに逆らうなら、わたしに歯向かうなら、全て自分が悪く、全てわたしが悪い、なら改善しろ、相手が逆らうことのない、歯向かうこともないほどの支配者になれる、英雄になれ、信頼される存在になれ、さすればその世界はわたしのものとなるだろう、わたしそのものがわたしによってコントロール出来るだろう、自分に妥協するな、世界に妥協するな、さすれば世界に満足することはないだろう、わたしが作る全てにおいてつまらないという奴がいるなら面白くさせろ、面白いと思わせるような存在になればいい、わたしの全てを理解できたというやつがいるなら、わたしを理解できたと思えた自分に笑え、わたしの世界に平和はなく、戦争もない、そもそも平和とか戦争とかに区別できる世界などあってはならない、そんな世界に美しさはない、人間の全てを表現する世界はない。全てが存在するから人間は美しくなれる、わたしは時には英雄となり時には悪魔となる。わたしはある日それを見たわたしは役目を知った。わたしは絶対に世界に屈服してはならない。だからわたしは我が道を行く。そしてわたしはそれに美しい死を望んだ。

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