66話 気分転換
ローザンとジェーンさんが亡くなって二日が経った、未だに皆の表情は暗い、仲間になったとはいえ
出会ってまだ二日しか経ってないのに皆悲しみすぎだよ、まああの後ジェーンさんの子供も死亡が確認されたから当然か?、、、、、なんか昔より人の死に何も思わなくなったな、、、、いかんいかん、
ここで更におかしくなる訳には行かない、でも空気も重たいし、、そうだな、ギルドに行こう、
適当な殲滅依頼でも受けてさ、私は武器を持ち部屋から出ようとすると、
「、、何処に行くんですか?」
カリーさんがそう聞いてくる、私は依頼に行くと書いた、
「、、私も行きます。」
了解、でも大丈夫か?今回の件で相当きてるカリーさんに依頼をこなせるのか?私が心配すると
「大丈夫です、、このまま泣いてる訳にも行きません、。」
この人は本当に強いな、
そうして私はギルドに来ていた、ギルドの空気は
宿とは違い初めて来た時よりなんか元気?がある、
なんかの祭りでも開かれてるのか?まあどうでも良いか、私はどこのギルドでも共通のデカい掲示板を
見る、、、うーん殲滅依頼が少ない、、前はあんなにあったのに、どうしようか、なんか戦闘系の依頼は遠い場所の物ばかりだ、正直長時間村から出たく無いし良い依頼は無いのか!
(左下端の依頼書を見せて下さい。)
ん?オーケーアマネセル、私は言われた依頼書を
手に取り見る
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依頼人 ヤコブ自警団
ラミス川東部ヤコブ村に二週間前から繁殖期に入ったと思われる馬系列の化け物によりヤコブ村の作物が食い荒らされている、我々自警団と軍隊はなんとか畑を防衛しているが状況は悪化するばかりだ、このままではヤコブ村の存亡に関わる、そこで冒険者達にもヤコブ村防衛を依頼する、
報酬金は一人につき金貨5枚。
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(ふむふむ、これを受けませんか?)
良いけどどうして?
(ラミス川一帯は私達でも手を出すのが面倒な
竜の残滓、その残りカスが居ましてね、このヤコブ村の位置と竜の残滓の移動予定地点、覚えている限りだと被っています、私は立場上首都から離れられませんでしたから見てみたいのです)
成程ね、しかし竜の残滓か、この世界では竜とドラゴンは同じ意味っぽいからもしかしたら獄の森で
咆哮を聞いた奴と同種かもしれない!よし行くか!
私は依頼書をカリーさんに見せる、
「、ヤコブ村、ですか、、確かに地図上だと近いですし良いですよ、、でも今回二人だけなので無茶はしないで下さい。」
と言うわけで馬車に揺られ早一時間、なんか村、
そういえはシエンの玉座が有る村の名前知らないな、、私はカリーさんに聞いた
「え?知らなかったんですか?、、村の名前は
ラコブ村です。」
ラコブ村、、ヤコブ村と間違えそう、そんな事を考えていると
ヒヒィィィィン!!!
馬の悲鳴と共に馬車が揺れる、なんだ!?襲撃か?
「この!いつもは大丈夫なのにどうして!」
運転手がそんなこと言う、そしてカリーさんが何があったのか聞くと
「わかんねぇよ!コイツ急に暴れて、こら、落ち着かねぇか!後少しでヤコブなのに!」
どうして馬が暴れてるんだ?私は一応外に出て周囲を確認したが敵は居ない、それどころか
何時もは聞こえる筈の動物の声も聞こえない、、、
うーん、、確か竜の残滓の移動地点?とヤコブ村が
被ってるんだっけか?だとしたらその竜の残滓の
覇気かなんかで馬は暴れてるのか?
教えてアマネ衛門!
(恐らく合ってますよ、動物は敏感ですからね、
私も微かにですが変な感じがします。)
成程ね、確かに集中してみると何か変な感じがする、私は馬車の運転手の元に行き付近に敵は居ないと書いた、
「それは良かった!ありがとう冒険者の方!だが
悪い知らせが有る、馬の調子が悪くてな俺は馬を何十分か休ませてから行く、だが馬車で行くより歩いた方が多分早い、幸い此処からヤコブ村まで後数百mだがどうする?」
うーん、私は走って行っても良いが、、カリーさん
どうしますか?私がそう聞くと
「か、構いません、、運動も大事ですしね、、。」
なんかヤコブ村に近づくにつれ変な感じが強くなっている気がする、そうして私達が歩いていると
「あれは?、、村が!」
村が見えた、燃えているけど、でも見える範囲だと
人間も見えて多分戦闘中だ、走れば間に合うな、
私はカリーさんをお姫様抱っこする、カリーさんは
魔法使いらしく身体能力はカスなので私が抱えて
走った方が早い、因みに持ち方は趣味だ
「え、ち、ちょっと!」
そうして私はスキル(全開放)を使用し駆け抜ける、この体になってからこのスキルが使い易くなっている、なんと言うか前までは滅茶苦茶疲れていたがこの鎧の体だと疲れにくくなっている、でも
スキルの連発でもし鎧が壊れたら復帰まで時間が、、、そう言えば修復のエンチャントが掛かってたな、、うーん無敵!!そんな事を考えて走っていると村の防壁と思われる丸太の壁が見えてくる、
そして中央に有る門は開いている、そして門の前に着いた、急いでカリーさんを下ろす、
「行きましょう!」
嗚呼!
「!、救援か!化け物共がこの先の避難所に侵攻している、避難所の村民達を守ってくれ!頼む、」
「勿論です!」
私達が村に入ると乱戦状態だった、そして馬に似た
化け物と戦っている兵士に言われ私達は化け物を
殲滅しながら避難所に向かった、くそ、なんか
多く無いか!?通り魔的に倒して進んでいるが
ぱっと見30体以上は確実に居る、そして何とか
化け物達を突破して避難所に辿り着いた、
避難所はやっぱり攻撃されておりしかも初めて見る
大型の馬の化け物が居た、大型の化け物は今にも
自警団と思わしき人を食い殺そうとしていた、
私は急いで間に入り自警団員を助ける
「!!、た、助かった!ありがとう!」
そして私は巨大馬と対峙する、巨大馬は茶色の体毛に体から生えた巨大な腕、そして頭部には包丁の刃見たいな角が三本生えている、よし頭部は危険だな、
「ヒイイヒヒャャヒヒ!!!!!」
そんな気持ち悪い咆哮をしながら巨大馬が突進してくる、この後ろは避難所なので防ぐしか無いか、
私は盾で突進を防ぐ、軽いな、私は槍で突きながら
巨大馬を突き飛ばす、巨大馬は体勢を崩し倒れる、
私は首に狙いを定め正確に槍を振り下ろす、
巨大馬は抵抗出来ずに首を落とされた、大した事なかったな、
「お、」
お?
「おおおお!!!!凄え!あの馬鹿デカい化け物を一撃で倒したぞ!」
「鎧のアンタ凄いな!」
「よし!全員!あの鎧の方が巨大な化け物を倒した!次は俺達の番だ!化け物共を倒せ!」
ウオオオオオオオオオオ!!!!!
どうやら士気が上がったらしい、良いね、私も頑張っちゃうぞ!
そうして私達は化け物共を殲滅するのだった。




