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Modest freedom  作者: ハズカシダリア
ゲーム開始編
14/146

14

前置き回です

いつもより少ないよ

 とりあえず、勉強を少しだけやったが、あまり身にならなかった。早くゲームがしたい…、依存症かな…気をつけよう。

 ・

 ・

 ・

「おかえりなさいませ、ベン様」

「早速、Modest Freedomを始めますか?」

≪はい/いいえ≫

「はい、お願いします、エアリさん」

「かしこまりました、では、行ってらっしゃいませ」


 目の前が暗転し、再び目の前が明るくなったと思ったら、ニーナが顔を覗いていた。


「あ!起きたにゃ!良かったにゃ!ベンが起きたにゃ」

「起きたにゃ!じゃないでしょ!まず、お客様に謝るのが先でしょ!ごめんさいね、ベン君、間違って試作品を食べさせちゃって、ほら、ニーナも謝るの!」

「うぅ…、ごめんにゃベン」

「まあ、本人も反省しているし、身体も何か軽いしね」

「う~ん、まあそう言うなら…、でも、お詫びとしてなにかできることないかな?」

「そうですねぇ…、あ!そうだ、生産ギルドってありますか?午後に行ってみたいと思いまして、案内してもらえませんか?」

「そんなの、朝飯前にゃ、そんな事でいいのかにゃ?」

「まあ、この町について全然知らなくて、迷子になりそうですし、これでいいんですよ」

「分かったわ、ならニーナは昼辺りは、休んでていいわよ」

「分かったにゃ!ベン昼にちゃんと来るにゃ」

「ああ分かったよ、朝ごはんまだありますか?」

「もちろんまだあるわよ、立ち上がれる?」

「はい、大丈夫です」


 ステータスを見ると、超健康の状態になっていた。


[超健康]

 健康を越えた状態

 いつもの1.5倍元気である

 眠りや衰弱などの一部の異常状態を防ぐ

 元気100倍だ!


 まあ、代償の割にあったものだ、午前中はクエストに勤しもう。ちなみに、今日の朝ごはんを持ってきたのは、大柄の熊の獣人の男性で、名前ジェファーと言い、この宿の料理を作っている方だった。昨日の件についても謝られたが、もう謝られたし、問題ない事を伝え、もしかしたら物好きなプレイヤーが食べに来るかもと、言うと、そうかと短く応えた。寡黙な人なんだな…、ミーミルの朝ごはんもくれた。

 一応銅貨8枚出して、宿を出た。

 ・

 ・

 ・

 冒険者ギルドに向かったが、人が多かった、まあもう日も顔を出しきったからな、ミーミルを頭に置き、人混みに入ろうとしたが…


「ああ!ベンさんとミーミルちゃんだ~」


 女性冒険者の誰かが声をあげると、ミーミルが連れてかれてしまった…、ミーミルは、我関せずと慌てず、流れに身を任せていた。


「ミーミル~、クエスト終わったら迎えに行くからなぁ~」

「きゅ!」


 俺の声が聞こえたからか、しっかり返事を返した、仕方ない、今日は討伐依頼をこなすか…。


【コブリンを10体討伐してくれ】

 内容:東の森にコブリンが増えてきたから討伐してください

 報酬:大銅貨1枚(追加報酬:銅貨5枚)

 依頼主:冒険者ギルド


【スライムを10体倒してくれ】

 内容:魔力が東側で溜まっているため、スライムが増えて来ましたので、討伐をお願いします

 報酬:銅貨15枚(追加報酬:銅貨5枚)

 依頼主:冒険者ギルド


 この2枚だけ受けた、両方ともPKのいる東側だから、気をつけて、慎重にやろう。

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 ・

 東側の門には、プレイヤーらしき人たちが多いように感じた。あれは…PKKの人たちかな?

 まあ、俺は俺で、気をつけ…


「そこのプレイヤー君、こっちの森は危険だ、そんな装備で、大丈夫か?」

「大丈夫だ!問題ない!気をつけて探索するよー」

「そうか!気をつけて探索するんだぞー」


 親切なプレイヤーさんだな、さてと、行くか。

次回、主人公、戦闘開始

ステータスに変化ないですので、書きません

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