朝礼のネタ

ブロック物の設計

昔、先輩社員から教えられたことがありまして、何かといいますと、

ブロック物で、巨大な製品を扱うときは、材料が入手できるか注意しろ。

逆に小っちゃいブロック物を扱う場合は、それが加工できるか注意しろ、と教わりました。

憶えていたつもりなんですが、つい忘れることもある。

先日、超小型マシンのレイアウト図やったんですが、細い取付ボルトになっても構わない、という条件があったので、ごく狭い所にガイドブロックを配置したんですね。

ところが図面作成後に、そのガイドブロック、加工できないだろう、と指摘されてしまい、ああそうだった、と失敗に気付いたしだいです。

キャドの恐ろしい所は、どんなものでも作れてしまうことです。

昔、入社した当時の新人時代ですが、

いきなり設計部に配属されることはなく、

まず加工現場、組立現場に回らされて実際に作業を数か月間やらせられました。

そのあと設計部に回された。

おかげで図面かくに際して内容が理解できて、作図が大変捗った憶えがあります。

今はもう仮想空間のみで仕事を終わらせていますが、現実を忘れて不具合を起こさないとも限らないので、できるだけ現物を見るよう心掛けたいものです。