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65話 残滓

ダンジョンの階層は高さでは無く合間合間に存在する

安全部屋により限られている。

現在私達は十六階層を目指し進み現在十三階層を

進んでいた、やはり敵は少ない、十階層から此処まで歩いているが接敵した化け物はたったの四体、

余りにも少ない、そして十二階層から壁や床などに

戦闘の跡か所々抉れてたり小部屋の家具が破壊されたりしている、おまけに戦った亡者騎士は全て

瀕死か傷を負っている奴ばかりでとても不気味だ、

そして感覚的にもうすぐ安全部屋の筈だ、






「なに?、、これ、」


目の前には扉が破壊され荒らし尽くされた安全部屋が其処には有った、私達は安全部屋に到着した、、筈だ、このダンジョンの安全部屋は全て同じ扉だったから間違いは無い、筈、でもどうして?

安全部屋はその名の通り安全であり理由は不明だが

化け物はボス含め部屋に近寄らない、ダンジョン産の化け物なら絶対に、そして荒されている安全部屋は傷跡から人間では無い、つまり外部の者がやった事になる、そして傷跡から見るに


「まさか悪魔の残党が?でもなんでダンジョンに、、、」


どうやらリリアナも同じ考えらしい、だけどどうやってダンジョンに来れたんだ?ダンジョンの入口は

兵士に固められてるし、、そう言えばアマネセルは

赤色戦争時になんで首都をダンジョンにしようと

したんだ?答えてくだせぇ。


(それはこの先のアホが答えてくれるかもしれません、だからとっとと進みなさい。)


アホ!?あの丁寧口調で基本ねちっこく罵倒してくるアマネセルがアホ!?て事はもうこの先の答えみたいなもんじゃん!


「、、とりあえず行きましょう、この先に何が待っていてもそれがローザン様に関わっている可能性が有るなら進むべきよ。」


私達は同意して進むのだった。













そして私達は警戒しながら休憩後十四階層への扉の

前に居た、扉はかなり損傷しており扉の役割は

ギリ機能している、


「じゃあ行こうか!」


そうして扉を開け、いや倒す、そしてその向こうは


「え?何これ、変わり過ぎじゃない?」


そこは装飾が施された輝く通路では無く、

ドロドロとした触手?が蠢く正直進みたく無い程

気持ち悪い空間が広がっていた、しかもドロドロ触手は壁を溶かしており向こう側に安全部屋の扉と

思わしき何かが有る、恐らくこの階層と次の階層も

こんな調子だろう、さて、どう進む?多分あのドロドロに当たれば私達ごと溶けるだろう、壁と床は

多分進まない、なら天井か、、!、シャンデリア!

そうだシャンデリアを伝っていけば!

私は早速この案を伝えた


「、、多分この中でそれが出来るのは君とカイル、あとはフラスさん位だから得策じゃ無いと思う。」


う、た、確かに、シャンデリアは2.3m感覚で配置されている、私はでもどうするの?と書く


「忘れたのかい?僕は物理系の魔法が得意な魔法使いだよ?まかせて!」


流石リリアナだ!そうしてリリアナは物理魔法で

道を作る、そして道は少しずつ溶けているが

問題無く渡りきれるだろう、




そして私達は道を渡る、安全部屋まで後半分、

今の所触手は私達に対して攻撃はしてこない、それどころか私達を避けている、化け物にしては謎だ、

そして私達は安全部屋に到着した、まあ予想通り

ドロドロに溶けてるけどな!


「皆んな、魔力が持たないから駆け足で進むよ!

道も狭くさせるから気を付けて!」


了解!


そうして私達は駆け足で進む、そして作られた道は

細くなっている、当然足を踏み外す訳で


「キァァァァァ!」


「ジェーン!大丈夫よ!」


「あ、ありがとうございます!」


今度はジェーンさんが足を踏み外した、カイル君達

おかげでなんとか助かる、良いなぁ!私が踏み外した時はカリーさん以外誰も気にもかけてくれなかったのに!


「大丈夫!もう直ぐだよ!」


マジで触手が攻撃してこなくて良かったぜ!

そうして何とか私達は安全部屋に到着した、何故か

此処だけ綺麗に残っている、だがおかげで休めるだろう、私は疲れては居ないが他は違う、私は皆が

休む間周囲を警戒するのだった、


「お、警戒してくれるのか、じゃあよろしくエースクン!」


は?てめぇ立つんだよ!この音野郎!








