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薬の飲み方で失敗

前に和田君がこの朝礼の場で、風邪薬を水でなくお酒で飲んで、えらく体調を崩してしまった、という話をしてくれたことがあります。

私も似たような経験がありますので、その話です。


年末の休暇で実家に帰省して、年が明けて、連休最終日。こっちへ戻ってくる日のことです。

風邪ひいてしまったんです。

ひどくはなかったんですが、少し熱がある。頭が少し痛い。少しふらつく。そんな感じで、無理すれば動けないこともなかった。


明日からは仕事だ、という意識があって、多少無理してでも、帰ってこなきゃならん、と思ってた。

移動の手段は飛行機です。これだったら、ほんの2時間程度我慢できれば、こちらに帰って来れる。

いける、と思ったんです。


で、そのまま乗り込めばよかったんですが、そのとき、いらんことしてしまったんです。

風邪薬は飲んでいたのですが、その2時間を確実に、ラクに乗り越えるために、さらにまた飲んだ。

さらには、痛み止めの薬も飲んだ。

もう記憶にないですけど、さらに数種類の、症状に対するいろいろな対処薬を飲んで、それで飛行機に乗り込んだわけです。


さあ、1万メートル上空でですね、

心臓破裂するいきおいでドキドキ……

汗ダラダラ……

ぐらぐらして

せまっ苦しい機内、

もうどこにも逃げ場がない。

死ぬかと思いました。


スチュワーデスの方に面倒みてもらって、こちらに到着したときは車いす用意しましょうか、とも言わせてしまった。

そのころには、肝臓ががんばってくれたおかげで、持ち直して自分で歩けるようになってましたが、場合によっては、大変なことになっていた、ということです。


苦しいときは正常な判断ができにくい。

ぱっと、やすい考えに飛びついて、さらに傷口を広げてしまう。

やばい時は素直に休む、そう思いしった出来事でした。

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