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Modest freedom  作者: ハズカシダリア
ゲーム開始編
21/146

21

ネタバラシとイベント情報回です

 暗転から目が覚めると、そこは、高い天井だった…。え?


「おお、プレイヤーよ、死んでしまうとは情けない、命を無駄にすることなく…「あのー」む?なんじゃ、説教が長い?しかしな…「いや、俺は死んでないよ?」そりゃそうじゃ、プレイヤーは、神から命を神殿で蘇る事が…「違う違う、俺はその神様から送られたんだって」…な、なんじゃと!?」


 ほっ、やっと分かってくれたk…


「この罰当たりが!!!!」ゴッ

「ッッッ、痛いっ」

「神様から送られるという、罰当たりな嘘をつきおって!!」

「う、嘘じゃない!そう思うならステータスの称号みてくれよ!」

「なんじゃとぉ~、ステータスなぞ、偽装しても…「ホカホ司祭、どうかしましたか?、声を荒げて」おお、レミラント司教様、この者が、罰当たりにも神から送られてここに来たと、嘘をいっておるのです」

「嘘じゃない!だから、称号を見てみろよ、名前はなかったから、神様って呼んでたし、神様も自分は神だっていってたぞ!」

「まあまま、双方とも落ち着いて、えーっと君名前は?」

「え、はい、俺はプレイヤーでヒュームのベンです」

「ふむ、ベン君ちょっとついてきてもらえるかな?ホカホ司祭、例の部屋にいきますよ」

「そうですな、例の部屋ならば、かしこまりました、ほれ、ベンよ、さっさとついてくるがよい」

「え?ああ、分かりました…」


 よく分からないけど、どうにかなりそうだ。これも、運が上がったおかげかな…。

 ・

 ・

 ・

「この部屋だ、さっさと入るぞ、お主の嘘を明かしてやるわ」


 ホカホ司祭とレミラント司教は部屋に入って椅子に座った、俺も入って椅子に座らせてもらった。


「これこれホカホ司祭、まだ嘘とはわかりませんよ、ベン君、ここは、嘘をつくことができない部屋になっている、いままでの経緯を教えてくれないか?」

「はい、分かりました、実は…」


 とりあえず昨日の夜に"猫の宿"で泊まって寝てから、起きたら神様のいた空間に居たことと神様から加護をもらった事を話した。

 すると…


「な、なんじゃと!?本当じゃったのか!?」

「だから言ってるだろ、まったく、殴られ損だぜ」

「なるほど、称号を見せてもらえるかな?」

「まあ、良いですよ、はい、これです」


 レミラント司教たちに称号を見せると、レミラント司教は驚いた顔を、ホカホ司祭は青ざめている。するとレミラント司教たちが椅子から立ち上がって、跪いた…え!?


「な、なんで!?」

「誠に申し訳ありません」

「ま、誠に申し訳ありませんした」

「な、なんの事です!?この称号は何だったんですか!?」

「その称号は……………」

「な、何ですか、静かにならないでください、と言うか、立ち上がってください、汚れてしまいます」


 と、とりあえず、怖いから立って、椅子に座ってもらった。そんなにヤバいの称号(これ)…。


「ありがとうございます、それでその称号についてですが…「それは、僕から言わせてもらおう、レミラント」ッッ、分かりました、ウノス様」


 いきなり現れたのは、10代ほどの子供のような容姿だった。でも、レミラント司教が様付けということは、もしかして…。


「そうだね、はじめまして、僕はウノス・ミール、一応技術を司っている神様だよ、よろしくね~」

「え、はい、俺はプレイヤーでヒュームのベンです」

「うんうん、挨拶は大事だね、でねベン君、君に加護を与えた神は、僕らの主神なんだ~」

「へー、神様って主神だったのかぁ…ん?ということは…」

「そうだね、主神のしかも、歴史上で初めての加護なのさ!どうだい?自分が凄いことになっていて」

「え、いや、なんと言うか、スケールが大き過ぎませんか?」

「ま~ね~、しかも、名前のなかった主神に名前を付けたなんて、もう、他の神も驚いてお祭り騒ぎだよ」

「でも、神様が、どうとでも呼べと言ったからそう呼んだ訳で、名前を付けたなんて…」

「ま、そう思うだろうね、でも、主神はその名前を気に入ったし、そのおかげで、仕事をして頂けるようになったんだ」

「なんだか、よく分からなくなってきたな…」

「簡単に言うと、君のおかげで主神、いや、神様が自由になったってこと」

「ウノス様、と言うことは…」

「うん、もちろん誕生祭だね、これから、準備をして、そうだね…、2ヵ月後に開催しよう、いいかな?レミラント」

「はっ!ウノス様のお心のままに、ホカホ司祭準備に取りかかれ、私は総合神殿に連絡しに行く、では、ウノス様、失礼致します」

「うん、頑張ってね~、手伝えるところは、使いを出すから~」

「ありがとうございます、行くぞホカホ司祭」

「はっ!ウノス様失礼致します」

「いや~、みんな働き者で助かるよ~」

「あのー、俺はどうすれば…」

「あ~、特になにもしなくていいよ~、それじゃ、ボクもここで帰るね~」


 と言うと、ウノス様の姿が見えなくなった。

 とりあえず、部屋を出て神殿の出口へ、向かった。

 はぁ~、お腹減ったなぁ、そう言えば、ミーミルを迎えに"猫の宿"行こう。マップマップっと、なるほど、神殿は中央から見て西にあるのか。ベンは宿へ駆け出した…。

Ω<つまり、前回の神は主神だったんだよ。

な、何だってー!?>ΩΩΩ


はい、そう言うことです、ちなみに、このイベントは、初心者歓迎のイベントではありません。


ステータスも書きません。

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― 新着の感想 ―
[一言] ( ̄□ ̄;)!!フラグww
[一言] 自分の名前の中に神を入れられるのは主神の特権!みたいな感じですねー
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