大体十分程が経った、そろそろ休憩も終わりだ、

なんか私達が入って来てから扉の向こうから

ガンガン聞こえるんだよね、だから長居はヤバい気がする、私はリリアナに調子を聞いた、


「ん、大丈夫、でも多分魔法は少ししか撃てないよ。」


成程、でもカリーさんにファランさんも居るし

最悪私とソングマンで特攻すれば行ける、筈、

そして私達は扉の前に立つ、多分この先にボスが居ると思う


「皆んな、準備いい?行きましょうか!」


そして扉を開ける、扉の向こうは明らかに地面を破壊され吹き抜けになり拡張された空間が広がっていた、そして奥には今まで戦った亡者騎士の山が有り

その山の上で鎧を来た触手が生えた巨大な熊?らしき化け物が亡者騎士達を食っていた、そしてこちらに気付いたのか此方を見る、


「ん?人間だと?まあ良いか、エサだ、」


そして熊は立ち上がり横に突き刺さった巨大な

鉈を取る、


「お?其処のピンクの、お前見た事あるぞ、

たしか、、なんだぅたがぁ?どうでもええか、死ね人間」


そして熊は背中の触手で遠距離攻撃をしながら

真っ直ぐ突っ込んでくる、私とサリーさんは

前に出てその巨大を何とか止める、ぐぬぬ見た目

通り力強い!でも止めきれない程じゃ無い、そして

私達が止めフラスさんとソングマンが攻撃するが


「!、硬いわね。」


「うおモッフモフ。」


フラスさんが使っている双剣は折れソングマンは

力を入れ過ぎて居ないのかそんな事を言う、

真面目にやれ!私は隙間から槍で突く、、硬!

だが熊は下がった、


「うぅ、頭いてぇ、、でも思い出したぞ!」


そしてフラスさんを指差し


「おまえ!少し前にトルなんちゃらが洗脳したガキの付き人だな!」


「何?」


トルなんちゃら?


「はははまだ生きてたのか!トル、、トル、トルエノス!そうトルエノスだ!そうだあの変な帽子野郎!俺に此処に居ろとか言って放置しやがって!

いつになったら地上のエサを食えるんだぁ!!」


「おまえが」


「あぁ?」


「お前がローザン様を!」


そしてジェーンさんが飛び出す、まてまて!

私とカイル君は直様取り押さえる。


「落ち着いてください!!」


「はなして!!アイツが、あの化け物が!ローザン様を!殺してやる、殺してやる!」


「あぁ?なんだぁ?仲間割れが?へ!馬鹿だなあ!」


そして熊は触手を暴れさせながら再び突撃してくる、その速度は先程の倍であり凄まじい突進がサリーさんを突き飛ばす、私は急いで盾を構え耐えるが


「馬鹿が!盾持ちはこうするんだよ!」


熊は寸前で止まりその巨大な鉈で地面ごと盾を飛ばす、なんて馬鹿力だ!そして鉈が振り下ろされる、

不味い、避ける事は可能だが後ろにはジェーンさんが居る!私は長槍で攻撃を防ぐが


「ははは!いつまで待つかな!」


不味い、長くは持たない、魔法は私が近過ぎて使えない、どうすれば!


「背中が疎かだぜ?熊さん。」


ソングマンは手刀で触手を切り落としながら

背中に重い一撃を叩き込む、そして流石に効いたようで熊は強引に下がる。


「いでぇ!痛いよ!!お前か!この武器無しの気狂いが!ひでぇよぅ!」


「今だ!やっちまえエースクン!」


助かった!私は盾を走りながら拾い、スキル

(魔力纏い)を使う、私の槍はバチバチと青い雷が纏われる、この雷は痛いぞ!


「来るな!来るな!」


熊は残った触手と鉈を振り回すが痛みのせいか乱雑だ、これを避けれない私では無い!

私は飛び上がる、


「辞めろ!頼む!謝るから!」


もっとマシな命乞いをするんだな!

私は熊の首を切り落とした、熊は大きな音を立てて倒れた。全く、馬鹿な熊で助かったぜ。


「!、エース!まだ終わってない!」


え?


瞬間熊の内部から大量の触手が熊を食い破りながら

ハイ出てくる、そして完全に熊を食い尽くし熊の形をした触手の固まりが出現した、そして鉈を持ち私に攻撃して来る、な、なんた、なんだよこれ!


