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Modest freedom  作者: ハズカシダリア
イベント編
54/146

54

イベント開始前の回です。

 日もだいぶ昇ってきて、小腹が空いてきたので途中にある屋台でクックー焼きを20本(金額大銅貨4枚)買って、そこら辺にあったベンチに座って食べることにした…。

 ……クック焼きは焼き鳥と同じ味だった。

 小腹を満たした後、家

日が真上に来た頃に"冒険者ギルド"に着いた…中はそこそこ人が居るが、大抵はクエストの報告をしに来た冒険者だろう…。

 …そんなことを考えていると、受付にいたカーリーさんがこちらに気付いて手招きしてきたからとりあえず向かった…。


「お久しぶりですカーリーさん」

「久しぶりねベン君、最近見かけなかったけどどこに行ってたの?」

「あ~ちょっと色々ありまして…そう言えばギルドマスターのゴンババさんは「おお!!ベン!戻ってきたか!!」あっはい」

「ちょうど感じたことのある"気"が近づいてきたから降りてきたがもう帰って来たのか」

「はい、昨日に帰ってきました」

「ガッハッハ、そうか!話を聞きてえから着いてこい!」

「分かりました、カーリーさんまた今度クエスト受けに来ます」


 カーリーさんに別れを告げてゴンババさんについていき部屋に入った…。

 部屋の中に入ると奥の方にある机の上に紙が2・3個ほど山を作っていた。


「まあ、座れ」

「はい」

「…一応ベルガの所から聞いてはいたが、その獣人の子供たちと一緒に住んでいるんだな?」

「はい、コウゾリア共和国で色々ありまして…」

「その事についても、コウゾリア共和国の王都の"冒険者ギルド"から報告は貰っているが、一応本人から聞いておこうと思ってな」

「分かりました…と言ってもどこから言えば…」

「んじゃあ、俺が質問するから答えてくれや」

「分かりました…その前にミーミルを出して良いですか?」

「ああ、構わんぞ」


 ユーマとシーナの遊び相手としてまたミーミルを出しておいた…たぶん長くなるだろう……。

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・

 案の定長くなって窓の外の空も暗くなっている。


「ありがとよ、質問は以上だ」

「はい…ユーマ、シーナ帰るよ……あらら」


 2人を見ると遊び疲れて熟睡してしまっている。

 これはお腹が空くまで起きなさそうだ…。

 仕方がないので、買い物中はオゾレクスさんと一緒に行動して、荷物を空間に入れてもらおう…。


「オゾレクスさん良いですか?」

 シュンッ「なんじゃ?ベンよ」

「今から買い物をするんですが、空間に食材を入れてもらえませんか?」

「そんなことか、問題無いぞ」

「ありがとうございます……よいしょっと…」


 ユーマとシーナを両手に抱えてみたが、少し重いがいい鍛練になると思うことにしよう…。


「また、何か聞くことがあるかもしれんが、困ったことがあれば相談してくれや」

「はい、そうさせていただきます…それでは」


 そう言って、部屋を出て"冒険者ギルド"を後にした…。

 とりあえず昨日買い物をした八百屋と肉屋に行って同じ食材を買って家に帰った………。

 ・

 ・

 ・

 家に帰る途中でユーマが起きたが、そのまま抱き抱えて帰る頃には力が1上がった…。


「ただいま~」

「ただいま!」

「うむ、家があるのは良いものじゃ」

「……ぅん?」ぐぅ~……

「あ、起こしてしまったな…シーナ、もう少ししたらごはんできるからそれまで待てるか?」

「うん……」


 まだ眠たそうなシーナを備え付けのソファーに降ろして、早速調理にかかろう…。

 ・

 ・

 少しして、野菜炒め(肉多め)ができたと同時に…


≪料理の熟練度が上がりました≫

≪スペル:短縮を覚えました≫


 料理スキルの熟練度が上がって新しいスペルを手に入れた…料理スキルもスペルがあるのか…。


 スペル:短縮

 作ってきた料理を再現する技

 食材と調理器具があれば作れる

 覚えるには完成度:Cがいる


 ん?完成度?よく分からないのでオゾレクスさんに聞いてみると……


「なんじゃ知らんかったのか…生産物に合った"生産スキル"と"鑑定"があれば観ることができるぞ」

「そうなんですか、ありがとうございます」


 そう言うことなので料理に鑑定してみると…。


【肉野菜炒め】

 ベンの作った料理

 ボア肉が普通の野菜炒めより

 多く入っているため肉野菜炒めとなった

 完成度:C+


 なかなかのできだった…まあ、食べられればいいか。

 …ユーマとシーナが待ちきれないのか料理と俺を交互に見ていて、ミーミルは野菜を切っているときからずっと見ている…。


「出来たからみんなで机に運ぼうか…」

「「はい!!」」

「きゅ~!」


 とりあえずみんなで運んで、食べた……。

 ・

 ・

 ・

「「「ごちそうさま」」」

「きゅ!…っぷぃ」

「じゃあ洗うか…」


 と立ち上がろうとしたら本を読んでいたオゾレクスさんも立ち上がって、呆れた声で言ってきた…


「ベンよ」

「はい?」

「皿洗いをするのか?」

「そうですが…」

「…"清掃"を使っておるのか?」

「あ…」

「………」

「………"清掃"」


 そうだった、"清掃"があるのを忘れていた……。

 ……何て言うか…リアルで片付けているから忘れていた…。

 その後は風呂場が無いのでみんなにも"清掃"をかけてからそのままベッドで眠った……少し狭いけどやっぱり暖かい………。

前回も間違えていていたので、修正しました。

本当に申し訳ない…反省してます。


なお、次回もゲーム内ですし、さらにいえば3日間書いてからリアル回になります。

(時間軸とかは気にしないでクレメンス…)


基本能力値

HP:72/72

MP:80/80

力:23→24

守:49

速:31

知:49

精:16

運:54


スキル欄

料理↑


スペル欄

短縮


読者・ブクマ・評価・感想・誤字報告・メッセージには感謝する事しかできませんが…とにかく頑張ります。

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― 新着の感想 ―
[一言] 好き嫌いしないいい子ですねー
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