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遅くなったけどまだまだ続きますぞ!
戦闘回後編回です。
その悍ましく、その場にいたものを吹き飛ばすほどの咆哮と共に、体が徐々に変化していく。
「!?」
『魔に飲まれたか…いや、元からか…』
「(どういうことだ!?)」
『魔とはこの世の全てのものが持つ魔力のことであり、
生物上魔力のみで構成されるものを俗に言う魔物と言います。
此奴は先程ヒュームとして死にましたが、放出していた魔力とこの島に残留していた邪神の魔力が融合し、死体を器として魔物として復活したのです』
「(魔物…いや待て、邪神!?)」
マジかよ、もしかしなくてもやっちゃったか!?
そんなことを考えているうちも体が変化していき、先程の5倍まで大きくなった。
「■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!」
「!?ッチ!」
完全に変化が終わったのか、聞き取ることができない咆哮と共に、腕を乱雑に振り回す。
…あ、周りにいたプレイヤーが吹き飛ばされて消えた!?
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!」
「この獣畜生が……」
「ジョージさん!大丈夫ですか!」
少し後ろに退いて様子を伺っていたら、シャイニーから声がかかる…よくみれば、リュウザン兄さんもこっちに向かっている。
「ん、ああ…とりあえず、次は原型を留めることができなくしてやる…」
「私たちも加勢します!」
「…分かった…だが、あまり奴の射程に入らないことだ」
「はい!」
とりあえず無難なことしか言えないが…剣
『何用で』
「(とりあえず彼奴を適当に削って、後は他のプレイヤーに任せて終わらせたいから…頼めるか?)」
『かしこまりました、それでは行きますよ』
中途半端に“人剣一体”を使っていたが、再度体から感覚が離れる。
それと同時に、俺の体が化け物に向かっていき、攻撃を避けつつ、少しずつダメージを与えていく。
少しすると、リュウザン兄さんと…確かユウトだったか?が近接戦に参加したので、適当に攻撃を軽く当たって吹き飛ぶ。
HPバーも残り1本だし、このペースならば問題……ん?
あの船なんだ?見えにくいが…。
「(剣、あの船なんだ?)」
『私に聞かれても…』
それもそうだよなぁ…誰か知らないかプレイヤーにでも…いや、忙しそうだし、まず知り合いがそこまでいなかったな…。
『どうしますか?どう見てもヤバい気配がプンプンしますが』
「(うーん……よし、どうせここにいても暇だし…と言ってもどうやって乗り込めば?)」
『そこは…どうしたものか……走って泳いで向かいますか?』
「(いや、かっこ悪すぎ…あ)」
「■■■■■■■■アアァァァ………」
悩んでいるといつの間にかHPバーが完全になくなり、化け物が大きな音をたてて倒れた。
すると俺の体や兄妹、他にも何人かの体が光りだし、そしていつの間にか白い空間におり、エアベル様が待っていた。
「ありがとう、君たちのおかげで封印は守られた。
君たちが偶然この島に居なければ、今頃世界は恐怖に呑まれていただろう」
《緊急クエスト:島の平和を守るをクリアしました》
《Exp 10000手に入れました》
《レベルが3上がりました》
《HPが19上がりました》
《MPが10上がりました》
《力が21上がりました》
《守が14上がりました》
《速が28上がりました》
《知が9上がりました》
《精が17上がりました》
《剣術(初)の熟練度が上がりました》
《奥義スペル:王衝波斬を覚えました》
《特殊スペル:納刀を覚えました》
《称号:守護者が重複したためSPに変換されます》
《称号:英雄の効果が上昇しました》
《SP17手に入れました》
…また、ヤバそうなモノを手に入れてしまった…まあ、確認は後でいいか。
「報酬としてはなんだが、君たちを元いた大陸に送っていこう。
ここからなら、後数日で着くだろうし、僕も僕で用事があるからね…それじゃあ」
そう言ってエアベル様が指を鳴らすと、また景色が変わって森の中…あれ?他のプレイヤー…あ、居た。
……多分、エアベル様が気を遣ってくれたんだな…ありがたい。
さてと、先にテントに帰って最終日までゆっくりするとしよーっと………。
ステータス
レベル44→47
名前:ベン
種族:ヒューム
職業:冒険者 従魔士 魔術士
クラス:E
基本能力値
HP:306/306→325/325
MP:201/201→211/211
力:162→183
守:200→214
速:230→258
知:154→163
精:127→144
運:54
SP:138→155
スキル欄
剣術(初)↑
称号
英雄↑
スペル欄
王衝波斬 納刀
奥義スペル:王衝波斬
剣に気力と神気を込める攻撃に、さらにノックバック(大)と範囲攻撃をのせる。
クールタイム:30秒
特殊スペル:納刀
剣を納めることによりスペルのクールタイムが早まる。
非戦闘時になれば、さらに早まる。
次回も遅れるかもしれないけど、失踪しませぬ。
多分、次回あたりでイベント編が終わるかもしれない。




