ローラの話
思い出話です。
何分古い記憶なので間違ってる所もあると思いますが、そこら辺は勘弁してください。
*ローラの話です。
*ローラ、変な製品でしょう。ちょっとおかしな製品です。
*機の内側と外側で、設計思想が異なっているんです。
*と*台は、一本の長大な*ローラーの上に*を丸ごと載せて、ごろごろ搬送させてます。
ところが*内に入ると、*側と*側の二本の*ローラに分かれてしまうんです。
これは、*機の構造上、そうするしか仕方ないことなのかもしれません、が、
しかしそれでも、*するのは*側のローラーだけ、というのがおかしい。
*側のローラも*ローラにして、両方の*ローラで、*全体を搬送するのが、*マシンとしては自然な構造ではないか、と思います。
*年くらい前ですが、私、寄さんグループで*の仕事してました。
まだ*、やり始めたばかりで、そんなに数が出ていなかった。
そこに、確か、*自動車の工場から、*ローラーの注文がきたんです。
それまで、*ローラは、やったことがなかった。
それで、*、*、両側が*ローラという構想をまず提出したところ、その
*自動車の工場さまが、いいや、片側だけの*ローラでいけるよ、と教えてくれたんです。そこの工場、すでに自分らで*ローラーやっていて、そのノウハウの一端を供与してくれたわけです。
こちら、そうなんですか、と作ってはみたのですが。
納品したときです。
大工場に見合う、大きな*機です。そしてそれに見合う、でっかい、そして重量のある*なんです。
これ本当に、片側だけの*でこんな*が動くのか。
動いたとして、片方が*ローラで片側が*ローラです。途中で斜めになりはしないか、と思ってたのですが。
これが、なんてことなく、するすると真っすぐ搬送されたわけですよ。
ちょっと感動しました。
それ以来、*ローラーを他のお客さんにも販売開始。
当時、やはりお客さんも初めてで、本当に大丈夫かと聞くんですが、自信を持って大丈夫と請け合って、販売してきた。*自動車さまには感謝です。




