69話 正体不明のナニカ
私は高さ10m位のヌシを倒した後無事に落下した、
今は地面に倒れた私をカリーさんが治療魔法を掛けてくれている、まあ無傷だけど一応ね?そして
カリーさん以外のメンバーはこの巨大な空洞を探索している、
「この化け物の死体はなんだ?それに馬の化け物は何処に行った?」
「この死体、、、、長舌様だ、」
私は立ち上がり中央の死体の近くに行き観察する、
うーん、これが長舌様?腐ってて全然分からん、
だが一応舌?らしき物は付いてる、でもどうしてだ?化け物ってのは生き物だ、当然食事もする筈だしこのサイズの化け物なら食べられない筈は無い、
まあそれは良いとして倒した筈なのに何故か消えたヌシが気になる、私はヌシが出現した地点を探索するが何も無い、本当に不気味だ、そうして指揮官が何も言わないので私が暇つぶしに壁を叩いていると
カン!
え?私はもう一度壁を叩く
カン!カン!カン!
ん??他の壁はこんな音はしない、私は皆を呼んだ
「なにか、変です、この壁だけ石じゃ無くて金属?みたいな音がします。」
カリーさんも壁を叩きながらそう言う、やっぱり変だよね、しかもカンカンなる範囲が丁度扉みたいな感じなんだよね、でも開けられそうな物は無いし、、
「、、、下がれ、俺が開ける。」
狩人さんはそう言うと大槌で金属の壁を壊したのだ!え、ちょ判断早過ぎだって!そして見事に扉の
形状に金属壁は倒れた、そして通路が伸びている
「バカモン!この状態で開ける奴が居るか!
この先へは行かん!一度戻るぞ。」
私は無視して通路に入る、なんかそんな気分だ
「な、何をしている!その先に何があるか分からないのに負傷しているであろう君が行くのは!
待ちなさい!」
そうして進んでいると部屋に到着した、そして恐らく人間が住んでる部屋だろうか?、そして作業机の上に本が置かれている、なんだろう、滅茶苦茶見たい、、ん?なんで見たいんだ?てか普通に考えたら声を無視してまでどうして?、、、これもしかしてやばい?私は皆に謝ろうと振り返ると其処には何も居なかった、あれ?皆んなは?それに此処は部屋じゃ無い、草原?まさか転移魔法か?
「わざわざ来てくれてありがとうね、まあ座りなよ。」
そんな声が後ろから聞こえる、振り返ると其処は
作業机では無くまるでお茶会でもするかの様な
机と椅子があり、そして黒髪の人間?が座っていた、私は言われた通り座る、そしてあなたは誰と書こうとすると
「大丈夫、書かなくても分かるよ、私は
サドルバラン、よろしくね。」
、、、、、、え?サドルバラン?それって確か
ガルド帝国だかバシール帝国だかを滅ぼしたあの?
「うん、それで合っているよ、」
まじかよ、でもサドルバランは不審死したとか
聞いたけど、、て事は私は死んだ?イヤイヤコイツが嘘を付いている可能性も有る、、、とりあえず
此処は何処だ?
「ここは私が作り出した異界さ、だから君は死んでないし外では君の仲間もちゃんと居る、だから安心して?それにここは時の進みも遅い、ゆっくり話をしようじゃないか?」
話?何を話すんだ?ぶっちゃけサドルバラン関連の歴史書は何故か全く無いから話せるほどこの人を
知らない、
「今回来てもらったのは、、まあ暇つぶしさ、
私は6周革命の時色々あってね、実は生きているのさ。」
え?
「それでね、君達がこじ開けた扉は私の隠れ家であり繋がりだ、それでねヤコブ村は私の探知範囲内なのさ、そして何故か人間の筈なのに人の体が無い君の事が気になってしまってね、あまりに気になり過ぎて馬達を倒してしまって、、
新しく作った馬は楽しめたかな?すこし大きく作ったんだけど。」
サイズデカ過ぎて足踏み以外何も出来て無かったですよ、しかし成程な、馬が少なかったのはそのせいか、それで?
「僕も君の旅に連れて行ってくれないか?」
、、、、は?、何故に???それにいきなり過ぎだよ。
「僕はね、暇なんだ、」
はあ
「私は人と話すのが好きなのに最後に人と話したのは12年前も前なんだ!流石に耐えられないよ!」
そ、そうですか、じゃあ今までどうして外に出ようとしなかったので?
「うーん、実は私はとあるクソ悪魔に呪術を喰らってね、そのせいで大体200年位何も無い異界に閉じ込められていたんだ、まあ最強の魔法使いな私は
異界を改造してこんなに住みやすい空間を作ったんだけどね、それで十数年封印をイジっていたら出られそうな雰囲気で、まあ詳しい事は省くけどその後
条件付きで現世に干渉出来る様になったんだ!
まあ範囲は狭いんだけどね、でも!君が来てくれた!」
バン!と手を付き立ち上がる
「君の槍でも盾でも鎧でも君の魔力が染み付いた物なら私がそれに憑依し自由になれるのさ!」
そ、そうなんですか、、でもウチにはもう既に
悪魔が、、
「大丈夫、そのクソ悪魔と違って君を乗っ取ろうとかそんなつもりは無いよ!そんな事する意味も無いしね、それに私なら君も知らない事も全部知っているよ?私も連れて行ってくれたらそれを教えてあげるのにな〜〜」
うぐ、確かに200年前の知識なんてこの機を逃せば
学べないだろう、でも怪しいなぁ
「怪しい?君が飼ってるクソ悪魔よりも怪しい?」
、、、、、、、、
「大丈夫、私は君の魔力が染み付いた物にしか
憑依しないしなんなら話相手にもなるよ?それに
私なら君にアドバイスもしてあげられるし、」
うーん、でもどうして私の旅に付いて行きたいんだ?魔力が染み付いた物ってのは分からんが
他にも候補はいるじゃ無いか、例えば人殺してそうな狩人さんとか、
「理由は簡単さ、君が一番強そうで面白そうだからだ、それに狩人くんは見てたけど怖いよ。」
そ、そうか、、でもなぁ、これ以上頭の中の声が増えるのは
「まあまあ良いじゃ無いか!別に君に害になる様な事にはならないさ、まあ君が悪魔に唆されて
弱き者を無意味に殺す様な事がなければだけどね。」
、、わかった
「本当!」
連れて行くよ、仲間は歓迎だしな、それに最悪
憑依している物を壊せば大丈夫、、の筈
「本当に、本当にありがとう!!やっと外に出れる!いやー外はどんな調子なのかなぁ?
探知範囲の人里なんてヤコブ位しか無かったし!
楽しみだなぁ、あはは!」
本当に大丈夫、だよな?でも此処から出るには
どの道呑まなきゃならないしなぁ、、まあ良いか!
全部殴ればなんとかなる!良し!じゃあ行くか!
「これからよろしく頼むよ!改めて私はサドルバラン、よろしく!」
私はエース•レスト!よろしくな自称革命家!
そして世界は光に呑まれて行くのだった。
この世界の人々はバシール帝国とガルド帝国の区別がついてません、理由はそこらへんの期間の歴史的な
文献が乏しくさらに違いは国名だけだし同一視されています。




