62話 寄り道のダンジョン攻略の筈が
私達は馬車に約二週間揺られ目的地道中の国家直轄領の村に着いた、休憩と寄り道でこの村には数日滞在予定だ、この村はダンジョンの上に建てられた村で規模は小さいがダンジョン入り口には軍事要塞が
建てられ要塞にはアルバ家と冒険者ギルドの旗が
立っていた、私達は宿を取った後早速冒険者ギルドも兼ねている要塞に来ていた、中は思ったより賑わっており、要塞の兵士達と冒険者達が共に酒を飲んでいた、ダンジョンは他との合同攻略になるだろうけど果たして組んでくれるパーティーは居るかな?
私はリリアナに受付諸々を任せてやっぱりあった
巨大な掲示板を見る、うーむ、悪魔討伐が
多い、主要な魔神解放戦線軍は壊滅した筈だが
おそらく地方の残党が暴れているのだろう、
全く面倒な事だ、なあ?アマネセルさん?
カタカタ
アマネセルをしまってあるリュックから異音がした
「ダンジョン攻略の合同依頼を出しといたよー。」
リリアナが戻って来てそう言う、流石だ、
「この後どうします?依頼に人が来るまで時間が有りますが、」
カイル君がそう聞いてくる、多分時間はあんまり掛からないだろうけど暇だね、良し、
私は各自自由行動!と書いた、
「こ、これ良いですね、、」
その後私達は解散し現在私はカリーさんと
街を観光していた、そして目の前にはダンジョン産の魔法の道具が売られている、しかも結構有る、
此処まで多いのは初めてかも、
「お客さん!見た所冒険者の方でしょう?
ウチは二階に薬屋も有るので是非!」
「あ、ありがとうございます、、」
二階?外から見た時のこの建物は一階建だったような、そして私達は二階への階段を上がると、
確かに薬屋が有った、???
「、、どう言う事ですか?」
どうやらカリーさんも同じ感想らしい、
なんせ薬屋は明らかに下の魔道具店より広い、
そして驚いている私達に店員が話しかけてくる
「ふふ、驚いたでしょう?」
「え、ええ、一体どう言う仕組みなんですか?」
「ふふふ、この店の二階は魔法によって隠されているんですよ。」
隠す?そんな事まで出来るのか、すげぇな
「ど、どうやってですか?ふ、普通の魔法では
此処までの範囲を長時間隠せませんが、、」
「それは秘密です、それより薬を見ませんか?」
どうやら秘密らしい、まあ当然か、そして私達は薬を見る、、、、結構良いな、何本か買って帰ろう、
でも変な薬も売ってる、(惚れ薬)なんだぁ?
「鎧のお客様!そちらの商品は大変良い物ですよ!お隣のお客様にも効果抜群ですよ!」
急に店員の態度が豹変する、怖、でも惚れ薬か、、
うーん使わないなあ
「では此方の媚薬はどうでしょう!?効果は保証します!」
「ちょ、エースさん!行きますよ!」
私は店に連れ出された、結局薬は買えなかったよぉ
「、、あの店には、行かないで起きましょう。」
少し顔を赤らめたカリーさんがそう言った、
まあ確かにね、店員も売られてる薬もヤバかったし
多分だけど二階が隠されてるのもそのせいでだろう、私達は特に何も買っていなかったので昼飯ついでにギルドに来ていた、そして依頼の合流席で
ご飯を食べていた、今回のメニューはまさかの
ステーキ、私は200g位、カリーさんは500gに
パンを食べている、こんなに食べてよくカリーさんは太らないな、そして昼飯を食べていると
「アンタらか?ダンジョンの合同依頼をしたのは?」
多分二十代前半かな?て位のイケメン青年が依頼書を持って話しかけて来た、そして青年はカリーさんを見ている、私はそうだと書いた、
「ふーん、まあいいや、それで?アンタら二人か?」
私は後三人居てもうすぐ戻る筈だと書いた
「了解、じゃあ昼飯ついでにご一緒しても?」
私は問題無いと書いた、でもコイツずっとカリーさんを見てる、まあ可愛いから分かるけどさ。
「、、だ、大丈夫です。」
「そして俺は化け物を倒したのさ!」
「そ、そうですか、、」
このイケメン野郎ずっと喋ってる、しかも私との
会話は最低限でカリーさんとずっとナンパ紛いの
会話をしている、正直こんなのと組みたく無い、
そうこうしているとリリアナ達がやって来た、
そしてリリアナを見たイケメンが一瞬ニヤリと笑った、
「エース、その人が合同の人?」
「これはどうも!俺の名前はローザンだ!
まさかこんな所で此処までの美女方と出会うとは!」
キッショ、やっぱコイツ冒険者じゃ無くて
ナンパチャラ男じゃね?コイツと組むの?
「そ、そうですか、それで其方のメンバーは?」
「もうすぐ来るだろう、そんな事より貴女の
お名前を聞いても?」
「、、コドマンです。」
「コドマン!良い名だ、所で」
そうしてこのナンパ野郎はカリーさんどころか
リリアナ達まで口説きだした、
(これが人間ですか、気持ち悪いですね)
突如アマネセルの声が響く、私は一瞬固まり慌て出す、
「どうしたんだコイツ、全然喋らないし変な奴だな。」
ナンパ野郎がなんか言ってるがそんな事はどうでも良い!何故アマネセルの声がする!人前じゃ
喋るなとあれ程!
