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Modest freedom  作者: ハズカシダリア
イベント編
115/146

115

メインボス回です。

 穴を抜けるとかなり広い空間が広がっていた。

 空までみ...え...。


「なんだよ...あれ」

『ぬ...』


 見上げるとそこにはジンベイザメより明らかに大きい何かが浮いていた...。


 ん?あれはHPバー?ってことは


「あれが本体か!?」

『!惚けておらずにさっさと動かぬか!』

「!っと」


 ズドンッ!


 大きな奴から何か小さいものがとんできたので、回避する。

 地面に埋まったものを見ると尾びれがついていた。

 とりあえず鑑定してみるか。


砲弾鮫(キャノンシャーク)

 レベル:10

 海賊嵐の子であり砲弾

 獲物に喰らいついた瞬間自爆する

 死ぬときに爆発するので注意



 おいおい、自分の子供を...というか、あいつが海賊嵐かよ、でかすぎだろ。

 てかまだ撃ってきやがる!


「っち!倒しても爆発するとかふざけやがって!」

『それより、奴に近づくぞ』

「どうや『任せたまえ』、了解!」


 そう言うと同時に感覚が離れていく。

 まかせたはいいが...。


『どうやって近づくつもりなんだ?』

「任せておけ、あれくらいの速さなんぞ、あくびが出るわ」


 そういうと、俺の体は走り出す。

 それと同時に砲弾鮫が2...いや3体発射された。


「ふ...!」


 ある程度助走をつけた俺の体は力強く跳びあがると、迫ってくる鮫を踏み台にしてさらに跳び...


『な!?鮫を踏み台にしたぁ!?』

「よしよし、まだ撃ってくるな」


 あっという間に3体を踏み台にして接近すると海賊嵐からさらに先ほどより多く発射してくる。


「甘い!」


 そういうと先ほどと同じように鮫を踏み台にして最後の鮫を思いっきり踏み、高く飛び上がり...いや、


『跳びすぎだろ!?』

「だがこれで本丸に乗れるな」

『本丸って...というか、船っぽいんだな背中」


 そんなことを話しているうちに海賊嵐の背中に乗った。


「さて、ここからどうするか」

『うーむ、正直魔物が大きすぎてどうやって倒すのかわからんな』

「たしかに、であればちょうどそこに内部への入り口がある、入ってみるかな?」

『それ以外に何もないならな...というかこのままなのか?』

「主殿が望むのであれば変わるが?」

『え、あー、頼めるか?』

「御意」

『ありがとよ」


 剣が返事すると同時に感覚が戻ってきた。

 さて、何が出てくるか分からないがちゃっちゃと終わればいいなぁ...。

多分2、3話くらいで終わらせます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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