表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Modest freedom  作者: ハズカシダリア
ゲーム開始編
20/146

20

???回です

後半は第三者視点です

 暗転から目が覚めるといつも真っ白空間が広がっており、エアリさんがいた。


「おかえりなさいませ、ベン様」

「早速、Modest freedomを始めますか?」

「はい、お願いします、エアリさん」

「かしこまりました、行ってらっしゃいませ」


 そう言われて、また視界が暗転した。

 ・

 ・

 ・

 目が覚めると、いつもの天…井…だ?あれ…?


「ここはどこ?俺はベン、よし名前は覚えている」


 回りを見渡しても真っ暗で、上も下も真っ暗と言うか、何故ここに?バグ?


「…?む…?そこに誰かおるな…、誰だ…名を言え…」


 周りが真っ暗で、まるで視力が無くなったような感覚だが、目の前にとてつもなく大きなモヤのようなものが、突然現れた。


「え!?あ、えーっと、ベンです、種族はヒュームでプレイヤーです、はい」

「ほぉ…、プレイヤー…しかも、ヒュームであるか…、面白い…」

「あ、あのー、質問よろしいですか?」

「ふむ…よかろう、応えてやろう…、なんだ…?」

「えーっと、まず、…お名前を伺ってもよろしいですか?」

「ほぉ…名か…確かに…貴様…ベンだったな………よかろう。応えてやると、言ったからな……」

「■■■■■■■■■■…」

「へ!?な、なに!?」


 声とは言いがたい声が四方八方から聴こえる、上や下からも、な、なんだ!?この空間は!?


「ふむ…、仕方あるまい…静まれ…」

「■■■■■■■……」

「ここでは、落ち着いて話せぬな…、ベンよついてくるがよい」

「え、あっはい」


 大きなモヤが奥に進んでいく、と、とりあえずついていかなくては、死んでしまう気がする…。

 ・

 ・

 ・

 しばらく進むと、いつの間にか空が見えた…地面は…ない!?


「え、ちょ、え」

「慌てるな、ベンよ、ここはそういった空間というだけだ」

「え、あっはい、分かりました、よく分からないけど…」

「今はそれでよい、それで我の名を聴いていたな」

「あ、はい、教えてもらえますか?名前が分からないとよびにくくて…」

「ふむ…では教えよう…我は………」


 そういうと、いままで黒いモヤだった人物が姿を現した…ま、まぶしい…。

 光が収まるとそこには、老人がいた。

 すごいオーラのようなものが見える…。


「我は神である…が、名はない、好きに呼ぶとよい」

「え、えーっと、では、神様とお呼びします」

「うむ…、よかろう」

「もう1つ良いですか?」

「よかろう、考えからしてここがどこなのか…、であろう?」

「え、あっはい、ここはどこなんですか?」

「ここは、我の空間とでもいえる、幾年か前…そう人の言葉を使うならば、1万年以上前に1人ここに迷い混んできたが、プレイヤーが入って来たことは1度もない、ベンよ、貴様は、ここに来る前どこに居った」

「え、えーっと、ラグダリア王国という国のウノの町の宿で寝て、目覚めたらここに」

「ラグダリア…知らぬな、しかし、我も地上に降臨することもなく、ここに居っただけだ、時が経っただけの事か…」

「へー、神様はここで何をしていらっしゃるのですか?」

「何もしておらぬ、ただここに居るだけだ」

「そ、そうなんですか…」

「うむ、しかし、プレイヤーか…、面白い…我も神だ、ここに迷い混んだのも縁…ベンよ、こっちへ近寄れ…」

「は、はい、どうしたんですか?」


 神様は何も言わず、手をこちらに近づけた。

 すると…


≪ベンは、称号:神様の加護を手にいれた≫

≪基本能力値が全て5上がりました≫


「へ?か、加護?あのこれは…」

「何、ここへ迷い混んだのも何かの縁、大したものではない」


 しかし、そう言われても称号を鑑定すると…


 称号:神様の加護

 【あなたのレベルではみることができません】


 って出ていて、何なのかよく分からない…。


「えーっと、分かりませんが、ありがとうございます、神様」

「うむ、感謝を受け取ろう、…そろそろ別れのときか…」

「え?そうなんですか?」

「うむ、この空間はもとよりあまり長く居って良いものではない…、では、帰らせるぞ」

「え、はい、えーっと、またお会いできますか?」

「分からぬが…、縁があれば来れよう…さらばじゃ」

「はい、お世話になりました、またどこかで…」


 そう言うと、また視界が暗転した。

 また、会えるといいな…。

 ・

 ・

 ・

 かのプレイヤー…ベンを帰したあと、■■■が近寄って来た…。


「なんじゃ、貴様ら…なぬ?」


 ■■■から渡されたものは、他の者からの手紙であった。


「ふむ…、これも縁か…、よかろう出よう」


 ■■■は、何も言わず消え去った…久々に他の者に顔を出すとしよう…。


 そして、ベンが"神様"と呼んだ者も姿を消した…。

いったい誰なんだ…。

ちなみに、この世界の神様です、ニャルとかではないです。


基本能力値

HP:66/66→71/71

MP:74/74→79/79

力:15→20

守:44→49

速:26→31

知:42→47

精:11→16

運:49→54


称号

エアリの祝福 神様の加護


他のステータスは変化がないです

ちなみに、祝福>加護 の順番です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ( ̄□ ̄;)!!バグ?(笑)
[気になる点] ベンが神様と出会った…というか、何故ベンが神様と出会えたのでしょう? 実は何かのフラグを立てていた? それとも完全に無作為で選ばれた? ふと、もし他のプレイヤーが神様と出会っていた…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