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チート?ランサーが逝く!英雄伝説!  作者: 田中
モルステンド領編
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82話 山賊連合進撃準備

暇つぶしにダンボールでロボットを作ってるんですが直立させる為に脚を太くしちゃって上半身細いのに下半身が100キロ超えのデブみたいになっちゃった。


「ちょ、エース、その傷どうしたの!?てか右腕も取れかけじゃん!待っててね今すぐ直すから!!」


私が宿に戻るとリリアナは青ざめながら私に治療魔法を掛けてくれた、てか私の体でも治療って出来るんだね。

ていかん!早くモルステンド家に伝えないととんでも無い事になる!

私は立ち上がり走り出す、目的は街中央の役場だ。


「それで、誰にやられたの?てまだ治療が終わって無いよ!」








「止まれ!要件は?」


私は役場前に着き門番に直ぐにフロガー親衛隊長とモルステンド家領主に伝えないと行けない事があると書いた。


「ふむ、、だが領主様は許可証の無い者は通すなとのお達だ、すまないが後日に」


ええい最悪殴って通るか?でもそんな事したらまた面倒になる!

私は何とか話をしていると


「む?貴殿は確か、石呼びを倒した冒険者の方ですな?どうして此処に?」


後ろからそんな声が聞こえる、私が振り返ると老人が居た、えと、、誰だ?


(前に鉱山攻撃の依頼を受けた時領主の隣に居た老人ですよ。)


あああ!確かにそうだ!て事はこの人は偉いじゃん!私はこの街に関わる大事な情報があると書いた。


「ほう?、、、、まあ良いでしょう、丁度会議時間だから全員居ら筈です、ではついて来て下さい。」


良かったぁ!これで話は出来る!、、、でもどうやって山賊の件を話せば良いんだ?

山賊に攻撃させようと工作していたら判明しました。

それを正直に話す?いや殺されるて。


(私が話すよ。大丈夫口は回る方だから任せて。)


流石革命家だ!頼りにしてるよ。


「こちらが会議室です、お入り下さい。」


そうして私達は会議室に入った。

中にはフロガー親衛隊長や領主様、他にも前の戦いで見た顔もちらほらと居る。


「遅れました。」


「会議はまだ始まって、、エース殿?何故此処に?」


「貴方はあの時の。」


あ、どうも


「彼が我々に共有しておくべき重要情報があると言われたので連れて来ました。」


私に視線が集中する。

さあ頼むぞサドルバラン!


(任せて。)


「それで?話とはなんでしょうか?」


「此処からは彼では無く私が説明します。」


突如右腕が勝手に動き出す、この感覚気持ち悪いんだよな。


「どうもこんにちは、私の名前はサルド、訳あって彼の右腕に憑依している幽霊です。

今日は彼に頼み込みこの場に連れて行った次第です。」


「なんだと?冗談はやめてもらおう、ふざけてるなら消えたまえ、我々は大事な会議をしているのだぞ!」


「冗談ではありません、彼は喋れません、そしてこの街の、いえモルステンド領全体に関わる情報を得ました。」


「こんな馬鹿げた鎧の話など聞く必要は無い!衛兵!コイツをつまみ出せ!」


「待って下さいフルート卿、彼は前回の防衛戦で石呼びを撃破した勇士であり鉱山では市民の命を救いました、彼の話を聞いて見ましょう。」


「、、フロガー殿がそう言うなら、続けたまえ。」


「ありがとうございます、では結論から言わせて貰います、2日後にここバルツァステンドに1500人規模の山賊連合の襲撃してくる事が判明しました。」


ザワザワ   ザワザワ


「な、デタラメを言うな!それにどうして山賊連合が襲撃してくると分かる!?」


「私はご覧の通りエース君の腕に住み着いてはいますがある程度自由に行動できる幽霊でしてね、数日前に暇つぶしに山賊を追いかけていたら偶然山賊の会議を目撃したのです、そして私の力不足なせいで敵にバレてしまい暗殺者を差し向けられました、

