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第25巻 物語を求めた
短編小説
物語を求めた
第25巻
俺は物語を求めた、誰にも理解されない物語を、それは不幸の物語かもしれない、人々からしたらそれは不幸の物語かもしれない、だから俺は物語を自分で書き換えた、どんな物語も自分の思うように解釈を変えた、自分が納得する物語に変えた。俺は色々な物語を見てきた、俺は全てを解釈した、俺は全てを知った、そしたら俺はどんな物語も面白く無くなってしまった。俺はどんな物語もつまらなくなってしまった、これは病気だ、俺自身の物語でさせつまらなくなってしまった、どんな人生を生きようと意味はわかった、俺は知ってはいけないことを知った、俺は世界を知りすぎた、もう俺は満たされることはないだけど、俺は物語を求める、終わりのない物語を、俺はこんな満たされない人生は嫌だ、何故早く気づかなかった、俺はもう手遅れなのかもしれない、だけど物語を求めた




