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Modest freedom  作者: ハズカシダリア
新要素とイベントと英雄達
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王城にて回です。

 城に入って最初に思ったのが無駄に高い天井だ、所々細かい装飾やシャンデリアがあった。

 こういう洋風の城に入るのは初めてだが、テレビ等で見るより迫力が違う、そして左右にある高価であろう壺や鎧が並んでいる。


 階段もでかいがその正面にはマシューさん似の冠を被った男性とハリ○ッドの女優ってくらい美人な女性が描かれた絵がデカデカと飾ってあった。


「こちらの絵が気になりますか?」

「え、ええ、もしかして…マシューさんの両親ですか?」

「その通りです、初代キャメロン聖教国国王キャメロ・ゼネラル一世、そしてその正妻のヒルデ・ゼネラル王妃になります」

「なるほど…」


 やっぱ、美形と美形だったらそりゃ美形になるよなぁ…。

 まあ、よくある王様像の立派な髭とかすごいなぁ。


「お部屋はこちらの階段を上がった先にありますのでお足元にご注意下さい」

「あ、はい」


 少し立ち止まってしまったが、声をかけられて慌てて着いていく…しかし、なんで、こう段差が多い場所を手すり無しで…まあ、コケることはないが、それでも怖いな…。






「何かありましたら、お気軽にお声掛けください」

「はい、ありがとうございます」


 ようやく一息つける部屋に着いたが……いや、まあ、どっからどう見ても高級ホテルのスイートルームかってくらいキラキラで一息つけるか怪しくなってきた…。


「ベッドふかふか〜」

「いすもふかふか〜」

「カッカッカ、コレはいい眺めじゃなぁ」

「…呑気だなぁ…まあ、とりあえず座って…」


 結構ふかふかだな、じゃなくて、とりあえずまだ昼食が取れてない、さっきまで海の上でそれなりの食事をしたが、こんな所で昼食を取るとなるとマナーとか必要だよなぁ…。


 一応授業で習ったけど結構前の事だし…てか、あれは日本食のマナーだった…。

 それにユーマとシーナの2人は当然知らないだろうし…。


「あ、オゾレスクさん!」

「ん?なんじゃ?」

「オゾレスクさんって貴族でしたよね!?」

「そ、そうじゃが…」

「て事はこういう所での食事のマナーとか知ってますよね!」

「む?…ああ、なるほどのぉ、そう言えばそろそろ昼食時じゃったな」

「そうなんですよ、俺はこういう所での作法とかマナーとかそう言うの「すまんが儂も知らん」…え」

「確かに片手で数えるくらいには他の貴族と食事したが、それもかなり前じゃ、今とは違う所もあるであろう、さらに言えば、儂が食事をしたのは立食パーティで、酒を嗜むくらいでそこまで料理を口にしておらなんだ…今思うと惜しい事をしたのぉ…」

「あ、それは…残念でしたね……」


 なんてこった八方塞がりってやつか………いや待てよ、

 俺は別に貴族じゃないし、そこら辺にいる一般的なプレイヤーと言っても差し支えない()それに分からないのであれば付け焼き刃の作法より恥を偲んで聞いた方が早い!


「そうと決まれば、とりあえず聞いてきます!」

「おお、そうかそうか、行ってくるがよい」


 とりあえずドアを開けてすぐ近くに待機していた執事さんに聞いてみるとしよう。


「すみません、少しいいですか?」

「はい、何なりと御申し付け下さい」

「まだ昼食取れてなかったんですが、どうすればいいですかね?」

「!そうでございましたか、すぐに持って参ります」

「あ、ありがとうございます、俺と子供2人分お願いします」

「かしこまりました」


 そう言って歩きとは思えない速さで廊下を歩いて行き、その執事さんと入れ替わりで他の人がまた待機し始めた……すげぇ連携…。

 部屋に戻ってまたソファに深く沈むように座る。


「とりあえず昼食はなんとかなってよかった〜」

「カッカッカ、すまんのぉ役にたてなんで」

「あはは、問題は…まあ、とりあえず先送りですかねー」

「ふむ…一応貴族のマナーが載っておる本はあるが読むかの?」

「あー…いや、まあ、多分、今から読んでやっても、なんか…ボロが出てしまいそうですけど、一応見せてもらえますか?」

「カッカッカ、よし分かった、まあ、頑張るがよい」

「ははは…まあ、ユーマとシーナには肩っ苦しい食事はさせたくないんですけどね…」

「そうじゃな、まあ、子供を責める愚王ではないじゃろうし、同席する者も、ベンの連れにとやかく言う者も居らんじゃろう」

「あははは…」


 そう言えばそうじゃん…俺って英雄として来てんじゃん…他の英雄も来てるって言ってたのに普通に忘れてたわ…。


 少ししてドアがノックされて料理が運び込まれた。

 料理はごく普通のサンドイッチに見えるが…なんだろう、絶対すごい食材使ってそう…。


「それと国王様より伝言を預かって参りました」

「え、マシューさんから?」

「はい、今夜の晩餐会で今集まって居られる英雄様方との顔合わせをして頂きたく、宵の鐘が鳴る19:00にとの事です」

「…分かりました、えっと、今集まっているだけで何人くらい居るんですかね?」

「ベン様と国王様を合わせ9名、明日の夜には11名全員が集まります」

「11名…」

「ほかに何か御座いますか?」

「えー、っと、恥ずかしながら俺もこの子達もこう言った場所で食事するのは初めてで、作法とか知らないんですが…」

「それでしたら問題ありません、国王様も他の方々も余程ではない限り作法に怒られる事は御座いません、晩餐会では楽にしていただけるかと」

「…そうでしたか、よかった…」

「他に何か御座いますか?」

「いえ、それを聞けて安心しました、ありがとうございます」

「いえいえ、食事が終わりましたらベルを鳴らし下さい、それでは失礼致します」


 …っふーよかった〜


「言った通りであろう?」

「ええ、いや〜良かった〜…これで一安心だ〜」

「あんしん?」

「ああ、安心だ」

「よかった!」

「よかった〜」

「ふふ、さてと昼食としますかね、いただきます」

「「いただきま〜す」」


 本当に聞いて良かった…あ、このサンドイッチ美味い、パンがパサついてないし肉が程よく分厚く柔らかいし卵も美味しい!

 はぁ〜コレで昼食ってんだから、晩餐会とか滅茶苦茶美味しい料理ばっか並ぶんだろうなぁ………。

前の投稿から少し開けましたが、ただのやる気が落ちただけなので心配なく?


いつも誤字訂正、感想、評価等ありがとうございます。

次回もゆっくりお待ちください。

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― 新着の感想 ―
[一言] 私の好きな作品の1つと雰囲気が似ていてとても私好みの良い作品でした それはもう丸一日使って全部読んでしまうぐらいには 今後もとても気長に更新を待ってます! さて、少し休んだら作者情報を見た…
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