表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Modest freedom  作者: ハズカシダリア
イベント編
73/146

73

リアル回です。

 寝て、いつも通りのログアウトの確認がでたから、"はい"を押すと少しだけ間があったがすぐにいつもの俺の部屋の天井が見えた。

 起き上がると、カーテンの隙間から光が漏れていた。

 部屋を出てリビングに向かおうとすると、美希と亮兄さんが同じタイミングで出てきた。


「おはよう」

「おはよう…ファ~……」

「おはよう、美希から聞いたけど絡まれたんだってね」

「まあね…何事もなければいいけど…」

「ははは…何かあったらすぐに助けを呼ぶんだよ?」

「そうするよ」

「…お腹へった~……」

「はは…とりあえずリビングに行こうか」

「そうだね」


 兄妹でリビングに向かうと母さんが朝ごはんを作っていた。


「おはよう、母さん」

「おはよう~お腹へった~」

「おはよう、母さん…今日はハムエッグかな?」

「フフ…おはようみんな、もう少しでできるから座ってて」

「配膳はするよ」

「俺も」

「ハムエッグ~」


 小学生の頃に友達から「兄妹なのに似てないよな」と言われたが、朝のやり取りをする度に俺もそう思う……兄妹ってどこか似ていると聞くが俺の兄妹には当てはまらないな……。

 そんな事を考えていると配膳が終わった。


「じゃあ、いただきます」

「「「いただきます」」」


 今日はハムエッグとサラダ、デザートにりんごを8等分したもので、いつもながら母さんの作る料理は美味しい……。

 ・

 ・

 ・

 食べ終わった、まだMFに入れないのから、兄妹でゲームの情報を公式ホームページを見ていると……。


「そういえば、2日後にお父さん帰ってくるわよ」

「本当!お土産何かな~」

「確か今回の出張先は青森県だから、りんごかな?」

「りんご~?つまんな~い」

「フフ…もしかしたら他のモノかもしれないわよ」

「青森県か……1回行ったことあるような…」

「3年前だね」


 そんな感じで話していると、MFのログイン可能時間が迫っていた。

 片付けも終わっているので自分たちの部屋に戻っていく。

 ちなみに、MFホームページに今回のイベントの情報がそこそこ出ていて、公式も…。


『今回のイベントは歓迎イベントなので()()()楽しみましょう』

『なお、今回のイベント終了後に次のイベントについての内容を発表については近日中に』


 という感じで、結構早いペースでイベントを開く事が書いてあった。

 特にやることもなかったのでVMDに入って目を閉じる………。

短いですが許して……。


読者・ブクマ・評価・感想・誤字報告・メッセージ・ご愛読していただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