75話 同郷者
私は現在山賊達が溜め込んでいた財宝を漁っていた、だけど想像より宝は少なくしかも少ない金銀財宝も恐らく村から奪った物の為自分の物にしたら面倒な事になりそうだ、でもまあ一応持って帰るか、牢にいた民間人にこの金を与えれば恩を売れるかもしれないな、そうして無限リュックに全部宝を詰め込み牢のある坑道に戻ると
「だからさ!僕たちは助けに来たんだって!」
「そうよ、お財布貴方達を閉じ込めていた山賊は死んだわ。」
「信じられる訳ないでしょ!そうやってまた私達を殴るんだ!もう騙されないわよ!」
なんだようるさいなぁ、何事ですかねぇ、私が牢を見るとリリアナ達と一箇所に纏って睨んでくる民間人達が言い合っていた、すこし聞いて見るとどうやら前に助けを装って色々されたらしい、、しょうがないな、私も牢に入る、焼石に水だろうがそれでも言った方が良いな、じゃあ頼みますよサルドさん
(任せてよ)
「皆さん!私達は冒険者の者です、その証拠に彼女達にも冒険者のタグが付いてるでしょう?そして貴方達を虐げた山賊の長は死にました!むこうに死体もあります、それに私達はモルステンド家に依頼され此処に来たのです!だからどうか彼女の治療魔法を受け入れて頂けませんか?」
私はサルド事サドルバランに説得をさせるが効果は薄い、もしかして逃亡防止にこう言うことを何回かされたのかも知れないな、まあめんどくさいしこのまま放置でも良さそうだけどな、、それにしてもボロ布民間人に紛れてる男、なんか顔が変だな、何と言うか別にブサイクと言う訳では無いが、、なんだろう妙に見覚えがある気がするな、もう少し近くで
「!、来るな!」
面倒いし殴って連れてくか?まあそんな事はどうでも良い、、、この顔、、、近づいてまみて気付いたがこいつ肌が黄色いな、基本この世界は白めの肌か日焼けした茶色しか見ないのに、、しかもコイツだけ服装が変だ、他は着替えさせられたのかボロ布が殆どだがコイツと他二人は服装が統一されてる、取り敢えず拘束具でも外したら信用されるか?
「な、なんだこいつ、、こっちに来るなぁ!」
「裕也!!」
え?ゆうや?今日本語で言った?
次の瞬間横に居た同じ服装のが私にタックルしてた、私は突然の攻撃でびっくりしたが大した攻撃でもなかったので怯まない、私はゆっくり攻撃してきた男を見る
「な、こいつ、硬すぎる、、裕也!逃げろ!」
「篤さん!もう嫌、何でこんな事に、、」
やっぱコイツら日本語だよな、ねえサルド、コイツらの言ってる事が分かるか?
(いいや、何を言ってるかは分からないよ)
成程な、じゃあ久しぶりに日本語で書いてみるか
私は大丈夫か?と日本語で書いた
「、、、え?、、それ、」
「!!、まさかお前も日本人なのか!?」
やはりコイツら日本人、いや異世界人か、て事はコイツらの服は学校の制服か?まあ良い、私は助けに来たと日本語で書いた
「ほ、本当なのか?また僕達を騙そうとしてるのか?わからない、わからないよ。」
こりゃ相当キてるなでも信じさせるには、うーん、、、、、、そうだ!
