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昼食だけの回です。
短いです。
待っているのもなんなので、とりあえず、ミーミルを撫でておいた。…はっきり言って、とても緊張している…。だって、どこを見ても、高そうな家具・美術品ばかりで、今座っている椅子すら鑑定したら……。
【エルダリートレントの椅子】
エルダリートレントの木から作られた一級品
エルダリートレントの木は、頑丈な上に
肌触りもよく、珍しい家具である。
もう、説明文だけでお腹一杯です。
でも確かに肌触りがいいな…。
そんな事を思いながら待っていると、ケイルさんに呼ばれた。どうやら、昼食ができたようだ。
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食堂は案の定、広くて10人以上のメイドと執事が待機していた。
…こういうのをテレビでしか見たことないな…。
どうやら、もう他の方は席に着いていた。
「すみません、遅れました」
「いや、問題ないさ、どうぞ座ってくれたまえ」
「はい、ありがとうございます」
席に着くと、メイドさんが料理を運んできた。
今日の昼食は、パンと、魚のムニエルだった。
パンは、いつも食べているパンより柔らかく、少し甘い…。
ムニエルを食べているとき、そう言えばここは内陸部で海から離れているのに新鮮な味が出ていて不思議に感じた。後で聞いてみよう。
「どうだねベン君、家の料理の味は」
「はい、ムニエルは初めて食べたのですが、新鮮な味がして、美味しかったです」
「喜んでもらえて、誘ったこちらも嬉しいよ」
その後、今日の予定をルベリルさんに聞かれて、何もないことを伝えると、この王都の案内を提案されたので、その提案を了承した。
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「…ベン君、準備はいいかな?」
「はい、大丈夫です、荷物自体無いので」
「ならよかった、じゃあ、行こっか」
「…あの、本当にオゾレスクさんも一緒じゃなくて、良いんですか?」
「まあ、本当は一緒が良いけど、あの姿じゃあね、それに私はこの国の貴族として、あまり民を不安にさせちゃ、ダメだからね」
「そうですね…、今の姿で出歩いてしまったら、何も知らない人からしたら、不安になりますよね…、貴族ってすごいですね」
「フフ、ありがとねベン君、それじゃあ、今度こそ出よっか!」
「はい、お願いします、ルベリルさん!」
ちなみに、一応護衛として、2~3はついてきているが、そこそこ離れて護衛している。
まあ、実際は魔術ギルドマスター長のルベリルさんに喧嘩を吹っ掛ける人はそれこそ命知らずなのだろう…。
明日からまた頑張ります。
とりあえず、コウゾリア共和国の王都探索です。




