第5話 利府陣高校の実態2
放課後、鈴値は同じ中学だった友達の火恋に会うためにあらかじめ約束してた校門で待っていた(ついでに影名も誘われた)。
一度火恋がいるクラスに行ってみたが、誰もいなかったのでなんだか鈴値は悪い予感がしていた…。
17時になり、影名が帰ろうとするのを引き留めているとついに火恋が来た。
「あっ!やっと来たわ…ってああっ!」
「うぅっ…鈴値ちゃん…うわぁぁぁぁん!」
火恋は栗色なロングで身体は小柄で貧乳だったが身体能力はずば抜けて高かった。
猛ダッシュで鈴値に抱きついたので後ろに、こけてしまった。
影名は手を貸そうとしたが、鈴値が気持ちよくなってしまうので、足で頭がアスファルトに激突するのを防いだ。
「影名~!あんた足なんかで…。」
「鈴値ちゃん!こわかったよー!」
「いたい!いたい!いたい!抱きしめすぎ!……ごぅあ!!」
鈴値が本当にやばくなりそうだったので影名は小指だけで火恋に触れ、力が弱くなったすきに鈴値が逃げ出すという、まるで猛獣から助け出す感じになった。
「火恋一体何があったの?」
「鈴値ちゃん…先生が火恋はメイド服に着替えて…男子の命令は全て聞きなさい、今日の授業は全部これですって…。」
「ひどい!男子がめちゃめちゃいる中、火恋だけ…!」
「えっ?男の子は1人だけでそれ以外全員女の子だったよ?」
「えっ。」
「でも他の女の子はどこかに連れていかれたんだ…それで私はずっと命令を…うぅっ。」
「そ、そうなの…な、何を命令されたの?」
「う…うぅっ…ずっと…ずっと………呼ばれたらコーヒー入れをさせられてたの!うわぁぁぁぁぁん!!」
「影名今すぐその男の所に行くわよ!許せないわ!」
「許してあげなよ」