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第4話 昼食の時間

映礼先生が自習を出して、「き、気分が悪いので、あぅぅ…」と帰った後、影名と鈴値は一緒にご飯を食べていた。


周りの男子達は、影名の能力と鈴値の馬鹿力(主にこっちが原因)を怖がり2人から距離をとっていた。

鈴値はさっきのお礼と謝罪をしたかったので一緒に食べようと、鼻血をみせつけるようにハンカチで拭いていた影名を誘った。



鈴値の弁当は小さくて女の子らしい弁当だったが、影名の弁当はとにかく大きく量がありドカ弁みたいなものだった。


「弁当大きいわね…。」


「能力者はお腹が結構すくからね、多めに用意してるんだ。」


よくわからないけどそうだと思ったが、鈴値は別の理由もあると思った。

間近で見ると、影名は結構身体が大きく肩幅が広く、腕も太くて、投げつける時も今まで投げた男子の中で一番重かったので、結構鍛えてるのもあると思った。


「あ、あと影名ごめんね投げつけちゃって…。」


「別にいいよ。」


「そ…それからありがとう…助けてくれて…。」


「それも別にいいよ。」


「影名みたいな能力者って他にもいるの?」


「1人いたよ、そいつは恐ろしいやつだった…」


影名が顔をしかめる鈴値は緊張した声で聞く


「ど…どんなやつ…だったの?」


「そいつは今日初めて会って色々あった後、寝ている僕をぶん投げたんだ…あれは一番つよ……いた、

痛いって、ちょ顔はやめて!お願い!やめて!」





その後、影名を殴って知ってることを全て白状させたが、しょぼい能力者しかいなかったのと(割り箸きっちり綺麗に割るなど)、影名が能力を得た経緯を聞いた、それはいつか、お話しする事になる…。

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