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一期一会
例えばこの朝礼の場とかで、福本さんの名前を聞くと、なんだか懐かしさを覚えます。
私にとって福本さんは、ハレーすい星みたいな存在でして、
そこを(指差す)、スーと通り過ぎるところを目撃したのが*年くらい前。
その前に目撃したのがさらに*年前でしたか。
そろそろまた目撃できるんじゃないかと期待しています。
福本さん、もう記憶が薄れて、今、どんなお顔、姿カタチしてるか想像もできないです。
逆に向こうも、私の名前どころか、存在自体忘れ果てているだろうな、と思います。
昔、一緒に仕事してた新人が、上司から「ちょっと一ヶ月ほど大分工場のヘルプに行ってくれないか」、と言われて大分に出向いて、そのまんま。
次に再開したのが*年後。
向こうはこちらを懐かしがってくれましたが、こちらはそれにあんまり応えることができなかった。
そんなこともあった。
なんていうか、一期一会でして。
あらためて、普段の言動には気を付けなきゃと思う次第です。
※
ここから、新入社員のために、名札をつけましょう、という話にまで持っていければ最高だった。




