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ギャグ回です?
短いですので、もう一話昼から書きますね。
冒険者ギルドに戻ると、ミーミルはまだ女性冒険者や、一部の受付嬢やウェイターに囲まれていた。あ、こっちに気がついた。
「ミーミル~「きゅ~♪」おっと…」
ミーミルが胸に飛び込んできた。
ミーミルを囲んでいた人たちからは、羨ましい~やかわいい~などの声が漏れ出ていた。
と、とにかく、クエスト完了報告しに行こう。
そそくさとカウンターに向かった。
「クエスト完了報告しに来ました」
「カードを提示してください、…はい、クエスト2つとも完了を承りました。またお願いしますね、ベン君」
「はい、カーリーさん、明日も頑張ります」
カードを返してもらい、すぐに"猫の宿"に向かった。もう日が真上に来ていた、急ごう。
昼ごはんとニーナが待っている…。
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宿に戻るとニーナが入り口で待っていた。
「にゃー!遅いにゃベン!すぐ行くにゃ!さっさと向かうにゃ!」
「え、あっ、ちょっと、待って!ご飯がまだ…」
「にゃ?まだごはん食べてないにゃ?なら、さっさと食って、ぱっぱと向かうにゃ!」
「え、待って、引っ張らないでーー…」
結構ニーナの引っ張る力が強くて、もう少しで引きずられるところだった。女性に負ける筋力とは…とほほ…。
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今日の昼ごはんは、パンとコンソメスープだった、スープの肉は相も変わらずラビー肉だった。ミーミルがいるから食べにくいが、ミーミルはどうでも良さそうに自分のごはんを食べていた。
食べ終わって、銅貨8枚置くとすぐ、ニーナに引っ張られてしまった。今度は確実に引きずられながら…ニーナって力あるし、足も速いんだなー…。
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宿から出て中央広場から北に向かっている。ちなみに、まだ引きずられている、結構いたい…地面が近い…。
「そろそろ、引きずらないで欲しいんだけど…」
「ダメにゃ!ベンが遅いのが悪いにゃ!今日はメールから買い物を頼まれているにゃ!だから急がないといけないにゃ!」
「それは…ついでに頼まれたというものでは…」
これじゃ、どっちが本題なのか分からないな…。
北に方向へ、しばらく引きずられていると工房や薬屋の看板が増えてきた、北は産業区画なのかな?
「ついたにゃ!「へぶっ」?にゃにしてるにゃベン?生産ギルドについたにゃよ?」
「いててて…、ああ、ありがとうニーナ、ここまで来れたら大丈夫だから、買い物に行ってきていいよ、…顔が痛いな…」
「そうかにゃそうかにゃ、感謝するにゃよ、じゃあ後は頑張るにゃよ~」
そう言い終えると、来たときより早い速度で帰っていった。…獣人って早い人が多いのだろうか…。
気持ちを切り替えて生産ギルドに入っていった。
[前回の話の補足]
・PKKについて
前回なぜPKKが出なかったのかそれは、実際出そうと思っていたけど、よく考えれば気配察知系のない主人公は、気付いていないだけで実は、コブリン討伐中に3人ほどに囲まれていた(ソロのPKに)そして、その途中2人ほどはPKKの餌食または、標的を変えていった。
そして、1人目の時の叫びは、実際聞こえていました、PKとPKK両者に、助けに向かったPKKと獲物を横取りしにいくハイエナの様に向かうPKがかち合ってしまい、即戦闘となりました。
実際PKKになる条件はPKもしくはNPCの悪人を捕まえるか討伐を5回こなすことが条件となり、今回、東側にいたPK自体、初心者狩りか素人が多かったため東の門には人(PKKもしくはPKKになりたい人)がたむろしていたと言うことです。
さらにPKの中には、PKKに狩られた恨みを晴らすためにPKKが来るところにも行くと言うことです
つまり、PKKも向かったけどPKも一緒に集めてしまい、主人公の預かり知らぬ所で、大規模の乱闘があったんですね。
以上蛇足(言い訳とも言う)でした。
主人公の生産スキルやいかに、後半へ~続く。
ステータスに変化がないので省略です。
後総合評価が100になりました。
読者の皆様ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします




