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Modest freedom  作者: ハズカシダリア
ゲーム開始編
9/146

9

依頼を受ける回です

 ギルドにつくと朝方だからか、まだ人が少なくクエストボードの前にも人混みがなかった。とりあえず、簡単そうな採集依頼をこなそう。


【薬草を採ってきてくれ】

 内容:薬草を10束採ってくる

 報酬:銅貨5枚(追加報酬:銅貨3枚)

 依頼主:薬師ギルド


【アカキノコを採ってきてくれ】

 内容:アカキノコを5個採ってくる

 報酬:大銅貨1枚(追加報酬:銅貨5枚)

 依頼主:薬師ギルド


【リンごを採ってきて下さい】

 内容:リンごを10個お願いします

 報酬:銅貨8枚(追加報酬:銅貨2枚)

 依頼主:リンリン


 この3つにしておこう、多すぎてもできない気がするし、とりあえず、西の森に行こう。


 ―西の門にて―


 ここに来るまでに色々露店があったが、今は手持ちが少ないのでスルーした。

 西の門には、人がかなり行き来しており、商人や冒険者が忙しなく動いている、俺もさっさと外に出よう。


「おっ、ベンじゃねぇか、なんだ今から仕事か?」

「ん?フラントさん?」


声のする方向に振り返ると、昨日東の門で出会ったフラントさんが居た。


「はい、今から仕事の為に森に行くんです。

今日はこっちの門番ですか?」

「ああ、まあ東の森よか危険じゃねぇが、気をつけて仕事するこったな」

「そうします」

「あと、あまり無理に敬語を使わなくていいぞ?」

「…あははは、分かりまし……分かったよ」

「じゃあ、行っていいぞ」


 フラントさんと別れて西の森に向かった、とりあえず薬草から探そう。

 ・

 ・

 ・

 しばらくすると、人気がしなくなった、気をつけて行動しよう。


「おっ、さっそく薬草っぽいの発見っと…ん?」


()薬草】

 薬草に似ているが回復効果はない

 味は薬草よりおいしく、よく野菜炒めにされる


「偽薬草って、紛らわしいな、まあいいや、とりあえず採取しよう」

 偽薬草を2束採集して、また薬草を探す。

 ・

 ・

 ・

 またしばらくすると、今度はしっかり薬草を見つけた。


【薬草】

 薬の素材の1つで単体でも回復効果を持つが

 しっかり処理をしないと、苦い

 よく群生している


「単体でも回復効果があるのか、どれどれ…」

 に…苦い……、まあ良薬は口に苦しって言うから原材料が苦いのは当たり前か。

 さっさと採取しよう、とりあえず2~3株のこして…ガサガサッ…ん?

 振り返るとウサギいや、ラビーがいた、かわいいな。


「きゅ?」

 首をかしげている、かわいいな、とりあえず採ったら立ち去るか。

 ・

 ・

 ・

「きゅ~」


 しばらく歩いているが、ラビーがついてきている、人懐っこいとあったが本当だな仕方ない、キノコを探しながら、リンごも探そう。


「お前がアカキノコを探せればなぁ…」

「きゅ?きゅ~」


 急に今歩いている方向から左側を向いて駆け出した。


「ん?どこへいくんだ~…、追いかけるか」

 ・

 ・

 ・

 しばらく追いかけると木の下に赤いキノコと青いキノコがあり、その近くに赤い果物(リンごかな?)があった。

 とりあえず、キノコを拾って鑑定っ。


【アカキノコ】

 食べると辛い、赤ければ赤いほど

 辛さが上がり、質も上がる

 逆に青いと、熟成仕切ったことを意味する。


【アカキノコ】

 完全に熟成仕切ったアカキノコ

 元は()()キノコと呼ばれていたが、

 調べると、アカキノコと同じだった事が分かり今では、アカキノコとなっている


「もしかして、連れてきてくれたのか?」

「きゅっ、きゅきゅきゅーきゅ」


 どや顔?をした後、赤い果物が生っている木に体当たりしている。

 あれ?確かラビーって木を倒すほどのキックがあるんじゃ、とりあえずラビーに鑑定っ。


【探索好きのラビー】

 ラビー種の進化の1つでユニーク化している

 キックが衰えた代わりに、嗅覚と知能が上がっている

 好奇心旺盛で、ラビーより人懐っこい


 マジかよ、ユニーク化してんじゃねぇーか。

 まあいいや、とりあえず果物を採るか。とりあえずゆらs…って


「そうだ、俺の力って低かったわ、しゃーねぇ登るか」


 意外と楽に登れた、とりあえずラビー用に1つ採るか、ついでに鑑定っ。


【リンご】

 赤くて、甘くて、みずみずしい果物

 採った所から2、3日でまた生えてくる


 よしよし、これをいくつか採って…ん?何か大きいな、ちょっと気になるな、鑑定っ。


【りんゴ】

 赤くて、水っぽくて、味がない果物

 リンごの木にたまに生る果物

 似ているが、少しだけ大きい


 まあ、リンごの"ご"の時点であるだろうとは思ったが、味がないか、一応採取しよう。


 リンご×10個を入手しました

 りんゴ×1個を入手しました


 降りてから、ラビーにリンごをあげた、俺も食べてみよう。

 シャリッ、うん、甘いこれはいいな。

「ありがとな~」

「きゅ~♪」


≪探索好きラビーの好感度が上がりました≫

≪探索好きラビーが仲間になりたそうにこちらを見ている≫

≪仲間にしますか?≫

≪はい/いいえ≫


「ん!?…ゴホッゴホッ…マジか、なんだ一緒来るのか?」

「きゅ~♪」

「そうか、なら一緒に行くか、はいっと」


≪パンパカパーン、探索好きラビーが仲間になった≫

≪名前を決めてください≫


 名前かぁ、まあどうやらこのラビーは、雌だからかわいい名前がいいよな、う~ん…。


 ―30分後―


「よし、今日からお前は『ミーミル』だ」

「きゅ~♪」

 とりあえず、もう日が真上にあるし町に戻るか。

ミーミルは、賢者の神の名前です。

ついでに探索好きラビーのステータス載せます。


ステータス

レベル:13

名前:ミーミル

種族:ラビー種ユニーク科

職業:魔物(従属中)


基本能力値

HP47/47

MP13/13

力:10

守:13

速:60

知:78

精:27

運:40


スキル欄

知力強化 速度強化 跳躍


ユニークスキル欄

五感強化

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