表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Modest freedom  作者: ハズカシダリア
イベント編
117/146

117

さて、戦闘開始回です。

 ゴーギャスに喧嘩を売られたが、意外にも船内(ここ)ではなく一旦外でやるようだ。


「あ、あのー」

「ん?なんだ?」

「やるって…殺し合いになるんでs」

「んなわけねぇだろ」

「へ?」


 ゴーギャスが足を止めて振り返る。


「いいか?俺たち海賊は命を賭けんのは海と掠奪の時だけだ。

 それ以外の事になったら力比べやら飲み勝負やらで決めんだよ」

「はぁ…なるほど…」

「んでだ、俺は俺の子分どもを倒したテメェの力がどれほどか知りてぇし、さっきも言ったがこれは喧嘩だ命を張るもんじゃねぇ」


 …なんか分からんけど、そういう流儀なんだろうなぁ。

 まあ、殺し合いじゃないならいいか…いいのか?


 そんなことを考えながら外へ出ると船が地面に着いていた。

 ゴーギャスが船から降りたのでそれに続く…結構高いな。



「よっと、それでどうすればいいんです?」

「簡単なことだ…そうだな、あそこまで行け」バンッ

「!?」


 ゴーギャスが銃を持って指定した場所を撃った。

 結構近くにいたせいで少し耳が痛い…。


 指定された場所に着くと


「それじゃあ、ルールの説明だ!

 俺の攻撃を避けて、俺に一撃当てればテメェの勝ちだ!

 以上!」

「え、そん「そんじゃまあ、いくぜ!!」っ!」


 《BOSS battle》

 《勝利条件:嵐の海賊団船長ゴーギャスに一撃を当てる》

 《敗北条件:プレイヤーの死》


 え、俺の死って…


「さっき喧嘩で命を賭けないって、言ってたじゃん!?」

「“荒れ狂う波(ストームウェーブ)”!!」

「っち!」


 ゴーギャスが腕を振り上げた瞬間、砂煙が竜巻より巻き上げられて視界が悪くなる。

 まずい!ゴーギャスを見失ってしまう!


「“ミニウィンド“!って全然歯がたたねぇ!!」

「行くぜ行くぜ!!“嵐の宴(ストームフェス)”!!

 野郎ども行けえええ!!!!!!」

「「「「「「「「「「ヲオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」」」」」」」」」

「!?」

『主殿!お体!!』


 ゴーギャスの叫びと同時に剣が話しかけてきた。

 たしかにこの感じはやばいし、よし


「頼んだ!』

『御意!」

「「「ヲオオオオオオオ!!!!」」」

「!あまいッ!!!」


 体が入れ変わると同時に目の前に砲弾鮫(キャノンシャーク)が声を荒げながら襲ってきた。

 が、あっという間に斬り伏せて体が前進していった。


(ゴーギャスはどこだ!?)

「おそらく、先程の場所に居るかと、殺気がこちらを凝視しているようで少々ヒリヒリします」

(ヒェ…ガチじゃん…)

「まだまだ行くぜ!!全弾かかれえ!!!!」

「「「「「ガアアアアアアアア!!!」」」」」

(!この声は!)

「厄介ですね…あ」

(ど、どうした…ってあれ」


 急に視界が元に戻る…まさか


(疲れまシタ、一旦sleepです)

「嘘だろおおおおおおおおお!!!!!」

「「ガアアアアアアアア!!!!!」

「ファアアアアアアアアア!?」

こっからどうなるんですかね?


最後まで読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