53話 旧王城攻略戦
私達は駐屯地正門の前で立っていた、今から
アルバ公爵の演説が始まる、今回も総指揮は爺ちゃんだ、そして悪魔共との決戦が始まる、
「今日まで戦い続けた勇者諸君!これが最後の戦いとなるだろう!旧王城を占拠している悪魔の軍勢はその傲慢な野望により愚かにも我らの首都を
ダンジョンへと変貌させ皆の住む人類世界への
侵略を企んでいる!そんな事は決して許されない!我ら評議国防衛軍は旧王城への攻撃を仕掛ける!
目標は首都ダンジョン化の阻止及び化け物の首領、
アマネセルの討伐で有る!全軍、出陣だ!」
「「「ウオオオオオオオオオオ!!!!!!」」」
遂にアマネセルが居ると思われる旧王城への攻撃が
開始されたる、今回の作戦は特に無い、
なんせダンジョン化とか初めての事象で全く分から無いからそれっぽい所が有れば各自魔法隊の許可を得て破壊となる、そして首領アマネセルは
発見した場合は攻撃せず偵察に留められ、
実力者を集めて囲んで殴る、これが方針だ。
「全隊!まずは防衛陣地を築いている化け物共を
撃破するぞ!進め!。」
首都全域で戦闘は激化していた、旧王城への戦闘は此処だけではなく各地で起きている、現に生き残り達が我々攻撃軍に合流しつつ有り、私の数えでは
全軍総数が130人に膨れ上がっている、そして
私は敵陣に突撃していた、化け物の防衛陣地は
強硬だが魔法隊の事前攻撃に実力者の数的不利によりあっさりと突破して旧王城に接近していた、
「全軍!この先は旧王城広場だ!
偵察隊の報告では敵の実力者も多数確認されている!油断するなよ。」
そうして旧王城前広場に我々は到着した、そして広場には化け物共が集結しており軽く百体以上はいるだろう、だが引くわけには行かない、私は武器と盾を構えた、私の盾はエスフェルソに破壊されたが
軍属鍛治師達の再鍛造と基地の最高金属により
私の盾は更に強化され今構えている、今度は壊さないぞ、そして私は敵の実力者を見る、
実力者のオーラを持つ化け物は全部で四体、
それぞれ右翼左翼に一体ずつ、そして中央に二体の
布陣だ、
「スリッド隊は中央の二体を!ガウス隊は左翼を!他の隊は右翼の化け物を抑えろ、死ぬなよ!」
了解!ちなみにスリッド隊は私とスリッドさん、
カリーさん、サリーだ、そしてガウス隊はガウスさんにブレドさん、ロクサーナさん、そしてカイル君だ、
「来たな人間共!お前ら、此処が正念場だ!
愚かな人間共を殲滅しろ!」
中央のエスフェルソに似た化け物がそう言う、
そしてスリッドさんは全てを無視し指示をする、
「サリー、カリー、奥の杖持ちをやれ、死ぬなよ、他はデカいのだ、行くぞ。」
そうして戦闘は開始された、私達は雑魚を殲滅しながら中央の実力者に攻撃を仕掛けた
私は槍で切り掛かるがエスフェルソに似ている奴に塞がれる、
「貴様がエースか!我が愚弟エスフェルソを
殺したのは貴様か!ならばこの場で打ち取らせて貰う!トルエノス!二人でやるぞ!
我が名は攻め手のタレントン!死ね!人間!」
そうして戦いは始まった、
敵の実力者ことタレントンは4本の腕に
棘付きの巨大なトンファーを装備している、そして
エスフェルソとは違い鎧は派手だ、
「行くぞ!(剛双)!」
タレントンはそう叫ぶと全てのトンファーが回転し
雷を纏う、何それめっちゃかっこいいじゃん!
其方がその気なら私も本気で行こう!私は
姿勢を低くして回避しながら接近する。
「ちょこまかと!人間ごときが!」
、、、、、コイツ弱くね?、スリッドさん達に気を取られ過ぎて私の接近を防ぎ切れてない、
私はトンファーを軽々回避してタレントンの
足を切り飛ばす、鎧も脆いな、、萎えた、殺すか
私は鎧を駆け上がり首を取ろうとするが
「やらせんよ、脅威君」
もう一体の実力者、確かトルエノスだっけか?
がサリカリ姉妹の攻撃を躱しながら此方に物理魔法を叩き込んで来たのだ!、タレントンは大した事
無いが向こうは違うらしい、
「済まんトルエノス、こうなれば奥の手だ!
(先祖化)!(聖属付与)!」
タレントンの体が鎧を弾き飛ばし背中から巨大な
翼が生える、そして全身が巨大化し6m前後の
巨体が10mまで大きくなる、そしてトンファーが
白く光出す成程な、コイツは第二形態が有るのか、
「俺は出来損ないの弟とは違う!死ね、人間!」
「皆、指示は変わらない、エース君、やるぞ」
第二ラウンドが開始された
タレントンは私達にトンファーを振り下ろしてくる、私は回避し切れずに盾で防ぐが
「馬鹿が!死ね」
受け止めたトンファーの光が強くなる、私は
咄嗟に後ろに下がる、そしてトンファーは爆発した
成程ね、トンファーは回避に集中しよう、
そうして私達は再びタレントンに接近し槍を叩き込む、恐らくコイツは腕力や硬さが上がっているだけで反応速度は変わっていない、なら脅威は
トルエノスだけだな、私はスリッドさんにトルエノスを攻撃するよう伝えた、
「了解」
「俺とタイマンか?思い上がるな人間!」
タレントンはキレたのか私に攻撃を集中させるが
速度が大した事無いので全て回避し隙を突いて
一本腕を切り落とす、
「不味い、タレントン!一旦引いて体制を」
「この人間が!この俺の腕を!コロス!」
やっぱりコイツは馬鹿だ、エスフェルソを愚弟とか
言ってるがエスフェルソの方が絶対強い、
私はもう一本腕を切り落としそれを踏み台にして
飛び上がる
「な、この俺が?、イヤダ!イヤダ!」
タレントンは暴れる、コイツ本当にカスだな、
死ね、私は首を切り落とした。
「あの七光、いや雑魚が、結局カスはカスか、」
トルエノスの首にスリッドさんの大剣が迫る、
「すみません、魔神様」
トルエノスの首が飛ばされる、
どうやら勝ちみたいだな、だが仕事は残ってる、
そして一般兵達が抑えている筈の右翼を見ると
其処には化け物達の死体の山に堂々と立つ
アルバ公爵と爺ちゃんだった、
「終わったようだね、」
死体の山から降りて公爵がそう言う、どうやら
左翼のガウスさん達も終わったらしい、さすが!
「お前らも終わったのか!だが右翼は誰が殺った?まさかお前らか!?」
「勿論だ!案外行けたぜ?」
「ま、アレは一番弱かっただろけどね。」
やっぱ爺ちゃんと公爵ってすげーわ、
「よし!全隊!旧王城に突入するぞ!」
そうして私達は進むのだった。
トルエノスの身長は約250cm、見た目は鉄板が付いた魔法使い帽子に軽鎧、そして木で出来た大きな杖を使う、得意な魔法は雷系物理系。
エスフェルソは装備を整えれば魔法攻撃以外は良ボス
タレントンはトルエノスさえなんとかすれば裸攻略可