(ふむ、悪く無い造形ですね。)


言っとる場合か!私は必死に避けるが関節など無い

触手の不規則な攻撃により私は吹き飛ばされる、しかも吹き飛ばした瞬間に触手熊から分離した

触手が私の中に入ろうとしている!私に肉は無いから大丈夫だが他は違う!そして触手熊はリリアナ達の魔法を跳ね除けながら突撃している!私は強引に体を動かしスキル(全開放)を起動して皆の前に出て攻撃を防ぐ、不味い防ぐので精一杯だ!これでも

レベル90だぞ!


「エース!長槍を貸せ!」


了解!私はソングマンに長槍を私耐えるのに集中する、だが触手熊は拳の形に変形した触手で怒涛の

連撃喰らわしてくる、耐えてくれ私の盾!!

そしてソングマンが触手熊を切るが効果は薄い、

コイツどうやって倒すのさ!そして攻撃は更に激しくなる、や、ばい、


(やれやれ、しょうがないですね、コレの弱点は

大量の触手に指示する中心の指令虫です、

貴方なら大丈夫でしょう、中に入りなさい。)


はあ!?無理だよ!こんな気持ち悪いのの中に行くなんて!絶対無理!!


(ではこのまま死にますか?貴方は大丈夫でしょうがお仲間は一匹触手が体内に入れば即死ですよ?)


ああもうわかったよ!やれば良いんだろ畜生!


私は盾を捨て触手熊の中に入る、うう気持ち悪い!私は何とか触手を掻き分け中心部に迫る、

触手は私を行かせまいと締め付け圧迫してくるが外ではソングマン達が攻撃している為何とか進める!

そして、、居た!明らかに触手とは違う心臓に

手足が付いた虫!私は手を伸ばす、後、数cm!

届け!そして手を伸ばしていると背中に重たい

数発の物理魔法がぶつかる、それにより私は押され

、、、掴んだ!!死ね!

私は虫を掴み握り潰した、、するとさっきの抵抗は何だったのか触手熊は崩れ去った、

やったな、もう、二度と、やりたく無い!


「エース!大丈夫か!」


そして崩れた触手の山を掻き分けソングマンが

引っ張り出してくれる、まて!まだ虫を殺しただけじゃ!、だが触手が動く事は無く私は仲間達の元に

引っ張られた、ううぐ、なんか体が重い、、

私がそれを伝えるとソングマンは私の手足を外し

持ち上げる、するととんでもない量の触手の死骸が出て来る、、おえ、気持ち悪、吐きそう、


「大丈夫?エース。」


私は手を付けて貰い、気持ち悪いと書いた。


「だよね、僕もそう思う、でも助かったよ!」


はははは、おえ、とりあえず触手をどっかにやって欲しい、


「、、エースさん、貴方、本当に中身が、、」


「こ、こんなの、見た事が無い、」


フラスさんとジェーンさんがそんな事を言う、

ああ二人ともハッキリ見てないんだったな、でもその話は後、私は手足を付けて、宝箱を探すと書いた


「え?」


私は歩き出した、此処がダンジョンなら宝箱が

有る筈だ、私は探すと直ぐにそれは見つかった、

宝箱箱の横には巨大な王冠付きの騎士の死体がある、多分ボスかな?まあどうでもいい、私は宝箱を

引っ張り出して皆の前に置いた、さあ開封の儀だ!


「貴方は、、本当に切り替えが早いのね、、」


サリーさんがそんな事を言う、まあね、

そして宝箱を開けると、!!!財宝だ!


「眩し!これ全部金?とんでもない量だね!」


このダンジョンの名前はシエンの玉座だから

これは王様の宝か!?最高だわ、私は無限リュックに詰め込む、全部持って帰ってやるからな!


「、、、あの」


フラスさんが此方を見て来る、私は分配は帰ってからと書いた


「いや、そう言う事じゃ無くて、、助けてくれてありがとう、おかけで助かったわ、」


私はいえいえ、此方こそ助かりましたと書いた


「ふふ、ありがとう」







私は帰還途中ふと気になった事が有る、あの熊はトルエノスが洗脳したと言っていた、その洗脳って解けるのか?教えてアマ衛門!


(トルエノスの能力を全て知っている訳が無いじゃないですか、まあそうですね、、解放戦線で運用していた洗脳術は習得難易度が低い代わりに洗脳した本人死ぬと消える代物です、その人間の洗脳がどんな物か分かりませんがね。)


成程ありがとう!流石大悪魔だ。


(当然です)


そして遂にダンジョン入り口に到着し大扉を開けると


「待ってたぞ、ジェーン。」


なんと入り口には武装した複数の人間とローザンが居たのだ、これは、やばい?ねえアマネセル、

洗脳を解く方法は無いの?


