第4話 成長
あれから早二週間が経っていた、
私はずっと鍛えており結果槍を両手で持てる様になり、また魔法もライトの魔法を3分位出し続けられる様になった、
今は爺ちゃんから槍の振り方を教えてもらっておりもしかしたら小型の化け物位なら傷つけれるかも知れないと爺ちゃんは書いた、
私はいつも通り爺ちゃんの狩り着いて行った時に
私はふと思いついた、
私も一人で狩りをすれば少しでも魔法の道具を買う足しに
なるかも知れないと、
幸い私は爺ちゃんから逃げ方と罠の作り方を
教わっていて小型の化け物も傷をつけれると言われもしかしたら獲物を罠に嵌めて
槍でチクチクすればいけるかも知れないと、
早速次の日に一人で森に入った、
森の少し開けた場所で罠を仕掛けた、
私はまず穴を掘って穴に削った硬い木と
森に生えていた毒草と毒キノコなど兎に角毒を入れて最後に夜ご飯の残りの肉を置いて
槍にも毒を塗り近くの茂みに隠れた、
それから二時間後、
、、、、掛かった、、、
罠に獲物が掛かった
獲物は中型犬位の化け物で口の牙が普通の犬の倍ある奴で鋭い眼光をしている、
私は獲物が罠に掛かった後直ぐに槍を構え、
化け物に突き刺した、
それは確かに刺さったと思っていた、
だが現実は甘くなく、8才のガキが振るった槍は
その犬の体毛に阻まれほんの少ししか刺さらない、
刺された犬は少し痛そうにするとこちらを睨みつけ
罠から出ようと更にもがき出した
それを見た私は怖くなり何度も何度も槍を刺した!
そうしたら徐々に化け物は動かなくなり遂に
死んだ!
私は盛大に喜ぶと此処は森だと思い出し直ぐに
化け物の死骸を持って屋敷に帰ったのだった
屋敷に帰ると私と化け物の死骸を見るや否や
使用人さんはびっくりし一人で森に入った事に
怒り、爺ちゃんは馬鹿笑いした後
化け物の解体を教えてくれると書いた、
そして化け物を爺ちゃんと解体していると
私は冷静になり思った、
化け物の体は槍の攻撃でズタズタで、既に
売り物にはならいないと一目で分かるくらいに
損傷していた、
爺ちゃんに解体途中にコレはいくらぐらいになると書いたら大体銅貨3枚が限界と教えてくれた
銅貨は大体一枚100円位なのでたったの300円となりあんなに苦労して化け物を狩ったのに
それでも子供の小遣い位にしかならないと
肩を下げると爺ちゃんは今度本格的に狩りの
方法を教えてくれると書いてくれた、
私は嬉しくなり一気に元気になると化け物の解体を
進めて、その後私は勉強に励んだのだった。
それからの私は爺ちゃんに狩りを教わり犬の化け物位ならそこまでズタズタにせず狩れるようになった
三ヶ月間が経った今では20体以上の化け物を仕留め
何とか銀貨3枚分のお金をゲットしていた、
まだまだ目標金額には遠く、更なる金策が必要だ、
何故私が金を貯めているのかと言うと魔法の道具を買うためで私が買おうとしている魔法の道具は
言葉を認識出来るようになる道具だ、
コレは大体金貨43枚、銀貨換算で430枚程の金が掛かる、
そのまま行けば4、5年ほどで貯まり成人するまでには貯まるはずだ、
それでも魔法の道具に使うだけで他の
旅支度の資金は全く足りておらず
謎の声が言っていた勇者の遺跡は此処とは別の大陸にあると言っていたので
船代など考えるとどうしても冒険者として一攫千金を目指さなければならない、
更にこの世界の常識は前世と似ていて何かが違う、
例えばこの世界の成人年齢は15才や中世なのに宗教が基本邪教扱いだったり評議国なのに貴族が居たりなど外の世界は分からない事が多すぎて
いくら冒険者と言ってもどんな常識や責任があるか
分からないため私は子供の内に何とか金を稼ぎたいと考えているだか所詮は8才の子供で外との繋がりも無い、出来る事はおそらくもう無い、
今の私に出来る事は己の肉体を鍛え筋肉をその身に
宿すことのみ、
そう私は考えて外へ鍛えに森に入るのだった、、
、、!、、魔法の練習もちゃんとしてるよ?、、、
そんな事で己を鍛える事早二年、
此処まで案外短かった、
そして今日は私の誕生日!だ使用人さんがご馳走を
作ってくれたりプレゼントをもらえる日だ!
前世では4歳位で誕生日プレゼントは貰えなくなったがこの世界では家族にプレゼントを贈るのは何歳になっても当然で私も今年は爺ちゃんに化け物の皮で作った帽子や
教科書の1等級魔法を全制覇した使用人さんに
2等級魔法の教科書をプレゼントしたりした、
魔法の教科書って高いと思っていたが僅か銀貨6枚
で購入できてこの世界に対する理解は更に分からないが
使用人の喜ぶ姿を見れて私は嬉しかった!
そんなこんな今年の私の誕生日プレゼントは
使用人さんが評議国と皇国の歴史の本をくれた!
そして今日のメインディッシュである爺ちゃんの
プレゼントは三金の書ことステータスを見れる本だ!
コレを待っていた!異世界に来たのに自分の
ステータスすら見られずに鍛錬する日々は
思ったより辛かった、、、
しかしこれで私のステータスが遂にいつでも何処でも見られるようになる!
早速開くと何も無い白紙だ、私が?を浮かべると
爺ちゃんは使い方を書いてくれた
まずこの本に血を一滴垂らしそれから髪を
細かくして血と髪を本にぬるらしい
これってハゲには無理なんじゃ無いの?書くと
爺ちゃんはハゲは血を10倍垂らせばいけると書いた
優しい世界だなぁ
そして私の血と髪を捧げ遂にステータスが表示された!!!
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エース • レスト
総合レベル7
槍レベル3
盾レベル1
罠レベル2
魔法レベル1
スキル
必殺スキル
なし
強化スキル
なし
常時発動スキル
(経験値取得量増加)
「説明」
スキル保持者とその仲間が
得た経験値を低レベルでも一定の経験値量に
上がる
(羅ミ䜌歟ヨ傻の加護レベル1)
「説明」
悪魔及び人間以外の種族に対する攻撃力が上昇
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何と言うかスキルがすっごい
爺ちゃんは怪訝そうな顔でステータスを見ている
職業レベルは盾と魔法が低いがそれ意外は
思ったより高くて素晴らしい、
そして珍しい常時発動スキルが二つも着いている事が私は嬉しかった、やっぱり転生したら
チートでしょ、経験値が一定まで上がるって事は
永遠に雑魚狩りすればスペックだけは最強って事じゃん
もう一つの常時発動スキルは文字化けしていて
スキル名が分からないが効果から察するに
謎の声の加護の可能性が高い、
もしかしたら謎の声が神様とか天使様じゃ無くて
地獄の帝王や悪魔かも知れない事を除けば
非常に満足いくスキルだ!
一方爺ちゃんは常時発動スキルが二個も得る事に
おめでとうと書いているが
その表情は変だ、おそらく二つ目の何かの加護の
せいだろう、爺ちゃんもこのスキルを読めない
らしい
そんなこんなで私は今日はウキウキで寝るのだった
、、、、、明日から更に楽しくなるぞ!、、、、