(大丈夫ですよ、実は貴方を乗っ取ろうと
あれこれやっていた時にヘルムに使われている私の力を通じてこうして会話を出来るようになりました、ですので大丈夫です、あと視界も共有したいのでもっと力を抜いて下さい。)
絶対嫌、そうして体内のアマネセルと格闘しているとこっちに向かって女が3人程やって来た、
しかも全員際どい服装をしている、なんだ?痴女か?
「ローザン様、来ましたわ。」
「遅い」
そして全員席に座りチャラ男が紹介してくる、
「紹介しよう、この三人は俺のだ、
まずピンクのがフラス、青いのがファラン、
そしてこのビクビクしてる白いのがジェーンだ!」
コイツと組むの?本当に?一応全員熊級だが
ピンク以外は奴隷の首輪を付けられているし、
白い人は私達よりナンパ男を見て怯えている、しかも服の隙間から傷が見えるし、可哀想に。
そして私達はダンジョンについての話をしている、
相手のパーティーはナンパ野郎とフラスさんが前衛でファランさんが魔法使い、そしてジェーンさんは
罠を見抜くレンジャーらしい、そしてさっきからこのナンパ野郎はダンジョンの話には加らずずっとカリーさん達を見たり話しかけたりしている、私が今まで組んで来た冒険者の人達って
聖人揃いだったんだな、、獄の森を出て初めて組んだ冒険者がコレだったら闇堕ちしてたかもしれない、そして
「ジェーン、水、早く」
「ヒ、は、はい、」
これだ、このナンパ野郎は多分分かってジェーンさんを指名して色々させている、
飲み物位自分で持ってこいよ、そしてジェーンさんが飲み物を持って来た、だが震えていたせいか
ジェーンさんは転んで飲み物をこぼした、そして
ナンパ野郎に飲み物が掛かる、
「あ?この役立たずが!」
「ヒィ!ど、どうかお許しを!」
そしてナンパ野郎はジェーンさんを殴ろうとする、
流石に止めるか、私は振り下ろされる拳を止ようとするが
「やめてください!」
「あぁ?なんだお前?」
なんと近くにいたカイル君が止めたのだ!
「何も殴ろうとする事無いでしょう!」
「コイツは奴隷の分際で俺に水を掛けたんだぞ!」
「だからって殴るのは駄目です!」
「お前ごときに指図される覚えは無い!」
そしてナンパ野郎はカイル君を突き飛ばした、
お?私の仲間に手を出したな?よし戦争だ、私は立ち上がる。
「なんだ?テメェも俺とやる気か?ロクに喋れもしない雑魚が、引っ込んでろ!」
うーんどうするか、殴り飛ばしても良いが
コイツ貴族か?わからん、書いてみるか、私はフラスさんに質問した、
「、、はい。」
そうかぁ、また面倒な事になるなぁ、まあ良いか、
私はナンパ野郎を殴り飛ばした、
「なあ!?」
「え?」
「ちょ!」
「早過ぎだよぉ!」
うーんスッキリ!ナンパ野郎は殴られてまさかの
涙目になりながら喚き出す
「貴、様!この俺を殴るとは!俺はハーバー家の
貴族の長男だぞ!平民ごときが!この俺を!」
でもこっちも仲間を殴られたからねぇ、自分の行いは帰って来るって言うし、そんな事を書くと
ナンパ野郎は真っ赤になり怒り出し剣を抜いた、
どうやらヤル気らしい。
「この!雑魚が!」
そしてナンパ野郎は切り掛かって来るが
剣術のけの字も無い乱雑な振りだ、コイツ本当に
熊級か?私はナンパ野郎の剣を奪い、
足払いをして転ばす、やっぱ地位を買ってるだろ、
「お、覚えてろよ!行くぞお前達!」
そしてジェーンさん以外がどっかに行った、
うーん、こりゃ揉めそうだなぁ、公爵に迷惑掛けたく無いし、確かハーバー家だっけ?カチコミ掛かるか、
(、、、、、その、何と言うか、エース•レスト、貴方はヤバいですね、、流石にドン引きです、
いくらコネが有るからって、、、私はこんなのと
旅をするのですか、)
ふふ、気付くのが遅いぞ、そしてお前は逃げられ無い!まあそれはさておきどうするか、ナンパ野郎はジェーンさんを置いて行った、うーんどうするか、
「どうするのエース君?多分ジェーンさんは
奴隷よ?」
サリーさんが聞いてくる、うむ、成り行きとは言え
結果的に助けちゃったし、、そう言えばこの人は
レンジャーか、私はジェーンさんに
ダンジョンの罠は分かりますか?と書いた
「!は、はい!分かります!ですからどうか
お助けを、、」
ジェーンさんは土下座する、まあこのまま行けば
この人は良くて奴隷悪くて死刑だからな、、
、、良し!仲間にしよう!私は仲間になりませんか?と書いた
「ぜ、ぜひ!お願いします!何でもします、ですからどうか!。」
良し、今までパーティーに足りなかった罠発見マンが加わったぞ!問題は有るがまあ大丈夫だろ、
良し!
そうして私達は宿に戻り今後の予定をねるのだった。
主人公はバカです、勉強は出来るし地頭は良いがバカです、知力52