(沢山ありますよ、一番簡単なのは洗脳された人間の大切な人物が拳も交え説得するのです、

昔カルート様も同じ方法で仲間の洗脳を解除しています。)


成程ね!私は急いで洗脳解除帽子をカキカキしていると槍を持った人間に制止される、なんだよやんのか?


「、、なんのつもりでしょうか?ローザン様。」


「それはこっちのセリフだフラス、お前はなんで

コイツらとダンジョンから出て来た?コイツらは

この俺に危害を加えたクズだぞ?」


「お聴きくださいローザン様!私達は」


「黙れ!お前の声を聞くとイライラする!、

お前ら!白とピンクと青の女以外全員殺せ!

女は好きにしろ。」


「へっへっへっ、了解です。」


武装した人間、、恐らく傭兵だろう連中は私達に

武器を向けて来る、面倒くさい、しかも入り口を守っている筈の兵士も居ない


「お嬢さん、大人しくしてれば悪い様にしな」


私は先制攻撃で喋っていた奴を殺す、

そして傭兵共は急いで襲い掛かるが、、まあ勝てる訳無いよね、傭兵共はたった数秒で全滅した


「ち!無能が使えないな!なら俺自ら殺してやる!」


ローザンは剣を抜き襲い掛かる、面倒くさ、殺すか、槍を構えた瞬間


「ゔううぅぅ!」


なんと私とローザンの間にジェーンさんが割って入って来たのだ!しかもローザンの剣によりジェーンさんは斬られ倒れる、その傷はかなり深い、

私は急いで魔法使い勢の方にジェーンさんを連れて行く、リリアナ達は急いで治療魔法を掛かるがその顔色はどんどん悪くなる、


「ロー、ザン、、様、」


「な!ど、どうして、、どうしてお前が!なんで!」


ローザンは武器を捨て急いでジェーンさんに駆け寄り手を握る、その顔は真っ青で敵意も無い、そして

ジェーンさんも顔が真っ青、いや白くなる、


「頼む死なないでくれ!頼む頼む!」


「ろー、ざん、さま、また、昔のように、いっ、しょに、い、ま」


そしてジェーンさんは目を閉じた


「嘘だ嘘だ嘘だ!頼む生きてくれ!!お願いだ!

もうあんな事しないから!頼む!」


「う、そ、でしょ、ジェーン!!」


「起きて!ジェーン!」


フラスさんとファランさんが必死に揺らすが意味は無い、どうして、、まさか、私の書きかけの紙を

見たのか?


「おれは、なんて事を、、、どうしてこんな事に、、ううぅぅごめん、ごめん」


ローザンは悲しむ、あんな扱いだったのに、まさか

洗脳が解けたのか?

そして暫くの間泣き声が響く、そして突如フラスさんは武器を構えローザンに襲い掛かる


「なんで!あんたは言ってたじゃないか!

ジェーンは命に変えても守るって!なのに、なのに殺すなんて!この狂人が!この場で殺してやる!」


「、、、、、、」


私は特に止めなかったがサリーさん達が止める、


「離しなさい!」


「フラスさん!憎しみで人を殺したらダメよ!

それに彼は洗脳されている可能性が高いわ!」


「だからなによ!このクズがジェーンを殺したのは変わらない!ジェーンはね!子供が居たの!

このクズの!子供を!」


「え?うそ、だろ?、ジェーンが俺の子を?そんな、そんな訳ない!嘘をつくな!」


「嘘な訳ないでしょう!あの子はねぇ!アンタが

洗脳されてもアンタを愛し続けたの!でもアンタは!」


フラスさんは取り押さえられた、地獄、ですね、

そしてローザンの表情が変わった


「洗脳?」


「そうよ!貴方は悪魔に洗脳されたの!でもだからって恋人を切り殺す事はないでしょ!」


「洗脳、、そうか、洗脳か、だから今まで、、

俺は、俺はなんて事を、、、」


どうやら洗脳が解けたらしい、そしてローザンは

剣を持ち自分に向ける、


「ごめんね、ジェーン、同じ所には行けないけど、、、、馬鹿な彼氏で、ごめんなさい。」


さして自分の心臓に剣を突き刺し、死んだ、



そうして誰も笑顔になる事は無く、時は進むのだった。

ローザン洗脳解除の最短チャートは出会った瞬間

殴り飛ばし拘束して目の前でジェーンを瀕死になるまで傷付けると正気に戻る

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