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第43巻 死の先にあるもの

短編小説

死の先にあるもの

第43巻

わたしは色々な死を経験した、それは誰にも理解されないであろう色々な世界の真実を知った。わたしは世界を何度も繰り返した。なんども、生まれ変わった。だからわかるんだ、この世に正しい人生なんてものはない。それは色々な人生を経験してきた私が言うのだきっと正しいことなのだろう、この世に正解などない。だから不正解もまたこの世にはない。正義がなければそこに悪はない、一見あるものでも、見方を変えればそれは正義となり大義となる、そんな相対的な存在なのだ。この世にそもそも正解などはなく追い求めることは愚かではない、正解がなければ作り出せばいい、自分の中に、自分の外に、自分の理論を考えを構築していけばいい、それがある人の正解となり、道となり、また新たな物語を生む、世界に正解などはないから自分で作るしかない、自分の答えを見つけていくしかない。わたしは色々な死を経験してそお思った。皆一人一人の正解を追い求める。それは1人で追い求める事になるかもしれない、だが君の正解への貪欲な波動を感じ取った。他の人が一緒に正解を追い求めてくれるかもしれない、それは将来、恋人になるかもしれないし、親友になるかもしれないし、単なる友達で止まるかもしれない、しかし、そこには誰も真似ることができない正解がある。どんな関係だろうとそこには君、いや君たちの正解がそこにある。1人でもいいじゃないか、1人で正解を見つけていくのも、また君の正解である。だが一つだけ言えるのは人というのは色々な世界を見せてくれるということだ。わたしはこれ以上言えない、これ以上はそれに止められている。わたしはもう役目を終えた、わたしはとても良い人生だった、最後この小説に関われてとても良かったよ。さようなら

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