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リアル回とフラグっぽいものをたてる回です
「Modest freedomを終了しますか?」
≪はい/いいえ≫
「はいっと、何かゲームがリアルすぎて、戻ってきてもあまり違和感がないな」
実際ゲーム内での、物や風、匂いはリアルと同じだった。これも科学技術のおかげか
「お兄ちゃーん、ご飯できるからそろそろって、なんだ起きてたんだ」
「ああ、今さっき終わったからな」
「ふーん、あっそうだ!ゲームの世界の感想聞かせて聞かせて!」
「そうだな、食べながら話すとしよう」
「うん、それじゃあ先におりてるね」
妹がガチャリと音をたてて閉める、おっ、今日はカレーか、俺もさっさと降りるとしよう
今日起こった出来事を家族で話した、
「へーじゃあ、お兄ちゃんガークに絡まれずにすんだんだ」
「ん?ああ、なんでそんなことを聞くんだ?」
「ガークって、大抵酒場に居て昼辺りまでは情報くれるおじさんなんだけど、夜になるとお酒を売る時間帯になるから、すぐに飲んでウェイターさんを困らしてんだよねぇ」
「あー、そう言えばそうだな、メニュー表見たけど酒は日が落ちてからって書いてたっけ」
ついでに、昼と夜では料理の値段も変わってたな。
「まぁ俺の話はこれぐらいに、亮兄さんや美希の話も聞かせてくれよ」
「いいよー、でもネタバレにならない範囲でねー」
「そうだね、じゃあまず僕から話そうかな」
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亮兄さんと美希は、今日あった出来事を差し障りのない情報をくれた、どうやら、ウノの町から見て北の方で通行止めだったり、東側の森ではPKが横行しているらしい、怖いな絶対東側にいかんぞ。
「まぁPKについては、PKKがどうにかするっぽいし問題ないよ、ごちそうさま」
「そうそう、まあ出会ったら大声あげるか、戦えばいいんだよー、ごちそうさまー」
「戦える訳がないだろ、近接は力がまだ8で、火魔術も森の中じゃ危ないだろっと、ごちそうさま」
まあでも、亮兄さんや美希なら問題なさそうだな、さっさと"VMD"に潜ってやるか。
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「おかえりなさいませ、ベン様」
「早速、Modest Freedomを始めますか」
≪はい/いいえ≫
目を開けるとエアリが出迎えてくれた。
「はい、お願いします」
再び目の前が暗転すると、終わったときに見た宿の天井だった、窓からは少しだけ光が漏れている、時間を見てみると8:23だった。
「さっさと、降りるとしよう」
部屋のドアを開けると、人が通路にいたあれは確か…
「おーい、ククルスおはよー」
「ん?ああ、おはよう、よく眠れたかい?」
「ああ、結構ぐっすりね、それよりルーガス達は?」
「ルーガス達はまだ寝てるよ、あのあとまだ飲んでたからね」
「にゃ、おはようにゃククルス、ベン」
1階に下りながら話していると、ニーナともう一人黒髪のヒュームが朝の準備をしていた。
「あら?新しいお客さん?初めまして、私はメールよ、よろしくね」
「ああ、俺はヒュームのベン、こちらこそよろしく」
「みゃー、挨拶はそれぐらいにして朝ごはんは、どうするにゃ?」
「私は、ルーガスたちがそろそろ起きてくるから、それを待つよ、ベンはどうする?」
「俺は、食べようかな早めにギルドでクエストを受けたいし」
「「かしこまりました」にゃ」
「ベン、クエストを受けるのなら、東の森は今危ないから、よらないようにね」
「ああ、わかったよ、東の反対の西に行くことにする」
「そうした方がいいね、今はプレイヤーだけを倒すプレイヤーのほかにも、今のベンには厳しいからね」
席についてそんな話をしていると、料理が運ばれてきた、今日はスープとパンだった、スープはコンソメスープに近い味で美味しかった。
「さてと、ごちそうさまっと、じゃあ冒険者ギルドに行ってくるよ」
「ああ、気をつけてね」
そう言って、銅貨4枚を払って冒険者ギルドに向かった。
きっと回収されるでしょう。
(ランキングに載れて嬉しいです)
(これからも、やる気とアイデアと何かで頑張ります)
(あと、ファミチキはありません)
ステータス変化はありません