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Modest freedom  作者: ハズカシダリア
ゲーム開始編
7/146

7

テンプレ?回です

 1階に降りていくと、来たときより声が大きくなっていた。クエストを終えた冒険者たちが飲んでいるのだろうか?とりあえず、ルーガスを探そう。


「といっても、こう人が多いとなぁ、どうするか…」

「おーい!ベンこっちだ!こっち!」

「!おお、ルーガス!今行くよー!」

 階段をかけおりて、ルーガスがいるテーブルに向かう。


「もう、調べものはすんだのか?」

「ああ、それよりこの人達はチームメンバーか?」

「おうよ、これが俺のチーム『ウルズの疾風』だ」

 そういうと、座っていた面々が自己紹介を始めた。


「私が、副リーダーのクルハだよろしく」

 クルハと名乗った男性は、髪色が金色で、いかにも頭のいい参謀的なエルフだ、すげぇイケメンだ、…悔しくねぇんだぞ…。


「はい、はーい、次ボクが自己紹介するねー、ボクはミミル、見てのとおり兎人だよー、よろしくねー」

 元気よく自己紹介ミミルは頭に兎のような耳の生やした、ボクっ娘で毛色はブラウンだ。


「私が最後か、んんっ、私はククルス、怪我をしたときは、手当てをしよう、もちろんお金はもらうよ」

 最後に自己紹介したのはククルスで白髪でメガネをかけたヒューム、こちらもイケメンだ…おのれぇ。


 ちなみに、みんな若そうな印象を受けたがエルフのクルハは、思っているより歳をとってそうだ。

「あ、えーっとベンです。今日この世界に来たプレイヤーで…「ごらぁ!どこに目をつけとんじゃ!あ"あ"ん"!?」…」


 いきなり、自己紹介を遮られた、怒声の方に顔を向けると、身体が180cm以上ある筋肉質の男が、その男より二回りも小さい男にいちゃもんをつけていた。

 すると、後ろにいたルーガスが声をかけた。


「おいおいどうした、ガークそんな声を荒げてよ」

「どうしたも、こうしたも、ウィック…、あるかよこいつが俺とマリーちゃんの話を切りやがったんだよ、ウィック…」

 こいつ…酒に酔いすぎじゃぁ…


「この人が、ウェイターさんの仕事の邪魔をしていたので、少々雑に会話を切らせてもらいました」

「はい、他の冒険者様の注文もありまして、困っておりました」

「なるほど、すまんな気づけんかったわ、ガーク飲みすぎだぞ、さっさと宿に戻るぞ」

「んだとぉ~、ルーガスてめぇなぁぁぁ………zzz」

 今にも殴りかかりそうになったガークは、急に倒れこんだ、後ろを見るとクルハの右手が光っていた。


「全く、ガークには困ったもんです、酒さえ飲まなければ、気のいいやつですが、こうも酒に弱いのは困りものですね」

「サンキューなクルハ、しゃーねぇ"猫の宿"に運ぶか、すまんなマリーとあ~…「ソーマだ」ソーマか、じゃあガークを運ぶか、ベンそっちの肩をもってくれ」

「了解だ、ん…結構重いな」

 片方をルーガスがもっているといってもかなり重い、そう思いながら"猫の宿"に向かった。


≪鍛練の効果で力が1上がりました≫

 運んでいると力が1上がった、重いからなガークって奴は…


 ―猫の宿にて―


「にゃにゃ?ルーガスがガークを運んでいるにゃ、もしかして、またあれにゃ?」

「ああ、ガークを部屋に運ぶから、案内してくれ」

「にゃー、りょうかいにゃ!」

 ガークを運びながら、2階にあがって乱雑にベットへなげた。


「助かったぜ、ベン俺一人じゃガークは、少し重いからな」

「いやいいさ、さっきので力が上がったぜ」

「そりゃ良かった」

「ああ、でも疲れたからもう寝るよ、おやすみ」

「ああ、お疲れさん」

 あー疲れた、さっさと寝るか。

 そこそこ固いベットへ身体を預けた。

鍛練について

通常1日鍛えるとたまに成長する能力値を

短時間で成長するスキル

全体的に低い能力値程早く成長し、

高い能力値程上がりにくい


ステータス

レベル:1

名前:ベン

種族:ヒューム

職業:冒険者

クラス:F


基本能力値

HP:62/62

MP:72/72

力:7→8

守:42

速:22

知:39

精:11

運:49


スキル欄

鑑定 言語 杖 火魔術


ユニークスキル

鍛練


称号欄

エアリの祝福

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