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尻拭い (バーグ視点)

「くそ、何が起こった、全隊報告!」


俺、バーグ•レストはそう叫ぶ、だが返答は無い、

逸れたか、よりにもよって指揮官の俺が飛ばされるとは、あれは間違い無く転移の魔法陣だった、

俺は立ち上がり周りを見る、旧王城には入るのは

初めてだがそれでも周りの金銀財宝が此処が宝物庫ってのは分かる、場所は知らんが建物の一番頑丈な場所だろうな、そうして俺は歩き続ける、それにしてもやけに広いな、数百年前のお貴族様は随分と溜め込めたらしい、だが不思議だ、此処が宝物庫なのは分かるがどうしてこんなに金銀財宝がある?

旧王城は普段強力な結界で閉ざされていて中に入れるのは高位の魔法使いか帝国皇族の血を引く

人間だけだ、それに此処は何だか不快な感じがする、そうして警戒しながら歩いているとだだっ広い

空間に着いた、奥には巨大な騎士の像も見える、

そして中央には、


「ようやく来られましたか、兄上」


「やっぱり生きてたか、この愚弟が、」


そこには剣を持った無表情で薄気味悪い弟、デールが居た、やっぱり生きてたか、嫌な予感は当たるもんだ。


「デール、お前どうせ化け物側だろ?このまま黙って殺されるなら苦しませずに殺してやる。」


「フン、兄上こそこのまま自死すれば何もしませんよ」


俺達は互いに武器を構える、


「分からず屋の弟には躾が必要だな?」


「責務から逃げた兄上こそ躾が必要かと」


しばし沈黙が流れる


「「死ね、クズが!」」


俺は早速孫からパクった毒袋を投げつける、

だがデールはそれをあっさり回避する、俺はその隙に接近し斬り合う、


「早速ですか、相変わらず兄上は手癖悪い」


俺が知る限りコイツは兄貴と同じ体じゃ無くて

頭で戦う人間だ、そして剣才も無い、だが衰えたとは言え俺とやり合えてる、つまり


「悪魔に魂を売ったか!この馬鹿野郎が!」


「それに何か問題が?」


俺は隙を付いて蹴り飛ばす、デールは騎士の像にぶつかり体制を立て直せずに居る、終わりだ、俺は愚弟を殺そうとすると悪寒が走る、俺は咄嗟に下がる


「やはり貴方は凄いですね、良いでしょう、

私も本気で行きます」


突然デールの顔が歪む、そして体が絶対に曲がらない方向に曲がり体が変異していく、

こ、いつ、本当に魂を売ったのか、そして愚弟は

無数の触手が背中から蠢き、まるで虫みたいな

顔をしている


「如何ですか兄上!これが我が主から与えられた

真なる肉体!」


「ああ、お前にはピッタリな醜さだよ、」


クソ、虫は嫌いなんだがな、しょうがねえか、俺も本気を出すか、コイツの雰囲気はざっとレベル50は有る、俺も鍛え直しているとは言えレベルは43、

レベルは負けてるが俺には経験が有る。


「俺がどうして三剣なんて言われているか教えてやる、(真剣創造)!」


そして俺を中心に3本の剣が現れる、これを使うのは本当に久しぶりだな、


「兄上、、死んで下さい」


「嫌だね!」


そうして再び斬り合う、俺の(真剣創造)で造られた三種類の真剣達はデールを囲み切り裂こうとするが化け物になったデールはそれを触手で捌きながら俺と台頭に斬り合っている、そきて次第に俺が劣勢になっていく、


「どうされたのです兄上?昔の貴方なら今の私など殺せている筈ですが?」


「は!暇なお前と違って子育てに夢中でな!」


俺は足でそこら中に落ちてる金貨をデールの顔に

投げつける、そして3種類の真剣を一つにまとめ

一つの大剣を作り俺の攻撃と同時に叩き込んだ、

そしてデールの剣を叩き合る、そしておまけに

毒袋を顔に投げつけるが


「ぐぅぅ!舐めるな人間が!」


デールは力に任せて俺を吹き飛ばし財宝に山にぶつける、グァウがぁ痛ってぇなぁ!

そして先に立ち直ったのはデールだった、 


「このゴミムシが!神から貰った我が肉体を

傷付けるとは!死ね!死ね!死ね!」


デールは触手と拳で馬鹿みたいに重い連打をしてくる、俺は真剣と盾で防ぐので精一杯だ、


「死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!

この世から消えろ!」


そしてデールは両手を組んで大きく振り上げる、

此処だ!、俺は触手の攻撃を受けながらも

真剣で、補助しなが、デールを蹴り飛ばす、デールは数m吹き飛ばされる、そして俺は直ぐ飛んで

デールに接近し


「(一真切り)!」


スキルで左腕を切り落としたが殺す事は出来なかった、そして両者距離を取り睨み合う


「あぁあああああ!私の腕が!痛い痛い痛い痛い!」


「へ!ようやく感情を取り戻したか、」


「殺してやる!殺してやぞ、バーグ!」


「やれるもんならやって見ろ!デール!」


デールは触手を一纏めにして巨大な剣を作り出し

こちらに向かってくる、俺は正直限界だが

我が孫がアマネセルを倒すのにコイツは邪魔だ、

それにこの愚弟がこんなのになった責任を取らなきゃなねぇ、俺も限界を越えよう、


「デール、今楽にしてやる、、(剣王)!」


そして俺の片手剣に赤い力が纏う、(剣王)、

そのスキルの効果は自らの真剣と精神と魔力を限界以上に力とし文字通り()()()()己が剣を強化する、持って50秒って所か?

十分だ!


「死ね!バーグ!」


「消えろ、デール!」


俺達は決死の覚悟で斬り合う、


「グガガアアアァ!」


デールは俺の左腕を切り落とす、まだだ!

俺は斬られた腕を使いデールの増えた目玉に

血液をぶっかけ、怯んだ所に足を切り落としそして蹴り飛ばす、それと同時に俺も飛ぶ、


「死ね、愚弟。」


そして俺は



デールの



弟の首を



切り飛ばした。




「にい、ち、ゃん、」


「この愚弟が、先に地獄で待ってろ、兄ちゃん達も背負ってやる。」


デールは目を閉じた、そして別れた体も灰に無くなった、、俺は弟の折れた剣を拾い上げる、

それは昔誕生日にやった剣と同じ物だった、

アイツは、、デールはどうしてあんなになっちまったんだ、、、、昔は不器用だが良い奴だったのに、、、

俺は泣き崩れる、


「馬鹿野郎が!」



そうして暫く泣いた後俺は立ち上がり弟剣を懐に入れる、味方と合流しなければ、、

アイツらは俺の指揮を必要としてる筈だ、


そうして俺は進むのだった。


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