ら抜き言葉
話し言葉としては気にならないのですが、例えばメールとかで文章にするとき、気になる言葉の中の一つに、いわゆる「ら抜き言葉」があります。
投げる。を、投げられるというのか、投げれる、というのか。
蹴る。を、蹴られるというのか、蹴れる、というのか。
この区別の方法として、私は次のように憶えています。
「付けよう、取ろう。」
意味は、「ら」が付く、「ら」を取る、です。
これは知っている方もいらっしゃるかと思いますが、
「よう」という形になる言葉には「ら」が付く。
「ろう」という形になる言葉には「ら」が付かない。
一例として、
投げる、は、「投げよう」と言う形はありますが、「投げろう」という形はありません。
だから、らが付き、投げられる。「投げれる」とは言わない。
蹴る、は、「蹴よう」はなく、「蹴ろう」ですから、らが付かなくて→蹴れるです。
この「よう」「ろう」を使った区別の仕方ですが、人から教わりました。
ただ、その時は「よう」「ろう」の言葉だけだった。
中々頭の中に入らず、「よう」と「ろう」、どっちがどっちだっけ、と毎度迷っていました。
自分で、「付けよう、取ろう。」の文章を考え出したことで、ようやく頭の中に入りました。
仕事でも教えられたそのまんまでは中々憶えられないのではないかと思います。
教わったことを自分なりに工夫したら憶えられるかなぁと。




