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第38巻 見てはいけないもの

短編小説

見てはいけないもの

第38巻

わたしの人生は幸せだった。一目惚れで好きな人ができた。わたしは絶対に幸せになると思った。わたしは絶対にこの人生を謳歌すると思った。だがわたしは知っていた、それの存在を、しかしわたしは抗った、それを見てはいけないと、わたしは全力で幸せに生きた、しかしそう生きれば生きるほどそれは、はっきりと見えるようになった、わたしは嫌だった、こんな人生を棒に振りたくはない、わたしは嫌だ!こんな人生はもう味わうことが出来ないと理解していた、わたしの本能がそおいっている。だがわたしはそれを見てしまった。わたしは世界の全てを理解した。わたしは世界の真理を理解した。だからわたしはやるべきことがあった。それはもはやわたしではないのかもしれない。だがしかしわたしは絶対にそれに従わなければならない。わたしは好きな人に別れを告げた。それは絶望そのものであった。わたしは知ってはいけない世界を知った。わたしはいや元々知っていた、この世の残酷さにこの世の崩壊さに、わたしは動かなければならない。それを止めるために、それが何であるかを知るために、それを理解するために、わたしはやるべきことをした、だからわたしはやっと死を望める

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