彼のぷらぷらしている右腕と胴にある損傷がその証拠です。」


「確かに、、昨日私は彼を見ましたがそんな傷は付いていませんでした、暗殺者は本当の様です、それに諜報部隊の報告と類似もしています。」


「そんな、、では、ではこう言う事か!?山賊の攻撃は確定ししかも規模は予想の3倍!迎撃は出来るのですか親衛隊長!」


「フロガー、バルツァステンドの防衛は出来ますか?」


「、、我が軍単独では難しいでしょう。」


「そんな、、」


「領主様!急ぎ我らだけでも逃げ中央に助けを求めるべきです!」


「民を捨てて逃げろと!?よくそんな事が言えるな!それに中央は軍ごと赤色戦争で壊滅した!助けは求められん!」


「ではどうするのです!1500人の山賊など疲弊した我らには相手仕切れません!」


その後もわなわながやがやと話し合うが話は纏まらない。

しかもこう言う時に皆を纏める筈の領主様はおどおどしているだけで何も言わない、はあ、この街も終わりか、頭がこれじゃ何も出来んよ。


「皆さん!!お静かに!!」


突然サルドがそう叫ぶ、すると皆静かになる。

おおお


「山賊が迫っている中我々がこんなんでどうするのです!それに勝てる見込みはあります!!」


「そんな見込みはあるものか!」


「ハラール将軍、話を聞いて見ましょう」


「ですがフルート卿、、」


「続けなさい。」


「ありがとうございます、では今回の勝てる見込みですが私は主に三つの理由があります。

まず一つ、聖典団リーダー翔鶴とその傘下の侍達はエース君を暗殺する為に戦いを挑み敗れました、ですが結果は全滅しました。

つぎに二つ、同じくエース君の仲間である魔法使いは私の指導の元4等級広範囲魔法を取得している為雑魚はそれで蹴散らせます。

次に三つ、敵側の実力者一名を此方に引き込む事に成功しました、彼女はエース君を殺害寸前まで追い詰めた実力者です、彼女と我らの冒険者パーティーを使えば山賊側実力者の排除は可能です。」


「全部冒険者頼りでは無いか!?そんな物見込みでも何でも無い!それに百歩譲って実力者の排除が可能だとしてだ!その他の山賊はどうする?いくら4等級の魔法が使えると言っても連発は出来ますまい!そこはどうするのです!」


「敵の実力者は山賊団のリーダーである事が多数であり頭を潰せば下は勝手に離散します、そして4等級魔法は見栄えが最高ですからね、命が大事な山賊は恐怖で進まないでしょう。」


「だ、だが肝心の実力者の排除はどうするのかね!?敵は大勢で山賊の頭領などそうそう前線には出て来ないだろう!?」


「敵の数は膨大です、それ故に個々の区別は着きません、それこそ敵の格好を真似るだけで問題無く接近出来ます。」


「勝算はありそうですな、、、ここは最年長の私が腹を括りましょう、私フルート卿はサルド殿を信じよう。」


「私フロガー親衛隊長も彼を信じます、それに民を捨て逃げる事は出来ません。」


「貴公ら、、、私は知らん!申し訳ないが今の話を聞いてもとても勝てるとは思えません!私はこの街から出て行きます!」


「どうぞご自由にハラール将軍、ですが事が事なので総指揮は私に移しても構いませんな?」


「お好きになされよ!それでは私はこれで。」


そう言ってハラールとか言うデブはどっかに行った。

良し、邪魔も消えたな。


「ではサルド殿にエース殿、すまないが作戦会議にこのまま参加してもらってもよろしいかな?」


「わかりました。」













そうして作戦が決まり私は宿に皆を集めていた。


「皆んな集まったね、じゃあ今の状況を説明するよ。」



カクカクシカジカ


「それで作戦は?正直勝てるとは思えねぇが」


サルドは作戦を説明する。


「成程ね、つまりこう言う事か?俺達近接勢は味方魔法勢の砲火を浴びながら山賊の頭領を暗殺しろって事か?狂ってるだろ。」


「一応味方の区別をつける為に暗殺部隊の装備を統一したり魔法の範囲は狭めるけどね。」


「なら大丈夫だわね、それで決行は?」


「明日の深夜山に隠れ次の日に敵側に紛れる。」


「オーケーあらかた分かった、じゃあ準備の前にリーダーは何か無いのか?」


じゃあ、、私はこの戦いで死ぬ事は許されない、どんなに泥を啜っても何を奪われようと必ず仲間は助ける。だから絶対に一人も欠けるな。私はそう書いた。


「「「「了解!」」」」


そうして俺達は決戦に備えるのだった。

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