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Modest freedom  作者: ハズカシダリア
コウゾリア共和国編
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2章の最後の回です

≪Modest freedomを終了しますか?≫

≪はい/いいえ≫


「はい」


 ふ~…何か柄じゃないよなぁ…あの立ち回りって…。

 とりあえず、下りてリビングに行こう。

 ・

 ・

 ・

 リビングにつくと美希と亮兄さんが既にくつろいでいて、母さんも夕御飯を作っている。


「あれ?今日は早かったんだね亮兄さん達」

「いや、僕は2~3分前に終わったばかりだよ」

「私の方は早めに切り上げたけどね~」

「そうなのか」

「みんな~ごはんできたから食べるわよ~」

「「「は~い」」」


 今日の夕御飯はハヤシライスだった…。

 この前、カレーを食べた気がするが、美味しいから良いか…。


「そう言えば~明日のメンテナンス中に公式がテレビで今回のメンテナンス内容とイベントの内容を教えてくれるらしいよ~」

「へー、そう言えばメンテナンスってゲーム内で夜でリアルでは朝方から1日中だったな」

「そうだね、まあ、イベント前に準備するプレイヤーのためかな」

「そう言えば~サバイバル道具揃えてない!」

「俺も料理スキル覚えてないな…」


 今回のログインで覚えてこないとな…。


「まあ、スキルを覚えてなくても運営がサバイバルできるように調整してくれるかもね」

「そうかもね」

「お兄ちゃん、サバイバル道具買ってる?」

「一応野宿できるようにはしたよ」

「なら、あまり持っていかなくっていっか~」

「おいおい…」


 そんなこんなで夕御飯後の情報交換は終わって兄妹全員が自分たちの部屋に戻る…。

 ・

 ・

 ・

 部屋に戻って、公式サイトを覗くとメンテナンス時間が明日の朝方と書かれてあるが、ゲーム内で言うところの1日分に相当する。

 少しだけネットサーフィンした後VMDに入って目を閉じる………。

 ・

 ・

 ・

 目を開けるといつもの空間に居た。

 

「おかえりなさいませ、ベン様」

「早速、Modest freedomを始めますか?」

「はい、お願いします、エアリさん」

「かしこまりました、行ってらっしゃいませ」


 そして、いつも通り視界が暗転する………。

 ・

 ・

 ・

 目を覚ますとまだ子ども達は寝ている。

 しかし、俺が動くと2人を起こしてしまって目を擦っている…。

 ドアを開けるとゲイツさんが居た。


「おはようございますベン様」

「おはようございますゲイツさん」

「もう少しで朝食の支度が整いますのでその間に準備をお願いします」

「分かりました、行くよユーマ、シーナ」

「うん」

「…(こくこく)」


 そう言えば、シーナは喋れないんだったな…。

 サバイバルをする前にどうにかしよう…。

 洗面所で顔を洗って、食堂へ向かう……。

 ・

 ・

 ・

 食堂に着くと既にルベリルさんが席についており他の人も座っていた。

 俺達も空いている席に着いた。


「今日は早いですね、ルベリルさん」

「それはそうよ、ベン君の旅立ちの日なんだから」

「フフ、いつもそうして欲しいわ」


 そんなこんなで朝食が出てきた。

 今日の朝食はロールパンとコーンスープで始めに出た朝食と同じメニューだった。

 朝食後、少しゆっくりした後に庭に出た…。

 ・

 ・

 ・

「オゾレクスさん、お願いします」

 シュンッ「うむ…旅立つとするかのぉ」

「ベン君、困った事があればいつでも頼ってね」

「そうだね、お義父さんに頼ってここまで来ればいいよ」

「身体に気を付けてね、プレイヤーでも病気にかかるって聞くからね」

「私達もしばらくはここに居ますが、もし、私達の国に訪れることがあれば頼ってください」

「カッカッカ、ベンは多くの縁を持ったのぉ」

「はい、そうさせていただきます……では」

「うむ…、皆のもの達者でな"長距離瞬間移動(ロングテレポート)"!」


 こっちに来て本当に多くの人にお世話になったなぁ…そう思いながら視界が暗転する………。

という事で次回からメンテナンス回を挟んで

どの次にイベント本編です。

*頑張って書きますよ、書きます!書きます!!

*あなたは決意に満たされた…。

読者・ブクマ・評価・感想・誤字報告に感謝!!

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― 新着の感想 ―
[一言] プレイヤーにノンプレイヤー付けたら駄目じゃん 召喚出来るならいいけど
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