私はさっき殺した山賊のボスの死体を持って来て
民間人達の目の前で死体を投げた
「こ、これって、まさかアイツの、本当に助けに来てくれたのか?」
サルドさん、
「うむ!言っただろう?私達は君達を助けに来た冒険者であり依頼主はモルステンド家だ、だから警戒を解いてくれると嬉しいな。」
「、、!分かった、信じよう。」
よおやくか、でもまさか同郷のが居るとはな、まあ何はともあれ帰るか、
そうして私達はバルツァステンドへぞろぞろと歩いて帰っていた、今回救出した民間人は27人程で私達が乗ってきた馬車は重症者を詰め込んでソングマンとカリーさんを付けて送り出した為私達は歩いている、鉱山からバルツァステンドまで大体歩いて2.3時間位か?遠いなぁ、
「あ、あの、」
日本語が聞こえてくる、なんだ?私は首だけ後ろを向く
「うお!あ、すみません、その、助けてくれてありがとうございます、、貴方も日本人なんですか?」
私は、、どうするか、漢字なんてもう殆ど覚えてないし、、まあ教えて損は無いか、私はそうだよ、と書いた
「!、そ、そうなんですね!よかった、、もし良かったらこの世界を色々教えてくれませんか?」
うーん、、まあモルステンド領はレベル上げついでにちょっと滞在するし、それに同じ日本生まれだ、助け合っても良いかもしれん、私は構わないと書いた
「ありがとうございます!僕は斎藤裕也と言います、それとこっちは」
「日村麗子です。」
「、、、浦島篤だ。」
成程、私は名前はエース•レスト、短いがよろしくと書いた
「よろしくお願いします!」
こんな礼儀正しいのは久しぶりな気がするな、良いね、さて何を教えるか、、まあ街に戻ってからかな、そう考えていると向こうの道から馬の足音がする、
「!、皆んな道の脇に!」
そうして皆脇に行くが三人は不思議そうにしている、コイツらもしかして私と同じか!私は三人を引っ張り脇に行って隠れた、
「な、なにお」
私はシーと口に指を当てた、そして馬車が通る、そして鉱山の隠し入り口前に止まる、それは兵士では無く山賊達だった、
「!、アイツら、アイツだ、俺達を騙したクソ野郎だ!」
ちょ、声が大きい!私は急いで口を塞いだ、そして冷静に敵の数を数える、馬車は2台でどうやら新たに民間人を連れて来たらしい、山賊の数は12人だ、これなら殺せるな、そして山賊は攫った民間人達を下ろしている、
「おら!降りろ!」
ふむふむ、確かに民間人が騙されるのも無理無いな、連中鉱山の山賊共と違い身なりが良くしかも一人二人の山賊は兵士の装備を付けている、まったく嫌な国だな、そして山賊が民間人を殴ろうとしている、、おっと
「!離せよ」
確か篤君だっけ?君に何が出来るんだ?まあ伝えられないけどな、、はぁまあどの道山賊共は始末しないと行けないし仕方ないか、私はしゃがんだまま山賊に接近する、山賊は攫った人達に夢中でこちらに気付かない、そして馬車に隠れていると馬車窓から子供がこちらを見ていた、頼むから黙っててくれよ、って不味いこっちにくる!
「ほら!ガキお前が最後だ、降りろ!」
「い、いや!」
「ち、商品を傷付けるのは、、まあいいか、殴られなきゃ分からないみたいだな!」
そうして子供が殴られそうになった瞬間
「あだ!なんだ!、、アイツは!商品が逃げてるぞ!捕まえろ!」
なんと篤くんが殴ろうとした山賊に石を投げたのだ!あの馬鹿が!まあ注意を引くには丁度良いか、私は後ろから山賊二人を串刺しにした、
「な!後ろにも居るぞ!」
さて残りは10人、殲滅しようか、私は素早く接近し山賊共の心臓を貫いていく、そして物の数十秒で山賊は殆どが死んだ、
「ママ!」
「く、来るなぁ!この女が見えないのか!」
どうやら最後の山賊は女を人質にしたらしい、まあ無駄だけど、私は即座に武器を持った腕を切り落とす、そして女を解放し山賊を殴り飛ばした、これで終わりだ
「な、なんなんだ、何だお前は!!ひっ来るなぁ!」
はぁ、男何だから覚悟決めようよ、それじゃさよなら、私は首を落とした、あ、やっべ、めっちゃ返り血がついちゃった、自分じゃ大まかな所しか洗えないんだよね、まあそれはいい、
「怪我は無い?」
大丈夫だよリリアナ、さて、私は篤君に近づく
「、、なんだ」
私は篤くんを軽めに殴り飛ばした、
「な、なにする!」
私は頭を冷やせと書いた
「頭を冷やすって、何を!」
はぁ、もう嫌、面倒くさい、帰るか、そうして私達歩くのだった。
くぎりわるいけどごめんね




