僕の伸びは異常らしい
昨日の12時ごろ、ジャンル別日間ランキングで1位になりました!(本日朝、総合日間ランキングでも8位に…… Σ(゜д゜lll))
またスクショ撮って自慢も忘れず(苦笑
ブクマも1000件を超えて……なんとお礼を言えば良いやら?
実は個人的な目標で今月中に1万pv、というのがあったんですが、予想外の伸びに困惑してました
この調子でまだまだ頑張って投稿続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします(^^)
「よっしゃ!じゃあ一旦帰ろうぜ……って兄ちゃんどうしたんだ?」
「ぅ……いや、大丈夫」
「そ、そうか?」
僕はステータスを見て固まった。
17年間、一度の変化もなかったレベルが2に、遂に2になったんだ。
気がついたら、目から流れた涙が頬を伝ってステータスのウィンドウをすり抜けて地面に落ちていった。
レベル2か……
長かった。とってもとっても長かった
放心していた僕に、ルドルが声をかけて来ていたのにようやく反応して涙を拭う。
そして心配そうにしているルドルに問題ないと言い、僕たちは家に向かった。
その時の僕の頭はレベルアップの事でいっぱいだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「え、もうレベルが上がったんですか?」
家に帰って来た僕らは、現状報告をサーシャに教える。
するとやはり彼女もルドルと同じように驚いた。
「そんなに驚くことかな?」
「はい。この世界ではもちろん誰もが最初はレベル1です。なので、いくら特異能力があっても最初に倒せる魔物は限られてます。なので、レベルアップまでに必要な討伐の量は計測され、すでに結果が出ているのです。スライムでしたらルドルが言っていた通り50匹。ビッグマウスでしたら33匹と言った感じですね」
「……サーシャ、その必要量とか全部記憶してるの?」
あまりに淀みなく答えているので、気になって聞いてみた。
「はい?ああ、勿論です。私こういう暗記系は得意なんですよ。特に魔物には興味があったので、ある程度知られている魔物の特性や攻撃パターンなども大体は言えますね」
特に自慢げにする様子もなく淡々と答える。
「姉ちゃんはだいぶ前に商会で秘書やってたからなー。他にもいろんなこと知ってるんだぜ」
「ルドル」
「あ、ごめん姉ちゃん」
ルドルが姉ちゃんを自慢するようにいうと、サーシャは彼をキッと嗜めるように名前を呼んだ。
どうやら彼女達の過去は喋りたくないらしい。
それにしてもこの歳で商会で秘書か……
やっぱりこの子達について知らないことが多すぎるよね。
「さ、昼ごはんにしましょう。レシピ通りに出来てると思うのですが、確認して見てください」
そう言ってサーシャはキッチンからお皿を運んで来た。
作ってくれたのは唐揚げ丼だ。
十三時までに帰ると言っていたので、丁度揚げたてで湯気を立てている。
甘だれとぽん酢が組み合わさったソースの匂いも素晴らしく、探索で動き回り腹ぺこの僕たちは貪るように一瞬で食べ終えた。
その後三十分程度はゆっくりと身体を休め、残りの二十分で次に行く場所を考える。
「あ、ルドル。僕のレベル2になったでしょ?それで魔力ってどれくらい増えたかな?」
僕は気になって尋ねてみた。
「ちょっと待ってて……おおー、かなり増えてるぜ!ただ……鍵がかかってる範囲も広くなってるな。使えるのはレベル1の時と比べて2倍かな?」
ルドルは魔眼で確かめられるから、わざわざ調べに行く必要がなくてとっても楽だ。
増えてるのは嬉しいけど、鍵も増えると知って嬉しさが少し減ってしまう。
いや、レベルアップできただけでもこれ以上ないくらい有難いんだけど。
「普通レベルアップごとに魔力ってどれくらい増えるものなの?」
「そうですね、大体は前のレベルの時の魔力の50%と言われてますね。あ、冷えたお茶をどうぞ」
ソファでくつろいでいると、横からサーシャがコップに氷とお茶を入れてくれながら答えてくれた。
「ルドル、マヒロお兄さまの魔力はどれくらい増えたの?」
「前の魔力と比べて2倍だったよ!かなり凄いよなこれ」
おお、かなり増えてたみたいで嬉しい。
「2倍ですか!?……もしかして。少し待ってください」
そう言ってサーシャは紙を一枚持ってきた。
机の上に置いて、ペンで何か描き始める。
「マヒロお兄さまは通常、スライム50匹でレベルアップするはずを25匹でレベルアップしました。そしてレベルアップ時に得た魔力は前レベルと同様、つまり実質2倍になったというわけですね」
「それがどうしたの?」
「まだ、情報があまりにも少ないのでこれは確定ではないのですが、これらの事から一つの仮説が成り立ちます。ここで見るべきは2倍という数字、そしてマヒロお兄さまの特異能力【倍増】との関係性です。この【倍増】は全ての能力を倍増させるものと言われましたが、もしかするとこれによって経験値取得量も倍増したのかもしれません。魔力の増加量も、それでなら得心がいきます。これらの事例は【取得経験値倍増】や【魔力倍増】といった特異能力の所持者に確認できています」
サーシャはそれぞれの情報を表にまとめるように、紙の上でペンを走らせる。
そこに書かれた数字は確かに、全て倍という関係で成り立っていた。
「つまり兄ちゃんは通常より討伐数が少なくレベルアップできて、獲得できる魔力は通常の倍ってことか?」
「そういうことね」
僕があまりよくわかってないでいると、ルドルがわかりやすく確認してくれた。
それにサーシャが肯定し、二人は驚いた目で僕の方を見る。
「えと、それって良いことなの?」
「良いことっていうか、凄すぎることだよ。レベルアップの恩恵なんて魔力の増加とワンチャンで特異能力の進化くらいだからさ。兄ちゃんは通常より速く、そして魔力も多くなれるってことになるのかな」
「ちなみにですが、もしこの仮定が正しかった場合伸び代も凄いことになりますよ。レベルが高くなって行くほどレベルを上げることが大変になってきますが、そのレベル帯にマヒロお兄さまが行く頃にはすでに魔力量はかなり高いことになってるはずです。ルドルの言う鍵がかかっていたとしても元の魔力が高いらしいので、その頃には鍵も魔力に耐えきれず自壊していると思います」
そう僕に力説してくる二人。
どうやら、僕の特異能力【倍増】も案外捨てたものじゃなかったのかもしれない。
ようやくこの設定が書けました。
これは遅れながらで最強になる為には必須の能力だったので……あ、普通に特異能力【身体能力倍加】などもありますよ。書いてませんが
最近説明多すぎ、と言われたり逆に説明不十分だよね、と言われたりしてどうすれば良いのかよくわかりません(出来る限り読みやすい文を書きたいんですけどね)
次回の更新は明日の十時です
ブックマークや評価をして頂けると、泣いて喜びます




